風船ガム

キャプテンストライダム 風船ガム歌詞
1.風船ガム

作詞:松本隆
作曲:永友聖也

バタバタと心の
扇風機がまわるよ
途切れた会話の
切り取り線 点 点

鉄棒に逆さまにぶら下がり
空色のキス

頑張れと走るスクーター
俺たちの日々も巻き戻る

風船ガム Ku-cha Ku-cha
駄洒落っぽく生きても
魂の切っ尖は
ピカピカに鋭い
風船ガム ぱちんって
弾けたら出かけよう
俺たちの美意識を
見せつけてやろうぜ

空っぽな気持ちを
息遣いで満たして
しぼんだ未来も
毬のように跳ねるよ

屈折で沈んでたまなざしさえ
もうピアノ線さ

流れゆく水を手にすくう
透明に澄んだ生き方を

あーパンクなチャンバラ
人生なんて
んー遊ばなくちゃ

息切れがOSの時代だね
絶望と痛みでフリーズさ
ざあざあと雨が注ぐ日は
上着脱ぎ君の傘になる

風船ガム Ku-cha Ku-cha
ポケットは空っぽ
百億YENつまれても
プライドは売れない
風船ガム ぱちんって
割れたならまた噛む
噛むほど味の出る
しぶい奴気取って
俺たちの美意識
つらぬいてやろうぜ


2.夏のカケラ

作詞:永友聖也
作曲:永友聖也

遠路はるばる僕の部屋に来てくれてありがとう
お茶もゲームも無いけれどマンガとギターでおもてなし
何気ない日曜日の午後 子供達の遊ぶ声
ホットケーキを焼いてみようか それとも何か買ってくる?

懐かしい匂いがして 夏のカケラが君に
木漏れ日の形して 年をひとつ取らせてゆく

何の準備もないままに遠い遠い旅に出る
君に残す言葉なんて「アリガトウ」や「サヨウナラ」や
ありきたりのものばかり
君に何か伝えたいよ とっておきの一言を
君に何か言ってあげたいよ 当たり前の一言を

見た事のない顔で すれ違う人達に
夏のカケラ降り注ぎ 年をひとつ取らせてゆく

懐かしい匂いがして 夏のカケラが僕に
木漏れ日のフリして 年をひとつ取らせてゆく

いつか僕らこの場所で同じ未来に会いましょう