ベスト・ウィッシーズ

チェリッシュ ベスト・ウィッシーズ歌詞
1.なのにあなたは京都へゆくの

作詞:脇田なおみ
作曲:藤田哲朗

私の髪に 口づけをして
「かわいいやつ」と私に言った
なのにあなたは京都へ行くの
京都の町は それほどいいの
この私の 愛よりも

静かによりそい やさしく見つめ
「愛する人」と私を呼んだ
なのにあなたは京都へ行くの
京都の町は それほどいいの
この私の 愛よりも

燃える腕で だきしめて
「永遠の愛」を私に誓った
なのにあなたは京都へ行くの
京都の町は それほどいいの
この私の 愛よりも……


2.ひまわりの小径

作詞:林春生
作曲:筒美京平

あなたにとっては 突然でしょう
ひまわりの咲いてる径で 出逢った事が
わたしの夢は 終りでしょうか
もう一度愛の行方を たしかめたくて

恋の風船みたい
だから離さないでね
風に吹かれ 飛んでゆくわ
立止まる二人には 交す言葉もなくて
恋はいつも 消えてゆくの

あなたはいつか 忘れるでしょう
ひまわりの咲いてる径で 出逢ったことを
いけない人は私でしょうか
それなのに涙しのんで ふり向くなんて

恋の風船みたい
だからこわさないでね
わたしだけの 宝なのに
うつむいた二人には
交すひとみもなくて
恋はいつも 消えてゆくの

恋の風船みたい
だから離さないでね
風に吹かれ 飛んでゆくわ
立止まる二人には 交す言葉もなくて
恋はいつも 消えてゆくの


3.若草の髪かざり

作詞:阿久悠
作曲:馬飼野俊一

あなたが髪に 結んでくれた
芽生えたばかりの 草の髪かざり
やさしい春の ひざしの中で
私はあなたの 胸で夢みてる
ほんの普段着のウエディングドレス
ベールのかわりの 若草の髪かざり
ひばりの歌が のどかにきこえ
ふたりはいつしか そっとくちづける

緑がつづく 野原を歩く
そよ風みたいに甘くゆれながら
恋したひとと 結ばれるなら
何にもいらない これでしあわせよ
ほんの普段着の ウエディングドレス
ベールのかわりの 若草の髪かざり
小さな家が 谷間に見えて
ふたりを迎える 鐘がなりひびく


4.てんとう虫のサンバ

作詞:さいとう大三
作曲:馬飼野俊一

あなたと私が 夢の国
森の小さな 教会で
結婚式を あげました
照れてるあなたに 虫達が
接吻(くちづけ)せよと はやしたて
そっと あなたは くれました
赤 青 黄色の衣装をつけた
てんとう虫が しゃしゃり出て
サンバにあわせて 踊りだす
愛する二人に 鳥達も
赤いリボンの 花かごと
愛の接吻(くちづけ)くれました

今日は楽しい 夢の国
森のおまつり 舞踏会
白いドレスで 出掛けます
幸せ誓った おいわいに
森の可愛い 虫達が
楽器を持って 集まった
赤 青 黄色の衣装をつけた
てんとう虫が しゃしゃり出て
サンバにあわせて 踊りだす
まあるいまあるい お月様
愛の光で ほほえんで
森の月夜は ふけました

