1.未確認飛行物体接近中(急接近ミックス)
2.登場
3.見わまそう
4.大掃除
作詞:H.Sakakura・T.Kihara・K.Kagami
作曲:Zeebra
※この年末 今 世紀末 くらえ天罰 大掃除
この年末 今 世紀末 くらえ天罰 大掃除
この年末 今 世紀末 くらえ天罰 大掃除
この年末 今 世紀末 くらえ天罰 大掃除※
ハッハッ 又そればっか 幾ら立てど進歩しないSuckerMC
まじかっかするなんて大人気無い 大人じゃないんならばかわいげない
ジーブラ シに濁点 棒でフに濁点 ラは濁点無くて
完璧主義だから弱点 そんなもんは無くて 悲しくなる お前のライム甘くて
あーもうやだ 目の前に広がるのは荒野だ
まるでトムソーヤだ 冒険に続く冒険
それが条件 日本語ラップ開拓に貢献
O.K. 頭に情景 浮かべて合計 何人のラッパーが
ちゃんと韻踏んでるのか数えて見よう 多分かなり異様に少ないぞ
(※くり返し)
大器晩成の超大物 本物そりゃもう本当の
RAPの達人俺はじめる Sucker MC意識殺人
離さない耳わからせる意味 チャラチャラヘラヘラには食傷気味
重みなし地に足 ついてないな本当甘いな
そこのミニスカ ブーツにヘソ出す ギャルだまらす言葉出す
外見もいいけどおざなり内面 理解出来るのいつ来年
96年 流れは急流 集中強化お前必要か?
すぐ正当化するポーカーフェイスじゃ 追いつけない俺のペース
(※くり返し)
そろそろ潮時 ラッパーもどき諸君 最終警告
誰がその気かその気じゃないか だれがダサいか 一目瞭然
脳ミソ退化の気の毒Sucker MC'ばっか 内容の無い様なライムは却下
マジ チューバッカより理解不可能 意味不明の歌を
ライムの醍醐味 手を抜く粗大ゴミ
結局最後にシャイン送る涅槃 連れてかれた 位置に三途の川
誰も死後ろくな名前 とかもらわず
影の過激派 地球自由におびやかし中 死亡数 10
まさかの技にキャンプテン翼もイラつく百点のうまさ
言葉の化学を駆使したMC 地上に降りた最後の戦士
遺伝子が繊細 遺伝した天才 自然の変化 軽く盗る天下
世は満足じゃ 百万石の貫禄 誇る弾力性 (Yeah)
向こうにフローが着く間に そこらWACK MC達 大パニック
(※くり返し)
5.コードナンバー0117
作詞:H.Sakakura・K.Kagami
作曲:DJ Oasis
超原子力男の唸らせるノドと 届けるライムで送るまごころ
本邦初公開 輝く自己紹介で揺らすこの業界
Suker MC's皆殺しそうした後に恐ろしく挙げるノロシ
もし俺が総理大臣だったら教育大事にしたかった
溢れ出す脳細胞 開いて見ましょう ほら、頭蓋骨解剖
相棒DJオアシスのはじき出すDope Beat
イメージどおりの明治通りを 暴れん坊リリックで先に行く
骨付きカルビの焼き肉 超お気に入り
Yo! K Dub Shineにむやみに近づいちゃすげぇ危ない
不可能など無い私の辞書 見てみな無敵のエキジビジョン
ペンは剣よりも強し このまま黙って見過ごしても良し
今年は狙止をしたい 見えない権力破壊の可能性は大
弁解もう限界 急展開の変化 ちゃんとせんかい 90年代
117 時間知りたきゃ 117
金曜の夜 バンダナ締めてかなり本気 ここ六本木 見せる根気
俺の長年のキャリアが生んだバリア
そんじょそこらのラッパー等には 破壊不可能 ほんの束の間の隙
見せりゃつぎつぎと突き出す 言葉の武器
DISした無知の口 暗い内に狙い撃ち
一つ 二つ 三つ 四つ 五つ 六つ ブツブツ言う奴一人ずつ撃つ
それでもやるか 俺と張るか やる気あるか 無いならば今すぐ去るか
遥か彼方の方 想像以上の 超高速で吹っ飛ばすぞ
四次元空間と三次元の中間の 三、五次元で魔の三週間
