フーバーオーバーベスト

フーバーオーバー フーバーオーバーベスト歌詞
1.感電

作詞:岩沢正美
作曲:岩沢正美

ショートしちゃってんのよ もう 単純なほど
手をつないだら君が丸焦げになるくらい

ヒューマン・ピューリタン・脱・レディー・スター

どっか飛んじゃってんのよ もう 単純だから
だって今ここに君といるのは変でしょ

ヒューマン・ピューリタン・脱・レディー・スター

心の置き所まで変えさせて しまうほどの力を持つ君に
何を一体話したらいいんだろう
どうせ他の事は犠牲にしてしまうくらい平気なんでしょう
永久の心理なのかしらね

さっきほら 言ってた事
明日になっても忘れないでね

ショートしちゃってんのよ もう 単純なほど
手をつないだら君が丸焦げになるくらい
どっか飛んじゃってんのよ もう 単純だから
だって今ここに君といるのは変でしょ

ヒューマン・ピューリタン・ 脱・レディー・スター

どっちかにして どうにかしても 訳はないけど
それでうっかりをくり返して 何故かここにいるの

心の置き所まで変えさせてしまうほどの力を持つ君に
何を一体話したらいいんだろう
どうせ他の事は犠牲にしてしまうくらい平気なんでしょう
永久の心理なのかしらね

何度考えたって同じ


2.チョコレート

作詞:岩沢正美
作曲:岩沢正美

3ダースのチョコレートは紙袋の中で溶けた

そう、君は淋しそうに広いだけの空に憧れて
ねぇ、それで何を見たの?
目に映るもの全てウソでしょう

ガラクタでも美でもなく
手に入れたものに価値もなく

3ダースのチョコレートは紙袋の中で溶けた
散らかった頭の片隅に流れ込む

時々、夢みたいに願いごとが叶う気がしてた
で、夕べ思い通り
全て叶ったけれど 夢の中…

毎度同じ 違う朝
目覚めたなら すぐ飛び立とう

3ダースのチョコレートは紙袋の中で溶けた
間の抜けたぬくもりを抱いて
夜を越えてゆこう
君と


3.コレクション

作詞:岩沢正美
作曲:岩沢正美

YOU方 また 待ちぼうけ
まだ待ってる 並んでるわ 大変ねぇ
目を覚ましてよ いい加減に

夕方まで待ってみても何一つ起こらないなら
これ以上は無理だって思ってて頂戴な

けれどもでもでもそれはでもでもで
コレクション
だけどもでもでもそれはでもでもで
コレクション


4.君方向へ

作詞:岩沢正美
作曲:岩沢正美

まだ不埒さの遊
こんな所でまばたきだけしても
心は弾かれてく
君の事など忘れていたけど

会いたいのは気のせいかな さっきからチクリと痛いよ

愛別離苦 困難で閉じかけた日々もこのまま君方向へと続いてるのに
愛別離苦 困難で戸惑ってる君と当分はバラ線で繋がっているから
あ、でもね、宜しくない ラララ

まだ不埒さの遊
君が言うそのデタラメな言葉に
心は弾かれてく
こんな事なら忘れたいけれど

会いたいのは気のせいかな さっきからチクリと痛いよ

愛別離苦 困難で閉じかけた日々もこのまま君方向へと続いてるのに
愛別離苦 困難で戸惑ってる君と当分はバラ線で繋がっているから
あ、でもね、埋められない ラララ

どれも同じような千切れた雲だけが音もなく空を流れて
春と夏の間でうんざりしているの
霧はもう晴れているけど

愛別離苦 困難で閉じかけた日々もこのまま君方向へと続いてるのに
愛別離苦 困難で戸惑ってる君と当分はバラ線で繋がっているから
愛別離苦 困難で閉じかけた日々もこのまま君方向へと続いてるのに
愛別離苦 困難で戸惑ってる君と当分はバラ線で繋がっているから
あ、でもね、宜しくない ラララ


5.発展家

作詞:岩沢正美
作曲:岩沢正美

あやふや 雨だれみたいに とぎれとぎれ

だいたい涙でマスカラ落としてしまったコウモリが
簡単に飛べるはずないでしょ
何度確かめてみても変わり映えのない夕暮れに
すっと消えてしまいそうよ

君の事は忘れてやる! 心に決めていたのだけど

ちょっと待って
考え直したところで何も変わらない事くらいは
十二分にわかっているつもりでいたけれども 君を思い出してる
あ、またやっちゃったよ、なんて気付いた時には手遅れです
もう いい加減 記憶まとめて なくなればいいのに

君のせいで骨もズレちゃいそうよ

だいたいウワサ通りの発展家 際どい遊びなら
きっと当たり前なんでしょ
何度聞いたって ありそうでなさそうな事ばかりで
ずっと もやもやしてるのよ

変わってゆく心までは 繋ぎ止めておけないから

ちょっと待って
考え直したところで何も変わらない事くらいは
十二分にわかっているつもりでいたけれども 君を思い出してる
あ、またやっちゃったよ、なんて気付いた時には手遅れです
もう いい加減 記憶まとめてなくなればいいのに

