チェスト!チェスト!チェスト!

フラワーカンパニーズ チェスト!チェスト!チェスト!歌詞
1.感情七号線

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

負け癖ばかりが 染みついてるから
負けてる方がずっと楽だと 記憶をしまいこむ
大切にしてた宝物はどこだい?
早すぎた未来に尻餅をついて 声を走らせる

夢って言葉は残酷なんだな
理想と現実 裏目裏目でも表にはならない
身の丈以上の事は望むなよ
六畳一間のロックンロールが お似合いなんだろう?

星くずみたいな はかない季節と ぐるぐる回る
届きそうかい? わからないさ
いつの頃からか 心の真ん中に すりガラス
本当に 欲しいものが 見つけられなくなる

涙はしょっぱい 朝日はまぶしい
リアルなものはいつだって 体を刺激する
真夏の時間を 子供は生きてる
消費期限を気にしながら 僕らは振り返る

星くずみたいな はかない季節と ぐるぐる回る
届きそうかい? わからないさ
いつの頃からか 心の真ん中に すりガラス
本当に 欲しいものが 見つけられなくなる

追い越したければ 遠慮なくどうぞ
そんなに急いで 目指すところなんて もう忘れたよ

星くずみたいな はかない夢を 捨てきれず回る
届きそうかい? やってみるさ
いつの頃からか 心の真ん中に すりガラス
本当に 欲しいものが 見つけられなくなる


2.元少年の歌(Album ver.)

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

つまらないなと 退屈だなと 夢ばかり見ていた
そんな日々を時々 思い出す事がある
手に入れたもの つかんだものが 急に小さくなる
今までの毎日が 無駄に思えてしまう

初めて恋をした あの感じは今も
この胸の奥でまだ ずっとひざを抱えてる

大人だって泣くぜ 大人だって恐いぜ
大人だって寂しいぜ 大人だってはしゃぐぜ

受け入れること 認めあうこと それがわからなくて
色んなものを失くして ここまでやってきた

恥をかいて 頭をかいて 今日もまたふんばろう
倒れたってかまわない またやり直せばいい

子供の時見えて 今見えなくなったもの
もう一度見てみたくて 遠い空を見上げてる

大人だって泣くぜ 大人だって恐いぜ
大人だって寂しいぜ 大人だってはしゃぐぜ

閉じかけた心は 無理矢理じゃ開かない
北風と太陽なら 太陽になりたかった

大人だって泣くぜ 大人だって恐いぜ
大人だって寂しいぜ 大人だってはしゃぐぜ
大人だって愚痴るぜ 大人だって逃げるぜ
大人だって遊ぶぜ 大人だって子供だったんだぜ


3.ラララで続け!

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

ラララ…

僕らはいつも欲しがってる 全てのものを欲しがってる
何かがいつでも足りなくて どこかがいつでも欠けていて
いつまでたっても変わらずに いくつになっても変わらずに
何かをずっと追いかけていたい

夢なら夢でもかまわない 瞼は閉じたままで

心 剥がそう 触ろう 騒ごう 走ろう 道はまだ続いてる

僕らはいつか気付くんだろう 失くしたものの大きさに
僕らはいつか感づくだろう まぶしい若さの正体に
そしてその時 後悔する ほんの少し後悔する
少しであって欲しいけれど

