人生に乾杯を!~別れの曲~

コーヒーカラー 人生に乾杯を!~別れの曲~歌詞
1.人生に乾杯を!~別れの曲~

作詞:仲山卯月
作曲:仲山卯月

別れの時は近づいてる 抜け殻みたいな太陽抱き締めて
見飽きたこの街で杯を交わす 勝ち組 負け組
人によっては色々あるけど

つまらない区別や劣等感も ごちゃまぜにとにかく歩いた月日
俺たちはそうさ トムソーヤじゃないか 無限のネオンに漕ぎ出していく

ああ いつの間に流れ行く毎日が雲のように
風のように鳥のように飛んでいく

あなたに乾杯しよう乾杯しよう乾杯しよう
戸惑いを飲み干して またひとつ酔えばいい
別れの悲しみを寂しさを切なさを背負うたび人は皆 人生に慣れていく

あの頃のことを覚えているかい 真っ赤ッ赤な目をして朝日を数え
無理だって誰もが言えないような リベンジ誓った あの顔つきのまま

ああ 広い海 目の前に潮風に立ち尽くす
目を伏せず蜃気楼焼き付けて

みんなで乾杯しよう乾杯しよう乾杯しよう
青春がプカプカと泡になり はじけ飛ぶ
今日の日を忘れない それぞれに抱き締めて
強くなる 俺たちは 人生を手に入れる

最後に乾杯しよう乾杯しよう乾杯しよう
胸の奥 秘めた事 今夜なら言えるかな
時には叫びあいハシャギ合い競いあい
裏切りも少しだけ 人生はチャンポンさ

必ず乾杯しよう乾杯しよう乾杯しよう
この次に会う時は指を差しからかおう
いつの日か夕焼けの帰り道 眩しげに
振り返る我が道に人生に乾杯を!


2.春

作詞:仲山卯月
作曲:仲山卯月

校庭の隅に残る雪を日差しが融かし
作る水溜りは空へと繋がる窓

白いボール小さくなる 暮れてゆく僕らの時間

春 別れの季節 何度も何度も手を振った
ああ何だか「さよなら」とは素直に言えずに
春 桜の季節 何度も何度も手を振った
ああどうして 楽しかった事ばかり思い出す

いつしか胸の中はあの娘で一杯だった
振り向けば仲間の顔 恋の傷を癒す

思いのまま突っ走った 汗と散る僕らの月日

春 桜の季節 何度も何度も手を振った
ああアナタはあれからどう過ごしているのだろう

四月の風がページをめくる
こぼれた涙 思い出に変える

三十路過ぎて日々は ぼんやり過ぎてゆく
見上げれば並木道 今年も花が咲く頃

春 別れの季節 何度も何度も手を振った
ああ誰もが 戻ること無い時間を重ねて
春 桜の季節 何度も何度も手を振った
ほら一面 薄紅色 道行けば春の日