霙-mizore-

サガユウキ 霙-mizore-歌詞
1.霙 -mizore-

作詞:サガユウキ・井手コウジ
作曲:サガユウキ

雨まじりの雪が 二人、冷たく包む
胸の奥で凍りついた 幾千の声

誰かの優しさ傘にした時もあったけど
君に触れた温もりが 指を伝う

※霙、舞い落ちる季節に
君の痛みを溶かして
雪になれない泪粒
僕が手にしよう
霙、降る空に※

「欲しいものは見えないもの」 そう言ったけど
今じゃそれも奇麗事と 笑い和えるよ

未来を重ねてみる度に 馴れた感覚で
悦びすら忘れるほど 満たされてく

霙、降り出した季節に
二人心響かせて
いつか目に見えない傷を
僕が受け止めよう
霙、積もる夜に

残る小さな灯火を
此処でずっと見守るよ
遠く明日へ届くまで
僕は唱うだろう

(※くり返し)


2.銀河の夢

作詞:井手コウジ
作曲:井手コウジ

僕が見たあの夢は 星くづのように散らばって
遠ざかる靴の音に掻き消されてく

君だけを守るとか 言うだけはいつも容易くて
零れてるその泪さえも拭えない

戸惑いが 胸をちくりと 刺し続ける

ああ あの夏の夜空に 流れてた
星は哀しみを連れて行った
ああ そして僕らだけが 大人へと
時に急かされて歩いていた
宛ても無く

色褪せた景色達 どうと吹く風に飛ばされた
忘れたいことばかり 残ってしまう

静けさが 耳に響いて ふいて泣いた

ああ 君と僕の今が 幻で
嘘で汚れても此処にいよう
ああ 何もできないこの歯痒さの
もやが透けるまで 夢を見よう
寄り添って

ああ あの夏の夜空に 流れてた
星をもう一度 追いかけよう
ああ 銀河を越えてゆく 鉄道が
見えた気がしたら 泪、拭いて

ああ そして瞳にただ この夜を
無くさないように焼きつけよう
いつまでも…