赤 青 黄色の衣装をつけた
てんとう虫が しゃしゃり出て
サンバにあわせて 踊りだす
まあるいまあるい お月様
愛の光で ほほえんで
森の月夜は ふけました


5.白いギター

作詞:林春生
作曲:馬飼野俊一

白いギターに 変えたのは
何か理由(わけ)でも あるのでしょうか
この頃とても 気になるの
あなたの身辺(まわり)の 小さな事が

愛しあう 二人には
恋の予感が 嬉しくて
花を摘む 草原に
秋の陽ざしが まぶしくて

爪をかむのを 止めたのは
何か理由でも あるのでしょうか
黙っていると 気になるの
あなたの身辺の 小さな事が

愛しあう 二人には
恋の予感が 嬉しくて
花を摘む 草原に
秋の陽ざしが まぶしくて

愛しあう 二人には
恋の予感が 嬉しくて
花を摘む 草原に
秋の陽ざしが まぶしくて

ラララ……


6.ペパーミント・キャンディー

作詞:さいとう大三
作曲:馬飼野俊一

花もいっぱい 買いました
愛の言葉も 暗記した
そしてルルル…… それから
ペパーミント・キャンディーを ひと袋

いつも大事なときには たよってしまう
私の私の 秘密のくすり
特に恋には よくきくの

うまくあなたに 伝えたい
そっと心を 知らせたい
だからルルル…… おじさん
ペパーミント・キャンディーを 下さいね

かりたレコード 持ちました
服もいつもと かえました
だけどルルル…… だけども
ペパーミント・キャンディーを ひと袋

いつも大事なときには たよってしまう
私の私の 秘密のくすり
特に恋には よくきくの

なにげないよな 顔をして
かたくならずにしゃべりたい
だからルルル…… おばさん
ペパーミント・キャンディーを 下さいね

いつも大事なときには たよってしまう
私の私の 秘密のくすり
特に恋には よくきくの

うまくあなたに 伝えたい
そっと心を 知らせたい
だからルルル…… おじさん
ペパーミント・キャンディーを 下さいね


7.はつかり号は北国へ


8.美しい星


9.忘れていた朝

作詞:山上路夫
作曲:村井邦彦

忘れた朝を
二人ここで見つけたよ
愛の国を探して
二人して来たよ
言葉など今いらないさ
この夜明け見つめる時に
ここですべてを
二人で始めようよ

忘れた心
二人ここでよみがえる
愛の棲み家さがして
二人して来たよ
疑いも涙も消えて
新しい命が育つ
ここですべてを
二人で始めようよ
ウーワーウーワー……


10.僕にまかせてください

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

きみはその手に花をかかえて
急な坂をのぼる
僕の手には小さな水おけ
きみのあとにつづく
きみのかあさんが眠っている
ささやかな石のまわり
草をつみながら振り返ると
泣き虫のきみがいた
両手をあわせたかたわらで
揺れてるれんげ草
あなたの大事な人を僕に
まかせてください

きみがとても大切にしてた
藤色のお手玉
あれは昔きみのかあさんが
作ってくれたもの
そして僕が大切にしてる
日だまりのような人
それもそっときみのかあさんが
残してくれたもの
集めた落ち葉に火をつけて
きみはぽつりとありがとう
彼岸過ぎたら僕の部屋も
あたたかくなる

集めた落ち葉に火をつけて
きみはぽつりとありがとう
彼岸過ぎたら僕の部屋も
あたたかくなる


11.あの素晴らしい愛をもう一度

作詞:北山修
作曲:加藤和彦

命かけてと ちかった日から
すてきな思い出 残してきたのに
あの時同じ 花を見て
美しいといった 二人の心と心が
今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

赤トンボの唄を うたった空は
なんにも変って いないけれど
あの時ずっと 夕焼けを
追いかけていった 二人の心と心が
今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

広い荒野に ぽつんといるよで
涙が知らずに あふれてくるのさ
あの時 風が流れても
変らないと言った 二人の心と心が
今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度


12.水中花


13.愚図

作詞:阿木燿子
作曲:宇崎竜童

あの娘が アンタを好きだって
こっそりあたしに 打ち明けた時
友達だものまかせときなよ!なんて
心にもない事 云っちまった
あの娘はまつ毛が 自慢の娘で
瞬きしながら 人を見るのさ
比べてみたって 仕方がないよなんて
独りで勝手に 決めていたっけ
アタシって本当に 愚図なお人好し

