陽炎

フジファブリック 陽炎歌詞
1.陽炎

作詞:志村正彦
作曲:志村正彦

あの街並 思い出したときに何故だか浮かんだ
英雄気取った 路地裏の僕がぼんやり見えたよ

また そうこうしているうち次から次へと浮かんだ
残像が 胸を締めつける

隣のノッポに 借りたバットと
駄菓子屋に ちょっとのお小遣い持って行こう
さんざん悩んで 時間が経ったら
雲行きが変わって ポツリと降ってくる
肩落として帰った

窓からそっと手を出して
やんでた雨に気付いて
慌てて家を飛び出して
そのうち陽が照りつけて
遠くで陽炎が揺れてる 陽炎が揺れてる

きっと今では無くなったものもたくさんあるだろう
きっとそれでもあの人は変わらず過ごしているだろう

またそうこうしているうち次から次へと浮かんだ
出来事が 胸を締めつける

窓からそっと手を出して
やんでた雨に気付いて
慌てて家を飛び出して
そのうち陽が照りつけて
遠くで陽炎が揺れてる 陽炎が揺れてる

陽炎が揺れてる


2.NAGISAにて

作詞:志村正彦
作曲:志村正彦

お嬢さん お願いですから泣かないで
ならどうぞ 宜しければどうぞ ハンカチを

辺りを埋める 潮風の匂い

お嬢さん 泣いてるお暇が有るのなら
すぐちょっと 気晴らしにちょっと 散歩でも

言える訳もない 言える訳もないから

渚にて泣いていた 貴方の肩は震えていたよ
波風が駆け抜けて 貴方の涙 落としてゆくよ

渚にて泣いていた 貴方の肩は震えていたよ
波音が際立てた 揺れる二人の 後ろ姿を