1.故郷(ふるさと)


2.みかんの花咲く丘

作詞:加藤省吾
作曲:海沼実

みかんの花が 咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船がとおく 霞んでる

黒い煙を はきながら
お船はどこへ 行くのでしょう
波に揺られて 鳥のかげ
汽笛がぼうと 鳴りました

いつか来た丘 母さんと
一緒に眺めた あの島よ
今日もひとりで 見ていると
やさしい母さん 思われる


3.冬の星座

作詞:堀内敬三
作曲:ヘイス

木枯らしとだえて
さゆる空より
地上に降りしく
奇しき光よ
ものみないこえる
しじまの中に
きらめき揺れつつ
星座はめぐる

ほのぼの明かりて
流るる銀河
オリオン舞い立ち
スバルはさざめく
無窮をゆびさす
北斗の針と
きらめき揺れつつ
星座はめぐる

無窮をゆびさす
北斗の針と
きらめき揺れつつ
星座はめぐる


4.野いちご


5.誰もいない海

作詞:山口洋子
作曲:内藤法美

今はもう秋 誰もいない海
知らん顔して 人がゆきすぎても
わたしは忘れない
海に約束したから
つらくても つらくても
死にはしないと

今はもう秋 誰もいない海
たった一つの夢が 破れても
わたしは忘れない
砂に約束したから
淋しくても 淋しくても
死にはしないと

今はもう秋 誰もいない海
いとしい面影 帰らなくても
わたしは忘れない
空に約束したから
ひとりでも ひとりでも
死にはしないと

ひとりでも ひとりでも
死にはしないと


6.砂山メドレー


7.空よ

作詞:難波寛臣
作曲:難波寛臣

空よ 水色の空よ
雲の上に 夢をのせて
空よ 私の心よ
想い出すの 幼い日を

故郷の 野山で
初めて 芽ばえた
あどけない 二人の
小さな愛
空よ 教えてほしいの
あの娘は 今どこにいるの

故郷の 野道で
固く手を にぎった
あの頃の 二人の
小さな愛
空よ 教えてほしいの
あの娘は 今どこにいるの


8.早春賦

作詞:吉丸一昌
作曲:中田章

春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず

氷解け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も きのうも 雪の空
今日も きのうも 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か


9.もずが枯木で

作詞:サトウハチロー
作曲:徳富繁

もずが枯木で 泣いている
おいらは藁を たたいてる
綿ひき車は おばあさん
コットン水車も 廻ってる

みんな去年と 同じだよ
けれども足りねえ ものがある
兄んさの薪割る 音がねえ
バッサリ薪割る 音がねえ

もずが枯木で 泣いている
おいらは藁を たたいてる
綿ひき車は おばあさん
コットン水車も 廻ってる

綿ひき車は おばあさん
コットン水車も 廻ってる


10.浜辺の歌


11.花の街

作詞:江間章子
作曲:團伊玖磨

七色の谷を越えて
流れて行く 風のリボン
輪になって 輪になって
かけていったよ
春よ春よと
かけていったよ

美しい海を見たよ
あふれていた 花の街よ
輪になって 輪になって
踊っていたよ
春よ春よと
踊っていたよ

すみれ色してた窓で
泣いていたよ 街のかどで
輪になって 輪になって
春の夕暮れ
ひとりさびしく
泣いていたよ


12.リンゴ追分

作詞:小沢不二夫
作曲:米山正夫

リンゴの花びらが 風に散ったよな
月夜に月夜に そっと
えええ……

つがる娘は ないたとさ
つらい別れを ないたとさ
リンゴの花びらが 風に散ったよな
あああ……

つがる娘は ないたとさ
つらい別れを ないたとさ
リンゴの花びらが 風に散ったよな
あああ‥‥‥


13.虹と雪のバラード

作詞:河邨文一郎
作曲:村井邦彦

虹の地平を 歩み出て
影たちが 近づく手をとりあって
町ができる 美しい町が
あふれる旗 叫び そして唄

ぼくらは呼ぶ あふれる夢に
あの星たちのあいだに
眠っている北の空に
きみの名を呼ぶ オリンピックと

雪の炎に ゆらめいて
影たちが 飛び去るナイフのように
空がのこる まっ青な空が
あれは夢? 力? それとも恋

ぼくらは書く いのちのかぎり
いま太陽の真下に
生まれかわるサッポロの地に
きみの名を書く オリンピックと

生まれかわるサッポロの地に
きみの名を書く オリンピックと