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スネオヘアー ベスト歌詞
1.アイボリー

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

乾いた唇から
見え透いたセリフ甘く
久しぶりの電話
沈黙と話していたよ

いい加減なんだ
膝の上のようだ
うそをうそで固めたらいつか真実に

勘違いなんだまるで
フラッシュバックいつもそばにいて
棘のように固まりの
フラッシュバックいつも悩ませている

勘違いなんだまるで
フラッシュバックいつもそばにいて
棘のように固まりの
フラッシュバックいつも悩ませていて

眠れずにいる夜の
空腹を満たしてくれる
電子レンジの明かり
のぞいた顔を映してる

カレンダーを追って
太陽は月を追って
行き着く先を見たらそれで満足か

走り出したこの胸に
フラッシュバック今も離れないでいる
騒ぎ出した高鳴りに
素直に進めばいいさ
絡み合って湧き上がる
フラッシュバック消えた色を探しに
塞ぎ込んだ顔のまま求めてるばかりで

聞こえてくる呟きは
紛らわしくもあるけれど
今触れる感触を
抱きしめていたいだけなのに

勘違いなんだまるで
フラッシュバックいつもそばにいて
トゲのように固まりの
フラッシュバックいつも悩ませている
勘違いなんだまるで
フラッシュバックいつもそばに寄り添って
トゲのように傷つけた
フラッシュバックいつも悩ませていて