足跡ひとつ残さないで 涙は枯れていくから

心 剥がそう 触ろう 騒ごう 走ろう 道はまだ続いてる

ラララ…

明日も 昨日も 若さも 疲れも 痛みも 妬みも 朝日も 夕焼けも

心 剥がそう 触ろう 騒ごう 心 剥がそう 触ろう 騒ごう

ラララ…


4.終わらないツアー

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

もう 未来なんかない はしゃぎ過ぎたおめでたい奴でいよう
もう 未練なんかない 旅の空へ ふっ飛ばして星になる

真夜中の声を そっとつまんで 狙いだけ 定めたら
迷わないで ぱっと打ち上げろ

Baby Baby ずっと探してる 初めて鳴らした ギターの響きを
Baby Baby 15才の春 そこで始まった 今も続いてる 終わらないツアー

もう 我慢なんかしない 産まれたての赤ん坊のように歌う
どう 転んだっていい 何があったって 何もなくたってラッキー

泥沼に沈む ダイアモンド 1つだけ つかんだら
景気良く ぱっと打ち上げろ

Baby Baby ずっと探してる 初めて鳴らした ギターの響きを
Baby Baby 15才の春 そこで始まった 今も続いてる 終わらないツアー

夕焼けの色に 声を染めて 狙いだけ 定めたら
ふりかぶって ぱっと打ち上げろ

Baby Baby ずっと探してる 初めて鳴らした ギターの響きを
Baby Baby 15才の春 そこで始まった 今も続いてる 終わらないツアー


5.日々のあぶく

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

毛細血管がぶちぶちと 音をたてながら
1本 2本 3本 4本と 切れていくように

今まであった出来事が 確かにあった出来事が
あぶくのように毎日少しずつ 弾け飛んでゆく

もしも記憶のバケツが いっぱいになってるんなら
これから起こる新しい出来事から 消して欲しい

未来とか可能性とか そんなあやふやなものより
今まであった出来事を ひとつ残らず 忘れずに

愛していたい 自分の周りぐらい
愛してみたい 出来る限り 出来る限り

人間なんて生き物は 誰でも年を重ねると
今まであった出来事を 自然に美化しようとする

ぶざまでみじめで本当にどうしようもない日々を
かなり大げさにドラマチックに話を塗り変えて

脳ミソが勝手に 無駄な記憶と判断したもの
ほんの些細なくだらない事 パッとしない景色

全て忘れてしまったら なかった事と同じだな
そんなのあんまりすぎないか そんなの寂しすぎないか

愛していたい 自分の周りぐらい
愛してみたい 出来る限り 出来る限り 本音だよ

愛していたい 自分の周りぐらい
愛してみたい 出来る限り 出来る限り

真夏の光線 冬の頬っぺた 風邪の日の夢 踏切の音
君の肌 子供の声 犬の匂い ドブ川に浮かんだコーヒーの缶
初めて嘘をついた日の夜 初めて感じた憂鬱
中途半端な別れ際 校舎の影 自転車のサビ
返し忘れた図書館の本 言い出せなかった言葉
涙のすじとロックンロール 真夜中 空 永遠の感触

忘れるな 忘れるな 忘れるな 忘れるな 忘れない


6.最低気温

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

明日きっと太陽は昇らない
曇り空がふくみ笑いをしてる
天気なんか昔は どうでもよかったのに
最近めっきり気になる 朝の冷え込みと最低気温

雨が降った日の 野良猫たちは どこへ行ってるんだろうな?

何となく 走り出す 魂もあくびする夜に
それとなく 老いてゆく 流行歌 蹴飛ばして 駆け抜ける

そうだろう きっと何か変だと思ってる
どうにも バランスはちょっとイビツなまま
心じゃみんな気づいてる 本当の事に気付いてる
それでもみんな隠してる 本当の事は隠してる

天日で干した Tシャツの香りは ずっと変わらないんだろうな

何となく 走り出す 魂もあくびする夜に
それとなく 老いてゆく 流行歌 蹴飛ばして駆け抜ける

若いお姉さんの 二の腕には
ずっと惹かれてんだろうな


7.夏の空

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

ネオンライトの上 かすむ月
なくしたものばかりを 想い出す
ため息が出ないように 缶コーヒー
遠くで手を振るのは いつかの僕かい?

男って何だっけ? 仕事って何だっけ?
夢って何だっけ? 青春って何だっけ?

未来の先にはきっと もう着いた
変わったところばかり 目について
変わらないところはきっと 気づかない
遠くで笑うのは あの夏の僕かい? あの夏の僕かい?

