君の涙は俺がふく

ヒデオ銀次 君の涙は俺がふく歌詞
1.君の涙は俺がふく

作詞:石森ひろゆき
作曲:石森ひろゆき

泣けたよ あん時ゃ こらえきれなくて
旅立つ背中で すすり泣いた人
行かなきゃならない 旅がある
男の胸には 地図がある
泣きなよ 帰ったぜ 嬉し泣いてくれ
今日から涙は 君の涙は 俺が拭いてやる

飲んだよ ひとりで 込み上げた夜は
見知らぬ酒場で 君の名を呼んだ
届かぬ面影 引きずって
どこかに二人の 明日はある
泣きなよ 今夜は 冬を越えて来た
今日から涙は 君の涙は 俺が拭いてやる

泣いたね ふたりで やっと逢えた日は
遠くで手を振る 笑顔見た時に
故郷の山さえ 光ってた
男の夢路を 貫いた
泣きなよ 帰ったぜ 嬉し泣いてくれ
これからずっと 君の涙は 俺が拭いてやる


2.渡り鳥

作詞:石森ひろゆき
作曲:石森ひろゆき

侘しさばかりが 吹き溜まる
路地裏夜更けの 港町
あの娘がひとりで あてもなく
誰かを待って いたことを
知っているだろ 冬カモメ
なぜに素知らぬ 声で鳴く
ごめんよ おまえは 渡り鳥か

切なさばかりが 打ち寄せる
どんより夜空の 港町
あの娘が身寄りも 無い町で
最後に泣いた その後の
行方カモメも 知らぬのか
なぜに哀しい 声で鳴く
ごめんよ おまえは 渡り鳥か

笑え 遅れて来た俺を
涙ひとつも 救えずに
馬鹿だろ 俺も 渡り鳥さ

馬鹿だろ 俺も 渡り鳥さ