鳴りやまない街の沈黙が
この耳に騒がしいままに
静けさが鳴り響く
低音がたまってく
増長する欲望と
内に秘めた迷いが
今日もウルサクテ


2.訳も知らないで

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

名前すら知らなくて その背中を見つめた
この次の信号まで 一気に走り抜けよう

どこまでも続いてるはずのない青い海を
見たくってさ 今なんてさ
この答えを解らないままでいて

雨はその訳も知らないで
僕らを濡らしあった
いつも雨はその言葉聞かないで
冷たく包んだ

名前しか知らないのに その言葉で傷つけた
無機質な町並みと いつか僕は似てしまって

いつまでも続いてくはずのない曇り空を
出たくってさ 君なんてさ
この答えを解らないまま
平気なそぶりしていて

僕はその訳も知らないで
濡れたシャツ気にして
いつも僕はその言葉聞かないで
ただ止むのを待っていただけさ

雨はその訳も知らないで
僕らを濡らしあった
いつも雨はその言葉聞かないで
冷たく包んだ

この答えを解らないまま
平気なそぶりしていて

僕はその訳も知らないで
濡れたシャツ気にして
いつも僕はその言葉聞かないで
ただ止むのを待っていただけさ

君はそのことを責めないで
ふせた気持ち抱いて
いつも君はその言葉言わないで
優しく微笑んだだけさ

雨はその訳も知らないで
僕らを濡らしあった
いつも雨はその言葉聞かないで
冷たく包んだ


3.Over the River

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

つぶれた様な店の2階に
消えてなくなりそうな
看板、古いカタカナの文字
左の方へ信号を行けば
借家並びに今も 動かない車が停めてある

入らないクラッチ 何度も繰り返す
細道を交わせば 水上公園に抜ける道

バスを待つ人の流れに押されて
消えた風と子供の声
今も変わらない町並み
甘やかす様な言葉は言わないで
わからないんだ 自信ないんだ この気持ち

電気ノイズ ラジオの音と
何処までも続きそうな
沈黙を打ち消してくれる
もう着いちゃうね ほんと早いね
信号で止まるたび 何気ない言葉を交わしている

効かないブレーキ 少しは気にしてる
苛立ちを隠せない 今はもう止まる必要も無くて

バスを待つ人の流れに押されて
消えた風と子供の声
今も変われない僕がいて
形の無い毎日に暮れていく
平気なんだ 忘れないんだ


4.現在位置~You are here~

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

決まったように向かう先に
吸い込まれる人たちに

僕は足を止めてみる
見つめあった
気づいたら僕ら
浮遊した現在位置を知る

今夜トウキョウタワーに月はササッテル
鮮明なフィルムのネガのように
暮れ行く夕日に溶け込んで
なんだか悪くないなと想わせる


5.自問自答

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

明け方の扉開く
虹のようなカタチさ
ふざけきれなかった僕らの魂は
揺さぶられて心寄せ合って
いつも何かを探しているんだ

さあ どうしたんだ
問いかけのような毎日が
答えも無く離れもしないで
ここにいる

気が付けば先を急ぐ
その中の一人さ
眠り込んでしまって止められないものは
僕らの手の中にずっと
あるような気がしてたんだけど

ねえ どうしたいんだ
問いかけのような毎日が
飽きもせず見上げれば
側にいる

さあ どうしたんだ
励ましのような毎日が
答えも無く離れもしないで
ここにいる

どうしたんだ
問いかけのような毎日が
飽きもせず見上げれば
側にいる

でも 廻しすぎたよ
最近動かないんだ
少しずつ分からなくなっていく
僕はもう分からなく
問いかける毎日に
答えは無くても

さあ どうしたんだ どうしたいんだ


6.ウグイス

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

あいにくも僕たちは 低速の毎日で
色を忘れた世界には

可笑しくて噴出した なまぬるいウォータまるで
輝いてる星のように

空を飾る光さえ 今は届かずに

風も染めてく
目の前の情熱がほら
騒ぎ出すような気配
遠いな 両手に掴みたい物
ほら きっと心の中に溢れてる

何だっていいんですか 偽りのトーク&スマイル
覚えていやしない顔達

消えないよ どうすんだ
純白なノートに シミのように滲みだして

すぐに変わる気持ちさえ 今は愛しくて

ウグイス色の香りの中ほら
君が歩き出す世界
遠くないその手を 握り返したら
いつか瞳の中に溢れてる

時間を染めてく
目の前の情熱にほら
溶け出すほどの気配
遠いな 両手に掴みたい物
ほら いつも心の中に溢れてる

ウグイス色の香りの中ほら
いつも心の中に溢れてる

つまずきながら辿り着きたい場所
さがして さがして 求めて
こぼれる花びらフワリと姿を変える
瞬きするたび二人を変えてく


7.セイコウトウテイ