飛ばされっぱなし メシ抜きで餓死 でもビシバシ嵐のように歌詞出し
バラバラにされたその後に串刺し そんな最後よりもまだマシ
高らかと笑う様はE.Honda 音楽業界じゃ前代未聞だ
間違った奴等に勝負挑んだ キング・ギドラが空高く飛んだ
117 時間知りたきゃ 117
金縛りなおもてなし 人でなしらしい怪しい話
シャインのライムで占う未来も ダイナマイトでないともうおしまい
極悪非道な奴らに微動だにしない 瞬間移動で乗る軌道
もう一度 一応二度目は 自動で一度目以上だキング・ギドラ
キング・ギドラ 溢れ出るオーラは自衛隊強化したってビクともせん
ハードコア路線 所詮 皆ただのアメリカ汚染
笑わせんな お前その歌詞 聞かされるこっちの方が恥ずかしい
才能ナシのくせに妨害 諦めな 辞めた方がいい
空襲警報 無駄な抵抗 作戦成功 無冠の帝王
K.O.勝ちしか関心ない ギドラが吐き出す斬新ライム
DJオアシスの刻むレコード ジブラとシャインも破壊者モード
偽者達には大騒音だ 空からの力 超音波
6.フリースタイル・ダンジョン
作詞:H.Sakakura
作曲:Zeebra
※フリースタイル・ダンジョン抜けて参上
俺が フリースタイル・ダンジョン抜けて参上
俺が フリースタイル・ダンジョン抜けて参上
俺が ジブラ リプレゼント キング・ギドラ※
低級なラッパーは永久に出られないこの迷宮
地図など見ず 増えていく傷 癒す 残った少量の水
静けさの中に潜んだ恐怖 捕まればすぐ人間ミートローフ
人肉100パーセント 相手の返答次第で
すぐさま戦闘モード 振り翳すスウォード
スキルなきゃ喉かっ切られ極楽浄土
そう それがラップ・バトルのルール
ろくな事言えずに只ラッパー振る奴は
瞬く間に悪魔に回り包囲されて生贄の用意
おーい その歌詞じゃレベル・アップ
しなきゃ埋められないぞ このギャップ
逃げてるだけじゃ出られない迷宮
止まってりゃ聞こえる不安な音色
刻 一刻と時間は経つ 震える足止めて餓死
するか歌詞 敵に突き刺し勝負
むき出しになった お前の感情
絶え切れるかこのフリースタイル・ダンジョン
(※くり返し)
まだ耐えてたか そりゃあご苦労 回り見渡せば無数のドクロ
こっち見て笑う つい注意払う いつの間にかお前の勇気さらう
変わりに植え付けられる恐怖心 はたから見れば超挙動不審
ズシンと突如のし掛かる重い鎧 ここで息途絶えた奴の呪い
疚しい魂がイカサマ師の様に 騙し騙し近寄り邪魔しにくるぞ お前の心を
ここは怨念が渦巻く所 ようこそフリースタイル・ダンジョン
韻踏む悪魔が住むこのマンション ラッパー宣言すりゃお前もすぐ住人
だけどその前に頭のチューニング フリースタイル・モードで大騒動
起こす自信無いならば程々にしときなよ そういう態度 自殺行為
只のスーアサイド だがプライヅ通すなら 力量実証できなけりゃ終了
ここで一生闘い抜くか 地獄へ行くか 悪魔倒し出口辿り着くか
(※くり返し)
又そこの墓地で墓参り
又そこの墓地で墓参り
又そこの墓地で墓参り
又だれかが死霊の仲間入り
7.空からの力(Part 2)
作詞:H.Sakakura・K.Kagami
作曲:DJ Oasis
空 空 空からの力
ジブラの悩みそフリースタイル・モード
キマッちまった後はいつもこの行動
シークレット・コード まるで暗号の様に
乱雑に羅列される単語 韻先行で繋ってく物語
その中に隠された意味染み込みます
耳澄ますと聞こえてくる ズールーの教えが降る
空 空 空から雲から 太陽から落とす宇宙の力
スーッとお前の頭ん中 分かったか 照準は定まったか
固まった思想で築く理想郷 先ずは爆破する東京の状況
消去するメモリーを選び 代わりにこの韻踏んだセラピー
空 空 空からの力