あの娘に アンタを逢わせたのは
アンタと行きたかった コーヒーショップ
仲良くしてよいい娘だから!なんて
ふたりを笑わせて ばかりいたっけ
あの娘は精一杯 おめかしをして
アタシは色の褪せた ジーパン姿
一人で矢鱈喋って ばかりいたから
目の前のコーヒーも 冷めたしまった
アタシって本当に 愚図なおせっかい

早く独りに なりたかったよ
そして何処かで 泣きたかった
急に重たい 心の中に
二人の笑声 遠くに聞こえた

喉まで出かかった 言葉だけれど
云わずに先に 帰って来たのさ
本当はアンタが 好きだなんて
今更云える訳 ないじゃないの
アタシって本当に 愚図なおばかさん


14.冷たい雨

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

冷たい雨にうたれて
まちをさまよったの
もうゆるしてくれたって
いいころだと思った
部屋にもどって ドアを開けたら
あなたのくつと 誰かの赤いくつ

あなたはべつの人と
ここで暮らすというの
こんな気持のままじゃ
どこへも行けやしない

つめたい雨がふるたび
あなたをおもうでしょう
しあわせにくらしてなどと
願えるはずもない
夢の中にでてくるあなたは
やさしいおもかげだけでたくさん

だけど信じられない
とつぜんの出来事が
こんな気持のままじゃ
どこへもいけやしない

彼女の名前 おしえないでね
うらむ相手は あなただけでいい
涙こぼれるように 時もこぼれてゆくわ
指と指のすきまを そしていつか忘れたい

涙こぼれるように 時もこぼれてゆくわ
指と指のすきまを そしていつか忘れたい


15.木綿のハンカチーフ

作詞:松本隆
作曲:筒美京平

恋人よ 僕は旅立つ
東へと 向う列車で
はなやいだ街で 君への贈りもの
探す 探すつもりだ
いいえ あなた私は
欲しいものはないのよ
ただ都会の絵の具に
染まらないで帰って
染まらないで帰って

恋人よ 半年が過ぎ
逢えないが 泣かないでくれ
都会で流行の 指輪を送るよ
君に 君に似合うはずだ
いいえ 星のダイヤも
海に眠る真珠も
きっとあなたのキスほど
きらめくはずないもの
きらめくはずないもの

恋人よ いまも素顔で
口紅も つけないままか
見間違うような スーツ着たぼくの
写真 写真を見てくれ
いいえ 草にねころぶ
あなたが好きだったの
でも木枯らしのビル街
からだに気をつけてね
からだに気をつけてね

恋人よ 君を忘れて
変わってく ぼくを許して
毎日 愉快に過す街角
ぼくは ぼくは帰れない
あなた 最後のわがまま
贈りものをねだるわ
ねえ涙拭く木綿の
ハンカチーフください
ハンカチーフください


16.雨やどり

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

それはまだ 私が神様を信じなかった頃
九月のとある木曜日に雨が降りまして
こんな日に素敵な彼が現われないかと
思ったところへ あなたが雨やどり

すいませんねと笑うあなたの笑顔
とても凛々しくて
前歯から右に四本目に虫歯がありまして
しかたがないので買ったばかりの
スヌーピーのハンカチ
貸してあげたけど 傘の方が 良かったかしら

でも爽やかさが とても素敵だったので
そこは苦しい時だけの神だのみ
もしも もしも 出来ることでしたれば
あの人に も一度逢わせて ちょうだいませませ

ところが実に偶然というのは 恐しいもので
今年の初詣でに 私の晴着のスソを 踏んづけて
あっこりゃまたすいませんねと笑う
口元から虫歯が キラリン
夢かと思って ほっぺつねったら 痛かった

そんな馬鹿げた話は 今まで
聞いたことがないと
ママも兄貴も死ぬ程に笑いころげる 奴らでして
それでも私が突然 口紅など つけたものだから
おまえ大丈夫かと おでこに手をあてた

本当ならつれて来てみろという
リクエストにお応えして
五月のとある水曜日に 彼を呼びまして
自信たっぷりに紹介したらば
彼の靴下に 穴がポカリン
あわてて おさえたけど しっかり見られた