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

空想もいつか 見なれた景色へと変わる
君のまわりにも
知らない誰かの顔寄りそう

冷たい雲が低く這う様に 加速していく空
眠っちゃいないさ 噛み付いてやるさ
おざなりなら

置き去りなのは 君のほうだよ
ただスピード上げて 色も形もなくす
かすれたような 言葉だけ

何気ない情景に 泣いたり笑ったりして
君を暖める
光は射していますか ねえ

一秒前も忘れたように 形を変える空
忘れちゃいないさ トンガって行くさ
これきりなら

会うたび思ってたんだ さ
今なら連れ出して行けるのに

振り向いたのは 多分君のほうだよ
またスピードを上げて 残像も置き去りに

震えてたのは いつか僕のほうだよ
顔を上げたら 曇り空が笑ってる
薄れる影を抱きしめて

一度は消えてた君の横顔が
途切れた笑顔と思い出との中に
いつしか会いたい
新しいニュアンスで
いつかセイコウトウテイ
無理だとわかったとしても


8.ピント

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

わかってるっていうんだよ
初めからそのつもりだよ
君は何度も訊くけれど
絶対なんてないんだよ ah

昨日夜更かししたせいで
拳動不審不順ダメね
救いの神がいるのなら
どうか逢わせていただきたいよ ねえ

今これから始まろうとしてる
会いたいよすぐに
すべり込んで
君に届けたい

感情をむき出しに
まわれ今日のステージで
吸い寄せるその引力で
浴びるようにキャッチして

霞むような出来事も
突き刺され言葉たちよ
刻みゆくこの世界で
口ずさんでよ未来を
始まりはここから

今どこかで始まろうとしてる
気持ちは既に
先のほうへ
さあ ピントを合わせて

感情をむき出しに
めくるめくこのステージへ
吸い寄せるその引力で
手にしたら離さないで

霞むような出来事も
突き刺され君のもとへ
ぼやけきったこの時代に
口ずさんでよ未来を


9.スピード

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

すれ違うばかりの通りに
響かない乾いた声
ちょうどノイズ無音の真中
そんな感じ

並んだ影は
混ざり合ってるけど
染みこむように薄らいで
消えてる

思うより早く世界はまわってる
急がなきゃこのままここで
ぼやいてる時間も無いさ

知らない誰かの噂で
気づけば踏み場も無いほど
それでも夕暮れ色づいて
優しく包んでみせる

高い鉄塔の上に吹いてる
遠くから来る風に
飛んで行きたいな

すごいスピードで
瞬きも出来ずに
まるで時間は止まってる
間違い無く動いている

思うよりも遥か
遠くに霞んでる
昨日を思うよりも
すぐに明日がやってくる

ああ 君はどんな空を見てるだろう
すれ違い紛れてく中に一人
そう どこで何を考えてるだろう
空は青く深く色を変えてゆくさ

そう 僕らが思うよりも早く
世界はまわってる
急がなきゃこのままで
止まってもいられないな

すごいスピードで
瞬きも出来ずに
まるで時間は止まってる
間違い無く動いている


10.冬の翼

作詞:中島淳・渡辺健二
作曲:渡辺健二

立ち竦む白く光る足元
うなだれた肩に積もる雪が
まるで翼のように
そして包むように

予報は天気だけじゃなく
小さな始まりさえもはずして
切なさを紛らわす
零れ落ちる言葉で
くすんで見える風景
寒さに気持ちを重ねても
ため息の色

君は当たり前のように頷きと
あるいは待っている
それには及ばない
答えようとしてる声になってない

何処までも続く白い道
立ち並ぶ街灯が照らしてる
オレンジ混じりの灯りが
影を包むように

まつげに咲いた冬の花
見慣れた景色が違って見えるよに
切なさを紛らわす
零れ落ちる言葉で
くすんで見える風景
鼻の先の冷たさが
何か心地よくって

ドアを開けざまに小さな灯りから
僕らを繋いでる瞬間
あても無く出した足を
意識しないでゆっくり踏み出せば

寒さに気持ちを重ねても
ため息の色

だらしないシャツと美しい名前と
背中で見つめ合う
君にもわかるかな

君は当たり前
頷きを待っている
そう小さな驚きと
開けざまに繋いでる

君は当たり前


11.ヒコウ

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

影絵みたいに 揺れる二人映した
いつかみたいな 薫る風飛行して

そう君のいない あの狭い部屋も
今は別の誰かの灯りに
月と共に消えてしまうのは
どこへでも行ける明日がくるから

Good bye さよなら もう今迷いは無いよ
そこから僕等は どんなふうに見えるかな
Good bye ちっぽけな 気持ちは季節違いね
大好きなこの町も 見送るよ 見下ろして

そう誰もいない あの広い空も
上空 視線 僕達の想いを
行きたい場所へ 連れ出してくれる
難しいことは 何一つ無いのさ

Good bye いつかまた ねえほら すぐに逢えるよ
その時僕等は どんな風に言えるかな
Good bye さよなら もうじき今日も終わりね
大好きなこの町で 手を振るよ 見下ろして