男って何だっけ? 仕事って何だっけ?
夢って何だっけ? 青春って何だっけ?
大人って何だっけ? 仲間って何だっけ?
愛って何だっけ? 優しさって何だっけ?

覚えてるかい? あの夏の空を


8.切符

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

過去まで行ける 切符を手に入れた
有効期限は 今月いっぱい

過去まで行ける 本当に行ける
片道切符 どこまで行こうか?

小学生か 中学生か 高校生の頃か?
二十代か 三十代か 半年前か?
今のまんまの頭脳で やり直せるならいいけど
また始めっからやり直すんなら めんどくせぇな めんどくせぇな

未来へ行ける 切符を手に入れた
片道切符 2度とは戻れない

一年先 二年先 三年先がいいか?
十年先以上は 死んでるかもな
今のまんまの体力で お金も持ってりゃいいけど
何にもなくて寂しいんだったら 行きたくねぇな 行きたくねぇな

どこへでも行ける 切符を手に入れた
世界中旅して 自分を探せる

オーストラリア ハンガリー イタリア ドイツにポーランド
そもそもどっかへ行かなくっちゃ 見つからないのか?

今の顔 今の場所 今の自分でいいと
開き直って 暮らす方が 幸せかもな

めんどくせぇよ めんどくせぇよ 人間なんてめんどくせぇ
めんどくせぇけど めんどくせぇけど
愛してやろうか 愛してやろうか 愛してやろうか 愛してやろうか


9.チェスト

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

いくつになっても田舎っぺ おのぼりさん おのぼりさん
いつでも心は丸裸 おいなりさん おいなりさん

いらない本当が多すぎて ハートを置いてっちゃう
リアルをシラフで受け止めて それ!

笑えない日々にチェスト いつも瞬間にベスト
人生はきっとギフト 心震わせてもっと

欲しがる気持ちは枯らさずに よくばり屋さん よくばり屋さん
控え目な態度も忘れずに はにかみ屋さん はにかみ屋さん

忙しそうな顔だけして ハートを忘れちゃう
心のミットにストライク それ!

笑えない日々にチェスト いつも瞬間にベスト
人生はきっとギフト 心震わせてもっと

踏んだり蹴ったりつまずいて ハートを見失っちゃう
弱気なムードに地獄突き それ!

笑えない日々にチェスト いつも瞬間にベスト
人生はきっとギフト 心震わせてもっと

小腹が減ったらガスト 響かない歌はダスト
やるなら今だろジャスト 心震わせてずっと


10.M.R.I.

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

M.R.I.
不況だ 不景気だと踊らされ 坊主も親父も小さくまとまっている 俺も
時代ごと どこかへ逃げようとして 夜な夜な地球儀が おねしょをする

這いつくばって 尻餅ついて 真っ青な空
何だかんだで 一番恐いの 人の心
自分以外の考えてる事 わからない 一人って寂しいね

どうした俺の未来? そっちの調子はどうなってるんだい?
嘘でも笑いなよ 頼むよ未来 楽しい未来

夢なんてクソの役にも立たず 現実にはさまれて貧乏ゆすり
あげ足の取り合い うわべの握手 「愛」なんて言葉は 野良犬も食わねぇ

つぶやいたって 書き込んだって 真ん丸な月
お酒を飲んでも 薬を飲んでも 埋まらない溝
自分以外の全ての人間 愛せない 孤独って寂しいね

どうした俺の未来? そっちの調子はどうなってるんだい?
嘘でも笑いなよ 頼むよ未来 素敵な未来

若くもないし 才能ないし 体も弱いし
でもウジウジ腐って 閉じてるタイプ 大嫌い
自分の事すら 考えてる事 最近わからない
どうしようか?知らねえよ やり直す? 出来ねえ

歌ってくれよ未来 でっかい声を張り上げて 嘘でも
笑ってくれよ未来 くしゃくしゃの顔見せてくれ 嘘でも大声で

頼むよ未来 楽しい未来 頼むよ未来 素敵な未来
未来 未来 見ない 見ない 見たい 見たい


11.雲の形

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

時間の流れの中で たくさんのものを失くしても
大人はきっとうまいように話す

無駄な事なんてなかった 無駄な生き方じゃなかった
目を伏せながら 噛み締めて話す

毎日空を見上げる 退屈な色した空を
青い空 曇り空 うわの空
食べられそうで 食べれない 自由な雲の形に
自分の気持ちを 重ねてみる

泣いてるような 笑ってるような そんな気持ちはどんな形?