上空から邪悪な空気把握
重低音と言語の生む化学反応
固定観念 既成概念 破る体験ふまえ再建
最終兵器出すこの世紀末 結末はいつも正義が勝つ
大地と海 太陽の恵み 人を憎まず罪を憎み
頭相当にフラフラ 眩暈しそうでクラクラ
だけどライムならスラスラ出てくる理由
それはやっぱ比喩 使い分けたリリック 俺の超自由なスタイル
まるでガイルのソニック・ブーム かなり韻踏む そこは白昼夢
失われた大和民族の意地 貫き通すこの道
空 空 空からの力
頭脳旅行中 集めた記録 地獄の黙示録見抜く透視力
調子良く見える現実も 実は連日の演技中
三つめの目で見つめ 韻踏み メンタルな面ある三人組
日本列島誰の国 大統領のつかむ襟首
コケのむすまで待っては御陀仏われまくる
バブルかぶるトラブル 振るまで怒りうけるおしかり
雲の隙間から空からの光
計算された神の数学 返り討ちする悪魔の誘惑
不正許さねえ深い祈り 全ての力を人々に
空 空 空からの力
8.同(パート2)
9.星の死阻止
作詞:H.Sakakura・K.Kagami
作曲:DJ Oasis
都会の喧騒の中 忘れ去られた
やられた頭の構造が想像以上に蝕んでくこの地球
まるで舵効かなくなった気球
何処飛んでく どんどんと混んでく道路の
排気ガスが大気犯す 怪奇と化す
そこら中で落盤 科学が仕掛けた時限爆弾
ブワァーッとまさに爆発寸前 この星の命すでに風前の灯
腐った文明社会と自然の境 有り得ない和解
オゾン層破壊による温暖化 溶けそうだ 北極の氷山が
段々と水位は浮上 時は無情 気付くと水面も頭上
眠った野性の感覚揺さぶり起こす 余計な邪念 全てを振り落とす
思考正すために突く秘孔は鼓膜 まだまだここまでは序幕
字幕なんか無い しかと聞け さもないと落ちる天罰は死刑
不合格ならば消すと 神が人間に与えて最後のテスト
※近代都市の残した遺産 自然滅ぼし 事態は悲惨
星の死阻止 もうない時間 今問われる個人の倫理観
近代都市の残した遺産 自然滅ぼし 事態は悲惨
星の死阻止 もうない時間 今問われる個人の倫理観※
地球 太陽系 月の次の空気と水のある惑星
小学生にも一般知識 低意識からの悲劇 そこに一撃もう逃げ切れねえ
悪魔の狂った計画的犯罪 危険な階段残り時間無い
自分の考え持ち見る真ん前 見事な大人が 無責任
顔も超無表情 事務的に 環境汚染 核実験
いつも冷酷な奴権力握って 追う幻 先祖の面汚し 簡単に言や人殺し
もう耐え切れない辛抱 甘い話に隠された陰謀
また苦しくなる息 血の気も引き
危し気な時期 もうすぐ致死量 異常気象暑くなる予感
この間得体とか知れない丘向こう 母なる大地 近代文明の
いまいち粗末な未来視 適当な扱い 傷は深い 醒めていく言葉使い
限度を知らねぇ資本主義 ふざけ過ぎの外道に次々 打ち込む釘
(※くり返し)
10.地下鉄
11.スタア誕生
作詞:K.Kagami
作曲:Zeebra
スター誕生 無感情な商売繁盛
スター誕生 無感情な商売繁盛
スターになる夢見育った 素直でかわいい女の子だった
小さい頃からの固い決心 かなり熱心に歌とか徹し
高校出たと同時上京 故郷を後に大都会東京
情況良好 そろそろ2ヵ月 仕事選びもほとんど無差別
夜から朝までウェイトレスして通い続けたモデル・レッスン
迷いながら始めたコンパニオン 新しい住所雷門 そんなこんなで
半年も過ぎて彼氏もでき 目的二の次で
待ち合わせしてた新宿駅前 知らない男がいきなり
「ねぇ君かわいいね タレントなんない? CD出して ドラマとかもやんない?」
名刺差し出し終んない話 通行人達の止まんない足
甘い誘惑 頭空白 もしかしてこれ意外な収穫
スターになる夢見育った ただ人前で歌いたかった
その数日後かけてみた電話に 翌日面接 嬉しい展開