上空を飛行して この想い焼き付けて
新しい地平から つなぎ広がってゆく太陽
春風に飛行して 揺さぶり続けてゆく衝動
唇を経由して いつまでも抱きしめてたいよ


12.ストライク

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

意味を見出せなくて
答えを求めすぎていた あの頃
日々を分かち合っていた
声にもならなかったんだ
夕暮れに

噂も隣に腰を下ろして
煙突の煙を眺めてる
飽き足らない位に走って疲れた夜も
傍らに見えない孤独を
感じていた

みっともない程愛しいのは
不器用なまでのストライクで
きっと誰も笑えはしないだろう
深く胸の奥叩く様な
エール続くよ

あんなに嫌いだった背中も
この町さえいつか憧れに
今も思い出していた
ずっと忘れることなんてないから

蛇口の滴が落ちる音が
不定期に続いてる
刻む気持ちの奥で
愛されたくてしかたがないのは
言葉ひとつの
想いを飲み込んだまま

こんな毎日とわかっているのに
どうにもならない事ばかりで
本気を笑うものなんてないだろう
誰も遮ることなんてないだろう

暗がりの部屋を照らしだしたのは
どうにもならない事ばかりで
迷いも涙も見慣れた景色も
色あせてゆくから


13.会話

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

外を駆けてゆくと
思いもよらない空
なんだか不思議だな
気持ちが晴れてゆく

くだらないことばかりじゃないと
分かってるよ
新しい記憶のページを
めくり続けよう

始まりなんて突然だって
理由無き二人は
いつか笑いあって
過ごしてゆけるものなのかな
誘い出して引き寄せ合って
辿り着く世界に
僕等はしゃぎだして見つける
語り尽くせないシーン

会話の中でほら
見え隠れする景色
なんだか不思議だな
全て受け止めてる

当たり前のこと
ばかりじゃないと
気付くはずさ
騒がしい毎日を抜けたら
限りない光

辿り着いたその場に立って
はしゃぎだす世界に
僕等交しあった言葉も
忘れてしまうだろう
笑いあって抱きしめあって
リアルな日 二人の
声もひとつになって
見たことのないストーリー


14.フォーク

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

はやる気持ちはそのままでいい
それが安らぎといつか変わってゆく
僕の中にあるフォーク
それで毎日を突き剌して
トマトみたいに食べてしまえばいいさ

流行廃りでくくられる日々
それもあきらめといつか変わってゆく
君の中にあるFAKE
手短なものから指差して
少しわかったふりで叫べばいいさ

ざわついた感情を
平静を装えるずるさを
突き剌してしまえばいい
その中に望みがあればいい
いつまでも憧れで
手に入れられないもの
雲行きのせいにして
どこまで行くのだろう

どうしてもっと簡単に
分かりあえない テーブルで
そんなにも簡単に
好きになんてならないで

沈む話はここまででいい
そこに輝ける明日は何も無い
夢の中で会うPEACE
それが現実とあきらめて
瞼の裏で笑っていればいいさ

わずかな愛情と
平静を装える強さを
差し出してあげればいい
その中に嘘が無ければいい
これからも憧れで
手に触れられないもの
風向きのせいにして
どこまで行くのだろう

どうしてそんなに簡単に
分かりあえてしまうのだろう
そんなにも簡単に
嫌いになんてならないで
どうしてもっと簡単に
分かりあえない テーブルで
そんなにも簡単に
さよならなんて言わないで


15.ワルツ

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

開かない瞼こすって見える
パステル模様の未来に
散りばめられた記号を辿る
手繰り寄せた表情
ねえ、何だっけ 探していた物
あれは、そうね いつだっけ
僕等が引力に逆らいながら出会った頃

それはワルツの様だね 不思議さ
ささやく様な木漏れ日の交差点で
二人ワルツの様にね 廻りながら
描き出してゆくもの

温めすぎた想いを全部
吐き出して見えるランドスケープ
半年以上くすぶらせてる
イメージに灯を燈して

何だっけ失くしてしまった物
それでもいいんだって
僕等の引力で引き合い求め合うのだろう

それはワルツの様だね 素敵さ
呟くようなさえずり聞きながら
まるでワルツの様にね 二人が
描き出してゆくもの

あぁ、とぼけた現実も原色で塗り替えてしまえ
引き寄せてあげるから ねえ
そこから踊り続けよう
二人だけのワルツ


16.悲しみロックフェスティバル

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

柄にも無くすれ違いで君に声かける
お世辞にも「かわいい」なんて言えそうも無いのにね

君はいつか通り過ぎた夕暮れ想わせる
ペンダンツのヒットナンバー歩道を交差した Oh yeah

名前を聞けば君は「悲しみ…」って答える
「冗談にも程があるね」っておどけてみせて

寄り添うほどに何故なんだ 胸締め付けられる
気がつけば縺れる様さ 君が溢れてる Oh yeah

ただ忘れたいんだそれは 「悲しみ」君を失って
唇を噛んだ痛み 重ね合う言葉は0ゲーム
どうかしてるんだこれは 君の腕を振りほどいて
ただはしゃぎたいんだ 髪を振り乱して刻むミュージック

