ロングロード・オデッセイ

サクラメリーメン ロングロード・オデッセイ歌詞
1.サイハテホーム~album ver.~


2.黄昏オレンジ

作詞:小西透太
作曲:小西透太

黄昏 お別れ この街をゆらりるらり
彷徨い 浮かんだのは 悲しい色じゃなくて…

夕焼けに追いつけと走った街の中
坂を上ればオレンジ模様 もうすぐ夜が来る
疲れた君は座り込んでしまった
その景色をできるだけ長く覚えておこう

黄昏 お別れ この街をゆらりるらり
彷徨い 浮かんだのは 悲しい夢じゃなくて…
黄昏 お別れ この街をゆらりるらり
彷徨い 歪んだのは 悲しいことじゃなくて…

「じゃあ 何だ!」

黄昏 お別れ この街をゆらりるらり
彷徨い 浮かんだのは 悲しい色じゃなくて…
黄昏 お別れ この街をゆらりるらり
彷徨い 歪んだのは 悲しいことじゃなくて…

夕焼けに追いつけと走った街の中
坂を上ればオレンジ模様 もうすぐ夜が来る


3.飴玉

作詞:小西透太
作曲:小西透太

飴玉を舐めていました ゆっくり味わえるように
溶かしながら 溶かしながら 舌の上を転がして
妄想が飛んでいきました あらぬ方向君のもとへ
溶かしながら もうすでには呑み込んでやりたくなりました

眩い影が僕のすべて 光ではないけれども
いつしか僕はジャンキーのように君を求め続けていくのね

飴玉を舐めていました ゆっくり味わっていたのに
溶かしながら 欲に負けて 唾とともに呑み込んだ
3秒で後悔しました 嗚咽したところで遅く
失ってしまった 君を食べた それはそれで嬉しくなりました

眩い影が僕のすべて 光ではないけれども
いつしか僕はジャンキーのように君を求め続けていくのね

「ハイ、ハイ」

眩い影が僕のすべて 光ではないけれども
いつしか僕はジャンキーのように君を求め続けていくのね

そんじゃバイバイ じゃあねバイバイ 君を求め続けていくのね

「ハイ、ハイ」

飴玉を舐めていました


4.JOURNEY(じゃあね)

作詞:小西透太
作曲:サクラメリーメン

ある人が言いました「何もかも0になればいいのに」
なんてくだらなくて泣きそうな願いだろうか

素晴らしい世界ってそれはきっと言葉もなくて
名前もなくて ましてきっと 答えなんてない

※「じゃあねまたね」って追いかけた少年時代に
今になっても呆れるくらい捕らわれてるんだ
それでも「じゃあねまたね」って僕たちは今日も交わしてる
触れて 揺れて 壊れて 交わす “シーユーアゲイン”※

ある人が言いました「誰もがみんなボクを忘れてほしいんだ」
なんて都合良くって泣きそうな願いだろうか

否定なんてしないさ 僕もどっか思っているし
戻れるなら 戻りたいと思うんだ

「じゃあねまたね」って追いかけた少年時代は
今になっても呆れるくらい輝いてるんだ
それでも「じゃあねまたね」って僕たちは明日も交わしてく
触れて 揺れて 壊れて 交わす “シーユーアゲイン”

(※くり返し)


5.香水のうた

作詞:小西透太
作曲:小西透太

「最近流行のブランドもんの香水がとてもいい香りがしてね
お気に入りなんだ」って君が言ってたなぁ
「そんな人工の香りよりもありのままの君がいい」
なんて言ったらまた呆れた顔するんだろ?

何なんだ!? 街を歩いてたら目の前のショウウィンドウに
並べられてるんだよな ホント参るよなぁ
だからと言って 友人たちとそんな会話になった途端にさ
僕はその香水の名前を使うんだ

君の香りがまた変わる その辺の皆様と同じ匂いになる
それを君が嬉しいと言うなら僕は何も言わないから 傍においで

化粧してる君も好きだけど風呂上がりの君がいい
「変態さん」だなんて そんなつもりはない
今日はそんな君と一日 裸で抱き合っていたいのさ
何にも覆われない僕と君で

何にも覆われない僕と君で


6.YOU

作詞:小西透太
作曲:小西透太

雨が降るでもない 曇り空の下で
ふと君との出逢いを思い出しました

引き合うかのように 二人好き合ってさぁ
今思えば僕は えらく強気だったね

風が吹いて 時を感じて
君が居ないことにも慣れてきた
たまに友人から近況を知らされる度
こんな想いを繰り返してしまうけれど

君が君らしく 毎日を送っているんならそれでいいけど
あれから恋人なんかは どれくらい出来たんだろうかな?

