1.鳴りやまぬあのメロディー
作詞:平義隆
作曲:ピース・鈴木兼隆
街角に溢れてる ラヴソングじゃなくて
誰にでも大切な 歌がありませんか?
あなたが歌ってくれた 海の向こうの曲
意味さえもわからずに 二人口ずさんだ
なぜ 時が過ぎてあなたの記憶が
少しずつ 薄れていってしまうのに
ほら あのリフレインがまたあの日の
思い出たちを瞬く間に 引き戻すのですね
あなたが好きだった あの歌
今さら 聞きたくなんかないのに
知らず知らずに 口ずさんでる
染みついたメロディーが 離れないの
帰り道の公園で いつも寄り道して
ひとつだけのヘッドフォン 二人で分け合った
その時は気づかない 愛の歌詞の意味が
この頃は痛いほど なぜかよくわかるの
なぜ ふと立ち寄った 店のラジオから
流れてた その歌に動けなくなったの
ほら あのリフレインが もう叶わぬ
約束たちを瞬く間に 呼び戻すのですね
忘れかけてた あの歌
あきらめたはずと 言い聞かせても
巡り巡れば 季節のはざま
鳴り響くメロディーは きれいすぎて
あなたが好きだった あの歌
今さら 聞きたくなんかないのに
知らず知らずに 口ずさんでる
染みついたメロディーが 離れないの...
鳴り響くメロディーが 優しすぎて...
鳴り止まぬメロディーが 悲しすぎて...
2.赤ちょうちん
作詞:喜多條忠
作曲:南こうせつ
あのころふたりの アパートは
裸電球 まぶしくて
貨物列車が 通ると揺れた
ふたりに似合いの 部屋でした
覚えてますか 寒い夜
赤ちょうちんに 誘われて
おでんを沢山 買いました
月に一度の ぜいたくだけど
お酒もちょっぴり 飲んだわね
雨がつづくと 仕事もせずに
キャベツばかりを かじってた
そんなくらしが おかしくて
あなたの横顔 見つめてた
あなたと別れた 雨の夜
公衆電話の 箱の中
ひざをかかえて 泣きました
生きてることは ただそれだけで
哀しいことだと 知りました
今でも時々 雨の夜
赤ちょうちんも 濡れている
屋台にあなたが
いるような気がします
背中丸めて サンダルはいて
ひとりで いるような気がします
3.あともう少し
作詞:ピース
作曲:ピース
逢いたい見たい抱かれたい
募る恋心 おさえてよ
嫌で別れた わけじゃない
あなた恋しさに 胸痛む
叶わぬ恋さ 叶わぬ恋よ
私一人の あなたじゃない
叶わぬ恋ね 叶わぬ恋だからね
別れにうなずいたの
せめて愚痴くらいこぼさせてよ
あともう少し あともう少し
もう少しであなたに届くはずの恋なのに
北風ピープー 吹いている
私の素肌を 突き刺して
思い出みんな かき集め
風に飛ばしたら 気も癒える
追いかけるほど 離れていくわ
恋のさだめと 知ってはいても
離れてゆくわ 追いかけたくなる ねぇ
それが人の心
せめて愚痴くらいこぼさせてよ
あともう少し あともう少し
もう少しであなたに届くはずの恋なのに
もう少しであなたに届くはずの恋なのに
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