生まれ落ちた朝の様に声を上げたんだ
祈りは闇を突き刺して手を振りかざした
ライトアップしたこのステージで愛を歌うんだ
高まってく理想抱いて ah 真実に

Yeah 声を上げたんだまるで 生まれ落ちた朝の様に
手を振りかざして仰ぐ祈りは闇を突き刺さして
体動かして踊れ 崩れ落ちる波の様に
周り気にすんなここが 悲しみのロックフェスティバル

「さよなら」と「悲しみ」に
「さよなら」と「悲しみ」に
「悲しみ」を忘れない
これ以上はいられないんだ
「悲しみ」が消えてゆく
「悲しみ」のいない悲しみ
「悲しみ」のいない悲しみ
「さよなら」と「悲しみ」に


17.フューチャー

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

足りない勇気に日差しそそいで
生き急ぐくらいに進む毎日
大切なもの 邪魔になるもの
それなりに生きてく知恵もつけたよ

不思議なくらい優しくなれる
君に逢いたくなる
触れられそうもない柔らかな
気持ちを奪い去る

やみくもに打ちまくった愛の言葉も
今はもうかすりもせず空に消えてく
耳を近づけかすかな君の想いを
一つ残らずさらってあげたらいいな

くだけたガラス含んだ様に
胸の奥 痛みを抱えて眠る
鍵を取り出して開け放つフューチャー
伸ばした手飲み込む色の無い夢

互いに無理をして作り出す
時間がこぼれてく
蛇口をひねり流れ出すような
気持ちじゃ満たせない

居心地のいい場所にいて何を笑っている
かじかんだ手で包んだ淡いぬくもり
粉々に引き裂かれた地図のかけらを
拾い集めて新たな道を描いて

やみくもに打ちまくった愛の言葉も
今はもうかすりもせず空に消えてく
耳を近づけかすかな君の想いを
一つ残らずさらってあげたらいいな


18.headphone music

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二・池田貴史

ふくらむ思いを カバンいっぱいにギュッと
つめこんだ朝に 風吸い込んで
踏み出す明日へ いつか会えるんだきっと
今しかできない 夢吸い込んで

悲しいニュースも 飛び越えるような
そう凍えそうな太陽も 焼き付けるくらいに
終わらない物語 やさしく照らして

君の話を 僕に聞かせてもっと
離れていたってひとつさ

慣れないしぐさで 抱きしめるくらい
ah 夢を見ることさえ忘れた人たちに
口ずさんだメッセージ つながる愛の歌

headphone して寄り添う music
close your eyes 始まるよ magic
feeling 心で感じて
wake up して 手にする brand-new day

悲しいニュースも 飛び越えるような
そう凍えそうな太陽も 焼き付けるくらいに
終わらない物語 やさしく照らして

夢を見ることさえ忘れた人たちに
口ずさんだメッセージ つながる愛の歌

headphone して寄り添う music
close your eyes 始まるよ magic
feeling 心で感じて
wake up して 手にする brand-new day