でも爽やかさが とても素敵だわと うけたので
彼が気をよくして 急に
もしも もしも 出来ることでしたれば
この人をお嫁さんにちょうだいませませ

その後 私 気を失ってたから
よくわからないけど
目が覚めたら そういう話がすっかり
出来あがっていて
おめでとうって言われて も一度 気を失って
気がついたら あなたの腕に 雨やどり


17.イエスタデイ・ワンス・モア


18.20世紀のカウボーイ


19.愛とは勇気だから

作詞:山上路夫
作曲:岩沢二弓

悲しい時は私のこと 呼んで欲しいの
もしも世の中 敵にしたって
私は味方 愛は強いもの
甘えた気分ではなく だれかと生きてくこと

愛は愛は それは勇気なの
そうあなたの為に生まれて来たの 私は
愛は愛は それは勇気なの
そうこの世に何があろうと あなたと生きてく

憶病だったいつも私 生きる姿勢が
人をかきわけ前に出ること 出来ずにいたわ

愛を知った今
自分の為だけでなく 私は生きてくのよ

愛は愛は それは勇気なの
そうあなたの為に荒野をひとり歩ける
愛は愛は それは勇気なの
そうこの世に何があろうと あなたと生きてく

愛を知った今
自分の為だけでなく 私は生きてくのよ

愛は愛は それは勇気なの
そうあなたの為に荒野をひとり歩ける
愛は愛は それは勇気なの
そうこの世に何があろうと あなたと生きてく

愛は愛は それは勇気なの
そうあなたの為に生まれて来たの 私は
愛は愛は それは勇気なの
そうこの世に何があろうと あなたと生きてく


20.Yes,I will.


21.若い!先生


22.かあさんの四季


23.いま朝のうちに||かあさん||背伸びしないで


24.遊園地(メドレー)


25.最后のうた


26.うしろむきの電車


27.出逢い


28.めぐり逢い


29.すみませんが


30.夏が終るまでに


31.辞書

作詞:さいとう大三
作曲:馬飼野俊一

赤瓦の屋根が並ぶ この町の
図書館に勤めて 三ヶ月(みつき)にもうなる
あなたに是非見せたかった この町は
花が舞う一番きれいな時期です
あなたに借りたまま
返す時を失くした
この辞書を見つめて 書く手紙は
きっと最後のものになるのでしょう
あらたまって文字に する様な想い出
探してみると 少ないけど

石畳の坂が多い この町で
いつの日か 私も嫁いで行くでしょう
あなたもまた別な場所で 幸せを
見つけ出し楽しく 暮しているでしょう
すべてが遅すぎる
そんな時になったら
この町に遊びに来て下さい
きっと笑って会える事でしょう
その時までこの辞書 借して下さい
想い出とって おきたいから

やはりあなたは こない
日が暮れる 日が暮れる 静かに
まっくらな まっくらな 一日
ただ一人 ただ一人 私は
くちびるかむのです

さむい雨に濡れて 帰る道は遠い
そっと うしろみても
やはりあなたは こない
雨が降る 雨が降る 四日も
なにもかも なにもかも 悲しい
泣きながら 泣きながら 私は
ねむりにつくのです


32.美術館

作詞:さいとう大三
作曲:馬飼野俊一

いつもの小径を 歩いたの
コートのえりを立て ただひとりだけ
想い出すわ 風の中で 涙の中で
愛がゆれて 恋がゆれて どこかに消えた
いつもの海岸 あの人と
毎日通ったわ 日暮れの街を

あなたは今頃 何してる
絵筆を握りしめ 暮しているの
想い出して 恋の終り 一年前の
愛がもえて 恋がもえて どこかに消えた
古びた街角 なつかしい
ひとりで来てみたの 美術館


33.ひとつの道


34.まぎれなく恋


35.とまどい


36.夢美人


37.二度・三度


38.寒い夏ですね


39.あの空へ帰ろう


40.恋人達と(アマチュア時代)