羊・狼

タテタカコ 羊・狼歌詞
1.えのぐ

作詞:タテタカコ
作曲:タテタカコ

あの人のようになりたくないわ
そう言って私は今すでに
プライドに固めたその人に
なってしまったと気づいて

正しい自分を、自分だけを
見てきたはずのこの帰路にて
ご想像を絶するほどに今
偏る小さな石になった

溶かして、溶かしてしまいたい
今すぐに、なんとかして

憎んだり病んだりしてみたり
わめいたり裂いたりしたけど
あの人のせいだと決めつけて
逃げていたんだと気づいて

乾いてしまった絵の具たちを
少しずつ指で溶かしていく
混ざり合いたいと思う
混ざり合いたいと思う

溶かして、溶かしてしまいたい
今すぐに なんとかして


2.手の鳴る方へ


3.宝石

作詞:タテタカコ
作曲:タテタカコ

真夜中の空に問いかけてみても
ただ星が輝くだけ
心から溶けだした黒い湖へと
流されていくだけ

もう一度天使はボクにふりむくかい?
僕の心で水浴びをするかい?
やがてくる冬の風に波が揺られて
闇の中へぼくを誘う

※氷のように枯れた瞳で
僕は大きくなっていく
だれもよせつけられない
異臭を放った宝石※

心からしみでた黒い空に
今夜も星は輝くだけ
やがてくる春の光
息をすいこんだ

(※くり返し)


4.157


5.混濁


6.ワスレナグサ

作詞:タテタカコ
作曲:アンデス民謡

やさしさに ゆれる風 こぼれてゆく
三日月に ほほえんで 手を振るだけ
まあるい橋 けもの道 別れたまま
踏みしめた 土の香りを 忘れまいと

過ちはの疾うの昔にあり
行く先を乗せて
運ぶ町へ

草むらに しゃがみこむ 露たたえて
あの山の麓から 虹を架けて

日暮れても 鳴き止まぬ 虫の声に
ヤイナホラ さよならと 渡りゆく鳥
見開いて ふりかざして 時のままに
悔しさに かすんでは ふりきるだけ

過ちはの疾うの昔にあり
行く先を乗せて
運ぶ町へ

道くさに まぎれては かみしめてる
押し戻し 踏み鳴らす わだちをゆく

覚まして 揺れる森
朝焼け 震えるクモ

水たまり 万華鏡 心模様
うつしては かきけして また来るまで

さまよえど 追いかけて のぼり火に ざわめいて
とこしえに 抱かれて 木洩れ日に 導かれ

過ちはの疾うの昔にあり
行く先を乗せて
運ぶ町へ

満ち欠けて 振り子ゆれ 光は降る
吊り橋を 歩いては いついつまで

鐘鳴る方へ ついてゆこう
またくちぶえを 吹いてゆこう


7.シャボン玉


8.月


9.頬杖


10.卑怯者


11.あした、僕は~道程


12.しあわせのうた

作詞:タテタカコ
作曲:タテタカコ

しあわせのうたを
しあわせのうたを
君が笑うまで
歌をうたいましょう

しあわせのうたを
しあわせのうたを
あなたに届くまで
歌い続けましょう

この歌をうたえるのは
しあわせだと感じたとき
この歌をうたえるのは
しあわせだと感じたとき