19.スプリット

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

ありふれている 気持ちなんてさ
何も言わずにいっそ
消えてしまえば楽になれるのに

見つめ合ってた君の瞳に
映る自分が揺れてる
とぼけた様に口を開けたまま

それぞれの道を行く
その分かれ道
もう二度と逢う事の無い
出会いは悲しすぎる

足りない気持ちを持ち寄って
温めた先から冷えていって
そんなはずないって信じてる
一体いつまで同じ言葉を
抱え込んでんだ 抱え込んでんだ

見つめ続ける君の瞳に
映る景色が変わった
僕の知らない新しいヒカリ

それぞれに道を行く
今、分かれ道
もう二度と振り返らない
気持ちが走り過ぎる

消えそうな夜に抱き合って
冷えきった体で縺れたって
何か足りないって感じてる
一体いつから嘘もため息も
抱え込んだんだ 支えきれない程

足りない気持ちを持ち寄って
温めた先から冷えていって
そんなはずないって信じてる
一体いつまで同じ言葉を
抱え込んでんだ 抱え込んでんだ


20.ターミナル

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

ねえ 忘れたの
どしゃ降りのcold rain
悲しみ流して

週末で溢れかえるターミナルずっと
立ち尽くすアングルにも飽きてきたよ

同じ場所で君を探して
辿り着いたなら
星を見に行こう

もう悲しみ お別れ
love song の中なら
そう happy end

君は眠れる森を彷徨う感じ
何故かいつも責められない
それでもいい

かなり正確にそれも急速に
引き寄せ合ったなら
それが真実さ

同じ場所で君を探して
辿り着いたなら
星を見に行こう


21.やさしいうた

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

訳もなくふざけあった
夜も忘れて
そんな日が永遠にも
続く気がした

引き出しにしまった
写真は笑顔のままさ
うそみたいに今を
信じていられた頃

いつの日も流れていた
あのメロディーを何度となく
口ずさんでた君の横顔
優しい瞳うつしてる

あらゆるものが色づき始めてゆく頃
何もなくてもあのメロディーと
ほんの少しのぬくもりに包まれて

知らぬ間ににじんでゆく
気持ちを抱いて
あまりにも知りすぎてく
何も見えない

どこまで歩いても
変わらず届かないままさ
立ち止まる歩道で
ふいに何かがこみあげてく

いつの日か流れていた
あのメロディーを憶えている
寄り添う様に語りかけてく
一人じゃないと励ましてる

あれから少し季節が過ぎたことを知る
手に入れたものと引き換えに
失くした大事なもの

今もまだ聞こえている
あのメロディーを口ずさんで
色あせた写真の笑顔は
今日も 変わらない 変わらない…

過ぎていく時の中で
薄れていく虹の色を
溶かした様なあのメロディーを
心の中にいつまでも忘れない


22.スカート

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

何気ない夜の向こう側で
光と闇さまよっている
忘れない 今を抱きしめて
見た事もない場所へと行こう
二人で二人で 急いで二人で

行き先も何もなくて
君の手を引いた
ある時心に咲いた
花の香りがした

乾く声と町のノイズ
癒せるものは只君の笑顔
それで少し そうだな、もう少し
歩いて行けそうさ

何気ない夜の向こう側で
光と闇さまよっている
忘れない 今を抱きしめて
見た事もない場所へと行こう
二人で二人で 急いで二人で

君のスカートにそっと
風が甘えていました
やきもち妬いてる僕に
風が笑いました

乾く声と町のノイズ
癒せるものは只君の笑顔
それで少し そうだな、もう少し
歩いて行けるかな

止まらない君と真中で
つながりさえ 疑っていく
変わらない 今を焼き付けて
あるはずも無い場所へと行こう

何気ない夜の向こう側で
光と闇さまよっている
忘れない 今を抱きしめて
見た事もない場所へと行こう
二人で二人で 急いで二人で


23.太陽

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

いつの日も側に居たいよ
君抱きしめる為に
僕達を照らす太陽
温もりの中

忘れてしまいそう
押しつぶされそう

