北のともし灯

キム・ヨンジャ 北のともし灯歌詞
1.北のともし灯

作詞:池田充男
作曲:徳久広司

降りつむ雪に ほろほろ赤い
そんな 小さな 酒場のあかり
あんた今夜は どうしたの
わたしの涙で よければ 癒してあげる
北のおんなが ともす灯は
生きる証の いのち火よ

しあわせうすい ながれの花が
咲いて 二た冬 ススキノぐらし
熱いお酒ね こんな夜は
あんたと一緒に しみじみ この盃で
北のおんなが ともす灯は
夢も心も あたゝめる

惚れてるくせに 惚れたと言わず
どこか 依怙地な 似たものどうし
話とぎれて 午前二時
あんたも辛いし ちょっぴり 私も辛い
北のおんなが ともす灯に
帰したくない 雪が舞う


2.雨の青山

作詞:池田充男
作曲:徳久広司

おまえがほしい 愛していると
耳にくちづけ さゝやくあなた
古い映画を 見るような
東京夜景に かくれた酒場
こゝは二人が いつも逢う場所
濡れて青山 濡れて青山 雨の夜

誰かのものね 好みじゃないわ
ブレスレットに 嫉妬(や)いてるわたし
くちに出せない にくらしさ
あなたの横顔 はじいて抓(つ)ねる
惚れたおんなが そうよ負けなの
泣いて青山 泣いて青山 雨の夜

色づき初(そ)める 欅(けやき)の並木
表参道 外苑あたり
歩きましょうか ほろ酔いで
それとも朝まで お店をかえて
帰りたくない 別れられない
揺れて青山 揺れて青山 雨の夜