約束の時間3時に渋谷のハチ公 男は友達と
「すいませんね 遅れてごめんね 説明事項等 じゃあそこらへんで」
4、5分歩いた事務所の場所 入り口暗証番号付マンション
暗いエレベーター押す12階の一番奥 スタジオみたいな部屋に通され
紅茶だけ出され 「ちょっとここで」と待たされ
時計の針の音ばっかり 怪しいのかもこれ やっぱり
一瞬よぎったやめればよかった 思った時にはもう遅かった
カメラの男がひとり後もうひとり
太った顔した男がゆっくり笑って倒すテーブル
伸ばしてくる手がコートをめくる
小さく響いたあきらめの声 目の焦点遠くのほうへ
スターになる夢見育った こんなふうじゃなくてもよかった
それから3ヵ月後にはビデオの女王
しょちゅう深夜番組に登場 話が違うね少女の夢
カメラの向こうで痛めてる胸 なりたくてなった訳じゃない
まだ気づいてない この間違い
していい本番 いけない本番 夢と有名 困難な混乱
はたから見てりゃラージな暮らしも カードで買い物膨らむチャージ
派手な外見 髪の毛巻いて 化粧を落とすと顔色最悪
前の男に教えてもらった 早いの覚え性格とがった
半年経ったらお呼びもなくなり 取り憑かれてたね白い悪魔に
注射違反 スピード違反 さまよい続ける崩れる時間に
もうピリオドようやく終り 神経も弱い心臓止まり
20才前なのに痩せ過ぎ全身 独りで変死のリモコン天使は
スターになる夢見育った 光らされてるだけだった
スター誕生 無感情な商売繁盛
スター誕生 無感情な商売繁盛
12.行方不明
作詞:H.Sakakura・K.Kagami
作曲:K-Dub Shine
※誰かの夢が又 行方不明 悲観的思考で現実見つめ
後で付けた言い訳の説明 見失ったが最後 絶体絶命
誰かの夢が又 行方不明 悲観的思考で現実見つめ
後で付けた言い訳の説明 見失ったが最後 絶体絶命※
中坊の俺は渋谷のタワー オアシスとレコード探してたな
ライムヘッドと共にはまったクールJ 未だに聞けば身震いするぜ
ウーピーで買ったKissのカセットは
レッド・アラート、チャック・チルアウト
ヘッドホンで聞いて街を颯爽 と歩けばかかる“I Know You Got Soul”
十年前に買ったターンテーブル 今じゃ“Yo!”見れる東京のケーブル
街うろつけば目に入るタグ 溢れんばかりのダンサーの数
言葉の壁 完全に突破 増え続けるリアル・ヒップホッパー
動き始めたオリジナル・シーン ライブだってかなり盛り上がるし
ニューヨークから遠くこの東京 海を越え飛んできたその情報は丁度
俺の頭を直撃 気付くとそれが人生の目的 久々に見たビート・ストリート
脳のスクリーンの中でゆっくりと動き出す
あの頃の映像 忘れずにいつかきっと成功
ていうか肩でかかえ持ってたブーン・ボックス
歳は16 ヒップホップ中毒も
重症 渋谷が住所 現在音響研究所で誕生
満場一致 元反逆児 音の創る都会的感覚に自己を確認
歴史的作品 ランDMC、KRS、ラキム、チャックD
忘れる訳ねえ87年 今思い出してみてもヤバめ
上から下まできめてるアディダス まだ見た事もない動き編み出す
ウォークマンからブーミン・システム
しばらく絡むまでかかるミックス・テープ
時にはビーツ 時にはライム 集中しハマる Yo! Bボーイ・スタイル
深い意味知り韻に感動 秘密の暗号技術を完成
246抜け山手通り やがて脳裏にきつく焼きつく場面
今じゃステージの前の方 向かって立ってつかんだマイクロフォンで
“Yes Yes Y'all”完全燃焼 連戦連勝 すでに社会現象
(※くり返し)
13.真実の弾丸
14.コネクション
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