もしも君が、光失うその時も
僕が付いて行く
だから、心配しないで

いつまでも側に居たいよ
君抱きしめる度に
僕達をつなぐ太陽
声を聞かせて

なくしてしまいそう
はかなすぎる今日

まるで君は、汚れる事のない天使さ
決して一人にしないよ
ねえ、忘れないで

いつまでも側に居たいよ
君を見つめる度に
カナシミも焦がす太陽
笑顔を見せて

いつの日も
側に居るよ
君抱きしめるために
僕達を照らす太陽
温もりの中

そう、愛してるんだ
そう、愛してるんだ
言い換えれない詩
君は君で
君のままで
どこまででもそのままの笑顔で


24.気まぐれな季節のせいで

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

気まぐれな季節のせいで
僕達は瞬きもしないで
一瞬も逃さないと
見つめたんだ

揺れている陽炎は今日も
僕達を近づけもしないで
黙って何処かへ消えていって
サヨナラ

青空を切り取ったみたいに
白い雲と重なるような
君の笑顔眩しい

季節が変わってゆくけど
君だけは ねえ、そばにいて
色んな話をして

気まぐれな季節のせいで
僕達は瞬きもしないで
一瞬も逃さないと
見つめたんだ

揺れている陽炎は今日も
僕達を近づけもしないで
黙って何処かへ消えていって
サヨナラ

星空を飲み込んだみたいに
深い夜を溶かすように
甘い君を想う

2人も変わってゆくけど
今だけは ねえ、そのままの
気持ちで話をして

突然の夕立のせいで
僕たちは疑いもしないで
一瞬のうちに距離を
縮めたんだ

揺れていた陽炎が今日は
僕達を遠ざけもしないで
素直に何処かへ手を振って
サヨナラ

気まぐれな季節のせいで


25.言いたいことはいつも

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

言いたいことはいつも
ハートの奥にあって
上手くは言えやしないけど
寄り添うようにとけあって

言いたいことは全部
変わらずに此処にあって
誰にも言えないけど
そう、いつも想ってるよ

快速電車 人波に揺られて
空を見上げる そんな事も無くなって

大好きだった君を
抱きしめ合った日々を
振り返りもしないのは
そうね ため息ばかり
悪かったね

言いたいことはいつも
ハートの奥にあって
上手くは言えないけど
その唇と溶け合って

言いたいことは全部
変わらずに此処にあって
誰にも言えないけど
そう、いつも想ってるよ

最終電車 思い出に揺られて
空を見上げる 星空きれいだな

大好きだった君を
慰め合った日々を
愛おしいと思うのは
そうね、何してたんだろう
悪かったね

言いたいことはいつも
ふわり吹く風になって
どこかへ行ってしまうから
君のもとまで届かない

言いたいことが全部
風に乗る鳥になって
今すぐこの想いを
届けてほしい

会いたいときはいつも
叶わない距離になって
膝を抱えて聴くラブソング
そんなの寂しすぎるから

言いたいことは全部
隠さずに君に言うよ
言えない時はギュッと
抱きしめてあげるよ


26.共犯者

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

月の果てまで逃げ切ってやる
君の細い手を導いて
この空もやがて雨になる
全部流してよ
ラララ

思い返すんだ ふっと
何も無い様な日々を
時間もて余して
妙に懐かしいって

ねえ、ずっと前に君が
行きたいって言った
あの場所にいつか行こう

どれくらい時が経てば
新しく生まれ変われるだろう

迷うぜ迷うぜ君
道づれ

月の果てまで逃げ切ってやる
君の細い手を引きずって
結末も知らないストーリー
続き教えてよ
ラララ

遠く犬が鳴いた
誰かの声を聞いた
じっと息を殺して
気配悟られないように

全てが片付いて
ほとぼりも冷めたら
陽のあたる場所へ行こう

もう二人戻れない
同じ手を汚した共犯者
暗がりかざした手で
探すよ

最後のお願いさ神様!
迷える僕らを見逃して
この雨で汚れた二人を
洗い流してよ
ねえ サヨナラ

月の果てまで逃げ切ってやる
君の細い手を導いて
この空もやがて雨になる
全部流してよ
ラララ


27.バースデー

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

君の笑顔と
僕のため息
見えない力
はきすてて

ほんの少しの