心から好きな瞬間は 好きだと言えないように
本当の事はなかなかつかめない

はっきり言えたらよかった はっきり伝えたらよかった
置いてきぼりになった後で気づく

思い出はずっと残ってる 忘れたふりをしてみても
リアルな色 リアルな感触で

古い映画を見ながら 古い映画に逃げながら
情けない自分を遠くへ 蹴飛ばす

泣いてるような 笑ってるような そんな気持ちは 何て呼ぼう?

泣いてるような 笑ってるような そんな日々を 何て呼ぼう?


12.エコー

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

間違い探しをしてたら 間違いばかりが多すぎて
結局朝まで眠れない 赤ペンだらけの半生
今日まで僕が生きてきた 1万4960日
どれだけの人と出会った? どれだけの人と別れた?

夢見がちで ごめんなさい
怠け者で ごめんなさい
笑えなくて ごめんなさい
変われなくて ごめんなさい

恋をした瞬間に感じたもの 響け いつまでも エコー
サヨナラの瞬間に溢れたもの 響け どこまでも エコー

自分しか愛せなかった 自分さえも愛せなかった
自分を信じるって何だろう? 信じすぎたらこうなった

人間って痛いんだね
人間って小さいんだね
人間って安っぽいね
人間って笑っちゃうね

恋をした瞬間に感じたもの 響け いつまでも エコー
サヨナラの瞬間に溢れたもの 響け どこまでも エコー


13.ペダルマシンミュージック

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

ゆるやかに駆け抜ける 自転車で
いつまでもどこまでも 風を感じて走る

目を閉じて振り向いて 手を振って
サヨナラとつぶやけば 少しだけ軽くなる

僕ら もう 子供には帰れない
空はいつしか 遠く 遠く

ペダルマシンミュージック ゆっくりあせらずに
ペダルマシンミュージック 自分だけのリズム
ペダルマシンミュージック 車じゃ見落としてしまう
ペダルマシンミュージック 日々の匂いを感じていこう

着古したTシャツの 袖のような
やわらかい優しさを いつまでも探してる

あの頃に 見えていた景色より
コクのあるこの世界 味のあるこの世界

僕ら いつも 後悔ばかりして
空はいつしか 遠く 遠く

ペダルマシンミュージック ゆっくりあせらずに
ペダルマシンミュージック 自分だけのリズム
ペダルマシンミュージック 車じゃ見落としてしまう
ペダルマシンミュージック 日々の匂いを感じていこう

僕ら いつか 何もかも枯れていく
夢を そばに もっともっと

ペダルマシンミュージック ゆっくりあせらずに
ペダルマシンミュージック 自分だけのリズム
ペダルマシンミュージック 車じゃ見落としてしまう
ペダルマシンミュージック 日々の匂いを感じていこう


14.TEENAGE DREAM

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

おっさん まともに すっ転んだ
おっさん 張り切って 空回った
おっさん また同じ事 言った
おっさん 涙に もろくなった

おっさん おっさん おっさん おっさん

TEENAGE DREAM まだ四回目
TEENAGE DREAM あともう一回

おっさん まるごと 飲んじまった
おっさん 小便 近くなった
おっさん 理屈が 嫌になった
おっさん ちょっと 素直になった

おっさん おっさん おっさん おっさん

TEENAGE DREAM まだ四回目
TEENAGE DREAM あともう一回