そう言えばもうすぐだな さよならした日は
きっとそのせいだ いつもの僕じゃない

「一番端の引き出しには」
いまだに君からのプレゼント」
そんなこと言ったら君はどんな顔するのかな
聞きたいことは山ほどある

君が君らしく 毎日を送っているんならそれでいいけど
たまには僕を恋しく思い出してたりすればいいな
だからって別に今でも君を愛したいわけでもないから
明日になればきっと忘れるさ 好きだった君のコト

君が君らしく 毎日を送って 幸せだったならいい
嫉妬心も少しはあるけれど それをやっぱ祈ってるよ
そして君らしく 僕も僕らしく 別の道を歩んでく
またどっかで思い出してしまうんだろうな 好きだった君のコト

それではその日までさようなら 好きだった君へ


7.マーガレット

作詞:小西透太
作曲:小西透太

あの頃僕らは帰り道 わざと遠回りをしては
とっておきの場所へ行き 秘密の景色を眺めてた

あの頃僕らは二人きり 海を見るのが好きだった
たくさん話をしながら 今も全部覚えてる

「“幸せ”の在処は何処だろう?」って 笑い声と一緒に探したね
それはすぐ傍にあったのに気付かずに

ただ願ってたんだ このまま時よ止まれ
未来なんて僕はいらない 二人で海を見ていたい
でも僕らはきっと大人になってしまうんだろうね
精一杯の想いを込めて歌に変えていく

子どもの僕らはいつまでも 当たり前を信じていた
「変わらないでくれないか?」 ずっとこうしていたいんだ

時の流れがやたら速くって 置いてけぼりを喰らわされそうで
必死で君を繋ぎとめる言葉を探すんだ

ただ抱きしめたくて 最後の夜に君を
連れて行くよ 二人だけの 大切な青の海へと
そして今こそ言うよ 緩やかな波のリズムで
精一杯の言葉を込めて歌に乗せていく

ただ願ってたんだ
ただ願ってたんだ このまま時よ止まれ
未来なんて僕はいらない 二人で海を見ていたい
でも僕らはきっと大人になってしまうんだろうね
精一杯の想いを込めて歌に変えて

精一杯の想いを込めて花に代えて 君に届け


8.ピエロ煩悩

作詞:小西透太
作曲:小西透太

娑婆ダバ 独りぼっち 未来よどうか幸福に
なんて僕ちっぽけなんだ 誰にも会いたくない気分
微笑ってる 奇妙な仮面 今日から僕は悲しい道化
眠ってタイ 弱いんじゃナイ 縛られたほうが動きやすい

離れない 顔が痛い 何?これ?もしかして悪い病気?
そうではない? じゃあお医者様 この仮面を剥ぎ取って頂戴
街ン中で皆願い 世界が平和になりますように
晒って見タイ 無理なんじゃナイ?
出来るならどなた?何処?何時?何秒?

まるですべてが糸でくっついてるかのようだ
絡み合ってしまって 不思議なほど同じ場所へ向かう
救いでも 破滅でも 僕も連れてってくれないか?
震える本能がさ 僕に囁くの「痛い痛い孤独は痛い」

あなたが僕を見て 「優しい顔ね」 と誉めるでしょう?
そしたらさあなたを見て 「君も素敵」 とほざいてみよう
簡単レシピ 3分でいい それだけで大抵は切り抜ける
飾ってんのよ? 当たり前じゃナイ だから僕は道化になると決めたから

これじゃ痛みはキリもなく続くんじゃないの?
ピエロ煩悩がさ 耐え切れなくなりそうだ
何もかもが泡になって消えるなら
傷つくコトさえも怖くないと言えるかな

街ン中で皆願い 世界が平和になりますように
晒って見タイ 無理なんじゃナイ?
出来るならどなた?何処?何時?何秒?