ぬくもりの中
永遠さえも
フェイクする

今全てを
受けとめてよ
今この目を
そらさないでよ

はだしになって
かけていこう
今日を僕らにとって
Birthdayにしよう

やわらかい程
きずつけられる
そのいたみすら
わすれたふり

はきすてられる
時間あつめて
もえる炎に
身をよせる

今すべてを
抱きしめてよ
今この手を
はなさないでよ

はだしになって
かけていこう
今日を僕らにとって
Birthdayにしよう

正直すぎた
僕らを笑う
そのくちびるを
うばいさる

冷たくないよ
君のなみだも
低く低くと
流れてく

今すべてを
抱きしめてよ

lalala…

はだしで
かける僕たちを
てらす光の
さす日々を

今すべてを
受けとめてよ
今この目を
そらさないでよ

今すべてを
抱きしめてよ
今この手を
はなさないでよ


28.スターマイン

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

もうここでお別れ
まるで見送るみたいに
ラストシーンなんてさ
いつも突然 そんなもんかなぁ

あの曲を聞けば
夏の日の二人がいる
初めて出会った日
出逢ってしまった日

分譲マンションが
遠く建ち並んで
見える景色も変わってくから
東京タワーだって君の事だって
見えなくなってしまいそうさ

君なら何でも出来る
二人では見えなくても
想えば何でも叶う
さよなら 空の下

夏に冬想い
冬に夏を想ってる
暖かい今シーズンも
明日は絶対雪になるらしい

君の大好きな
単色のスターマイン
「きれいね」って言う声が
どこか寂しそうだった

数年前はちゃんと
見えた花火も今じゃ
その音だけが数秒遅れで
聞こえてくるcry day 君の事だって
見えなくなって消えてゆくよ

打ち上げ開始の合図で
アナウンスがディレイしてる
今年もどこかで観てる
想い出 夜空に咲く

冬の空に舞う雪で
アナウンスは聞こえない
今でも時々想う
さよなら スターマイン


29.ロデオ

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

今でも変わらない
答えを求めているばかり
怪しい雲行きに
ずらせない予定も
また先送りね

崩れていく膝の辺り
垂直に落ちる涙
何を訊いたって 右左で
空の上消える

ああ、明日がどうだって 君らはゆけ
馬鹿げてるように甘い
ああ、僕は歌う 君らはゆけ
かまわずゆけ

過ぎてゆく笑い声と
遠ざかってゆく大事な顔
カラになった夢 笑いあってくれ
吸い込んだ ため息も知らず

ああ、今がどうだって 君らはゆけ
守られた枠の中
俺のメロディーも 聞かずにゆけ
飛び越えてゆけ

大概がそうなんだ 笑え!
大体が損なんだ 喰らえ!
いつだって急なんだ それで
突っ張ってやってんだ 震え

冗談の様な夢 笑え!
簡単に言うなんて 喰らえ!
顔の無い奴なんて それで
優越に浸ってるんだ まるで

逃げ道を整備して 叫ぶ
当たり障りない声 消えろ!
甘すぎるナンバーは いらない!
辛すぎるナンバーは 聞かない!

そのうちに気づくだろう それも
変わらないは無いだろう いづれ
報われてゆくんだろう 希望
それくらい欲しいだろう いつか


30.ナロウカーブ

作詞:渡辺健二
作曲:渡辺健二

夕暮れ突然の雨
僕は抱きしめられずに
一人君はその細い肩を濡らしていた
白く霞んだ町並み
飛ばす車 水しぶき
誰かを待つ人の姿も今は消えていた

僕等はいつの頃からか
大人になってしまったのだろう
そして今にも 君の匂いも
風のざわめきも 横顔も
忘れてしまう

あんなにも優しくて
ゆっくりと過ぎていく毎日に
僕ら退屈に過ごしていた
気付かずに笑ってた

こんなにも苦しくも
足早に過ぎていくこの頃では
あの頃が導いて
励ましてくれるのです

寂しがりやの僕なら
ここで大丈夫だと
そんな顔をしても二度と戻って来ないと
それは判っているけど
判りたくもないけれど
その声を聞いただけで救われた気持ちさ

僕らはいっぱいにかみしめて
大地踏みしめてしがみついている
毎日愛想のない笑いに
飲み込まれないように
なんとかやっているよ

困難で苦しんで 落ち込んで
そんな時には思い出す
話し掛けてくるみんなの
声が聞こえてくるようさ

ゆっくりと流れ出す新しい風に乗り
また行きたいな
いつものね しなやかに
折れてゆく ナロウカーブ