暫存

シュノーケル 暫存歌詞
1.さみしんぼ

作詞:西村晋弥
作曲:西村晋弥

点を線で つなぎ止めときたくて 今も
耳障りな テレビやクーラーを 切ってしまった

友との長話に 読み終えた小説に
鍵を掛けた引き出しに あなたが詰まっている
物憂い日常と 肌で感じるのも
広すぎるこの部屋じゃ 息が詰まったから
今さら駆け出す夜道

地図だとかコンパスは 僕の中にあるんだ
目障りな 喧騒や想像を ポケットにしまった

乗り損ねたバスに そこらじゅうにあるベンチに
霞んで見える陽炎に あなたが座っている
この広い世界で 君以外見えないのは
音のないあの部屋で 声が遠くなったから
聞かせてよ 君のメモリー

友との長話に 読み終えた小説に
鍵を掛けた引き出しに あなたが詰まっている

思い出し笑う時も 訳もなく泣きたい夜も
無駄に暑すぎる夏も あなたがそばにいて
繁華街の人ゴミに 道しるべのない森に
光のない海深くに あなたを見つけるから
僕のだって聴いてよメロディ
これまでとこれからのメドレー


2.シンプルプラン

作詞:西村晋弥
作曲:西村晋弥

サブリミナルな欲望が全開 天使も悪魔の手の鳴る方へ
一秒たりとも見逃すな イェイ

ビート乗ってアップサイドダウン 変化してくテンポ乗っかっちゃって
ただ身を任せる いたってシンプルプラン
さぁ いい気になってハイアンドロウ
展開してくテンションどうかしちゃって
あっという間に終わっちゃう いわばミルククラウン

今はすべて忘れ去ってくれ 脳みその皺を消し去るローション

波に揺られ漂っていてくれ
真面目ばかりが人生じゃないじゃん
石ころ転がれ どこまでも そう

考えないでアップサイドダウン 同化してくハート重なって
誰の目も気にしない いたってシンプルプラン
鳴らすギターはジェットコースター
劣化してくシューズ蹴飛ばしちゃって
散っては打ち上げる いわばfire work

今はすべて忘れ去ってくれ 伴う痛みはいつでもノーネーム

空気読んでシャルウィダンス
考えすぎてコンフュージョン
足を踏み外して いわばブレインバスター
さぁ ビート乗ってアップサイドダウン
変化してくテンポ乗っかっちゃって
ただ身を任せる いたってシンプルプラン
いい気になってハイアンドロウ 展開してくテンションどうかしちゃって
あっという間に終わっちゃう いわばミルククラウン

今はすべてさらけだしてくれ ルールの範囲でいざロコモーション


3.ディスコミ

作詞:西村晋弥・上田ケンジ
作曲:西村晋弥

別に今始まったわけじゃないぜ
突然笑顔のスパイラルに捕まって
君への想いは回り始めてた

わりと気楽にいつも話せたよね
でもさ 君に言えない秘密をひとつだけ
胸に隠したら 歪が巣くい始めた

帰り道何も変わらない距離で
何気なく合った目をそらす度に
何にも言えなくなった
想いが大きくなればなるほど
欠けた月じゃもう物足りなくて
抱きしめたくなったのさ

君の髪がなびいて 僕はため息ついて
ディスコミュニケーション

君に持ちかけられた恋愛相談
不意に湧いた焦りに やりきれなくなって
あの時気づいた 淡い恋は しまいに

立ち止まった君の背中をめがけ
僕の思い エスカレートしていく
ディスコミュニケーション
欠けた月は夕闇の中で
君の頬 照らせないでいる
ディスコミュニケーション

帰り道何も変わらない距離で
何気なく合った目をそらす度に
何にも言えなくなった
想いが大きくなればなるほど
欠けた月じゃもう物足りなくて
抱きしめたくなったのさ

真直ぐに引かれた中央線は
ふたりの心を分かつかのように
儚く続いていく
溢れ出す想いの行き場がなくて
胸を裂いてこぼれ落ちそうになって
慌ててシャツで拭いた

君はそばで笑って 僕の名前を呼んで
欠けた月指差して 綺麗だねって言った
ディスコミュニケーション


4.小規模夢想

作詞:西村晋弥
作曲:西村晋弥

君に気持ちを伝えたい ほんの少し勇気さえあったら
天に祈る必要ないのに

南から吹く風に当たり 君は僕の横にいて
会話もない気まずさの上を 北へと雲は通過中

はじめの一歩が大事なんだって 誰かが言ってたような気がして
これが最後のチャンスなんだって
自分に言い聞かせようとしたところで目が覚めた

今日も小さく夢を見て 気が付くと夜はもう明けている
体は重く寝汗はひどく つかの間の夢は跡形もなく
もし今日君に会うときは いつもの僕のままでいられたら
今朝も僕は天に祈ってる

短い髪をかきあげてた 計画性のない僕さ
君と手すらつなげないまま 黙々と街を通過中

「雲行きが怪しくなってきたわ」って 君が差し出した手の先に
ポツリ降って雨宿りしなきゃって
君の腕を引いて走ろうとしたところで寝返り打った

君が余裕見せるのなら 僕にだって考えはないけど
全ての力使い果たして 君のこと笑わせてみせるよ
良くも悪くもない僕に ほんの少し勇気さえあったら
別に悩む必要ないのに

フラフラしないで 夢の中でだってもう
クラクラきちゃうぜ 今夜もよろしくね!

今日も小さく夢を見て 気が付くと夜はもう明けている
頭は鈍く寝グセはひどく 似たような寝起き数限りなく
もし今日君に会うときは いつもの僕のままいられたら
今朝も僕は天に祈ってる
天に祈って


5.海の手毬唄

作詞:西村晋弥
作曲:西村晋弥

静かに重なるリズムが 後から遅れてリバーブが
かなり遅れて リバーブが リバーブが
街には蔓延るイズムが 1から10までリコールだ
陽も暮れだした リキュールだ リキュールだ

ほらだんだんだんだん回りだした
ラララララ 唄うことだって出来る
いや 全然不完全 まだまだまだまだ
ラララララ 眠りを貪るにはまだ早過ぎる

子守唄を止めてくれ くれよもっとコーヒーを浴びるほど
語呂合わせを待ってくれ 冴え始める 此処からだ 脳も目も

地下鉄に落ちた少年が 手を伸ばしてくるデジャヴューが
瞼の裏で クリームの 渦巻きが
達した高さはことのほか 機が熟したイチゴジャムか
錆びた六弦で ディープな リバーブか

義を見てせざるは勇なきなりだ
ラララララ 誤魔化したって無駄さ
いや 完全未完成 まだいやだいやだ
ラララララ リコールの件からやり直しだな

子守唄を唄ってよ 嫌かやっぱ 手の平を返されちゃ
風呂上りを待ってくれ 冴え始める この体 脳もメロン

手元が狂って リバースだ ラララララ

子守唄を止めてくれ くれよもっとコーヒーを浴びるほど
語呂合わせを待ってくれ 冴え始める 此処からだ 脳も目も
何処からか マスクメロン