まるですべてが糸でくっついてるかのようだ
絡み合ってしまって 不思議なほど同じ場所へ向かう
救いでも 破滅でも 僕も連れてってくれないか?
震える本能がさ 僕に囁くの「痛い痛い孤独は痛い」


9.モノローグ

作詞:小西透太
作曲:小西透太

夜に呑まれてく 青たちや僕たちは
泣いているのか 笑ってるのか
何度も繰り返し打つ波は
僕たちの足跡を消していく

※また何処かで誰かがヒザを抱え泣いているよ
孤独に負けそうな夜こそ その人のため歌うよ
君を守りたいと思う「想い」で僕は守られる
そしてずっと続いてく誰に届くでもないモノローグ※

交差点の信号が赤や青、黄色に変わる
それぐらいにシンプルで
善だってアクであり 悪だってゼンである
故に僕らは繰り返す

(※くり返し)

なんでこんなに苦しいんだろう なんでこんなに寂しいんだろう
なんでこんなに美しいんだろう なんでこんなに素晴らしいんだろう

(※くり返し)


10.コロナ

作詞:小西透太
作曲:小西透太

何をそんなに焦ってんだい? もっとゆっくり生きればいい
他人の歩幅は気にせずに 君らしく居ればいいさ

何をそんなに悩んでんだい? もっと自信を持てばいい
眩しいと日影に隠れてちゃ 誰も君を見つけられないだろう

無理矢理に答えなんて 一つには決められないよ
幾つもの選択肢の中から
正解を作り出すのは これからの君次第

一人一人の僕たちが 望む未来は違くても
共に歩んでた道のりは 変わる事などなく
一人一人の僕たちが 望む未来は違うけど
いつもそう 繋がっていくんだ

何をそんなに泣いてるんだい? 自分は何も変われてないって?
まだ朧気だけど夢がある それはかなり大きな進歩だと思う

進むべき道の方向が“分からない”そんな時は
君が一番好きな歌を唄おう
後悔を一歩に変える 勇気の歌

一つ一つのメロディが 紡ぐ未来は違くても
笑顔のための涙なら 止める訳などなく
それでも辛い悲しみは 一人で抱え込まないで
時々はこの場所へ帰ろう

一人一人の僕たちが 望む未来は違くても
共に歩んでた道のりは 変わる事などなく
一人一人の僕たちが 望む未来は違うけど
いつもそう 繋がっていこう

一人一人の僕たちは
いつもそう 繋がっていこう


11.満月

作詞:小西透太
作曲:小西透太

あたたかいスープとふかふかのシーツに
くるまって眠りましょう
冷たい音がするから

夢で逢えたら嬉しいんだけど
欲張りはしないから
せめてあなたもお元気でいて欲しい

外は満月 こんな夜には
一人ぼっちを思い出して
泣きましょう 泣きましょう
眠りに就くまでずっと

笑顔の綺麗なあなたが好きだったよ
思い出はいつもいつも
美しすぎて辛いけど

外は満月 こんな夜には
一人ぼっちが悲しいから
泣いてるんじゃない 私には
あなたが今 笑ってるかが分からないから

それでも満月 こんな夜には
あなたの事を思い出して
泣きましょう 泣きましょう
眠りに就くまでずっと ずっと


12.ロングロード・オデッセイ

作詞:小西透太
作曲:小西透太

僕が伝えたいコトって 思った以上にシンプルで
君に届けたい想いにも似てる
分かりかけてる気がする 僕は何もしようとしてないな
だから少しやってみるよ

たくさんの悩み抱えたって 僕ら乗り越えてきた
一人でも大丈夫 上手くやってみせるよ

※そしてまた僕は行くよ 先も見えない世界へと
「走り出すんだ」自信もある 不安要素などひとつもない
追い風に身を任せればいい たまには舵をとればいい
弱音吐いたりもあるけれど それさえも 夢へのまた前進※

旅立ちを決めた時って 人は強気になるもんなのか?
驚くほど 今は前向きで
ただひとつ気がかりなのが 僕を育ててくれた街に
さよならを言わなきゃいけないな

最後の夜にドアを閉めて 見渡した外の景色が
何よりも優しくて、切なくて、寂しいよ

それでもまた僕は行くよ 思い出をカバンに詰めて
涙くらいは仕方がない 流してまた強くなればいい
向かい風に身を投じはしない そん時こそ舵をとればいい
「さよなら僕は旅立つよ 約束しよう 夢へとただ前進」

(※くり返し)