頭の蓋 もうすぐ開いちゃいそう

ゆらゆら 揺れてる 心はいつまでも
続くのかしらと あやふや 雨だれ


6.袖のないブルーのワンピース

作詞:岩沢正美
作曲:岩沢正美

うらうら 晴れた日
風もなく こぼれるように散った
偉いわね 覚悟は御立派なものです
目をつぶっていたって
まぶたの裏側にありありと見えるんだ

「君は一人で大丈夫
何も探さなくてもいい
全て思うがままになる」
「あなたは一人で大丈夫
道に迷うこともないでしょうから」
私を一人にはしないって言っていたのに

パラリと音を立て
忘れてと 砕けるように散った
のぼせていたのは間違いの様です
目をつぶっていたって
まぶたの裏側にありありと見えるんだ

「君は一人で大丈夫
何も探さなくてもいい
全て思うがままになる」
「あなたは一人で大丈夫
道に迷うこともないでしょうから」
いつまでも側にいてくれるって言っていたのに

いろんなものがなくなっていくよね
戻る場所はすぐそこにあるのにね


7.月曜日の未明


8.薄荷脳


9.ニトログリセリン

作詞:岩沢正美
作曲:岩沢正美

爆弾つくって押し入れの中に隠していたのは事実
爆発しそうな火薬のにおいって なんだかステキね
夢は今でも 見続けては 消えてゆくひらり
途惑いの渦の中

ストイックでニヒルなあなたの心臓に続く血液をもっと
グラグラと煮え繰り返るくらいに沸騰させてよ ギュッとね

爆弾背負って飛び掛かる前に怖じ気付いていたけれど
火花散らす導火線の行く手も 退屈なだけで
今さらなんて 思いながら しがみつくゆらり
途惑いの渦の中

ストイックでニヒルなあなたの心臓に続く血液をもっと
グラグラと煮え繰り返るくらいに沸騰させてよ ギュッとね

今さらなんて 思いながら しがみつくゆらり
途惑いの渦の中 Hey

ストイックでニヒルなあなたの心臓に続く血液をもっと
グラグラと煮え繰り返るくらいに沸騰させてよ ギュッとね


10.わからない人

作詞:岩沢正美
作曲:岩沢正美

今さらの君の声
触れたくてそばに置いていた
それからの続きだって
知りたくて 何もかも捨てたのにね

アイマイで空回りし続けてるのは
君の「わかんない」に連れて回る
アイマイに回答を避けてる君のことなんか飛んでいく

君のキラメキと 胸のトキメキに
つなぐ 言葉を探しては
どっかでやっぱり…とか考えて
脳みその中で過ぎていく
君のキラメキで 揺れるトキメキは
今も輝いているけど
あにはからんや うかつだった気もしてる

どうしよう君のこと
触れたけど少し恐いよね
この先の事をもっと
知りたくてみんな壊してしまいそう

アイマイで空回りし続けてるのも
「君がわかんない」で全て終わる
アイマイでありがちな君のことは
このまま飛んで行け

なんちゃって なんちて なんてどうなってるの
君のことばかり
わがままで いいかげんで わからない人


11.炭酸水

作詞:岩沢正美
作曲:岩沢正美

夕べこぼしたサイダー 泡プツプツとはじけた
溶けあって流れてく様を見ては
何かにつけソーダー ビー玉の綱渡りね
真夜中に気付いたの 危ないこと

だれかれとなくハサミを持ち出してる
手に汗かいてハンドル握る
待ってましたよ救急車

でも…ね、やっと渡り終わるところ
期待はずれなんでしょうが 仕方ないよ
けど…ね、揺れてふらふらと
今にも落ちそうなんですが

ピリピリとしてサイダー こないだの仕返しでは
練りに練って 待ち伏せて 空振りでしょう
何か見つけソーダー ビー玉の綱渡りも
手当たり次第に危ないわね

あれこれとなく努力してるのですが
背中がかゆい 真ん中あたり
届かないので救急車

デタラメに回したダイヤルが君の所へ繋がったって
大事な所でいつもつまずくの
と、とりとめのない不確かな嘘だけじゃ物足りないって
忙しく言葉を探した

でも…ね、やっと渡り終わるところ
期待はずれなんでしょうが 仕方ないよ
けど…ね、揺れてふらふらと
今にも落ちそうなんですが


12.フェンダー

作詞:岩沢正美
作曲:岩沢正美

さよならは君だけでもう充分なんだよ
飛び出した悲しさも まるめて飲み込んだのに
さよならが君だけに
潜り込んでるみたいな夜に溺れてた

その時はさ、ってその時なんだって
過去も未来も存在しないなら
君がいたことだってどーだか分からないんでしょう

聴こえないようになって
聴こえてくるようになったんだ
それからと言いかけてそれっきりね
目を閉じてるだけで浮かんでは消える
君が今までここにずっといたのに
どうしたんだろう

さよならは君だけでもう充分なんだよ
飛び出した寂しさも ようやく飲み込んだけど
さよならが君だけに
迷い込んでるみたいな夜に怯えてた

その時は去って その次なんだって
過去も未来も存在してるなら
君がいたことだってどーにか忘れられるでしょう

聴こえないようになって
聴こえてくるようになったんだ
それからと言いかけてそれっきりね
目を閉じてるだけで浮かんでは消える
君が今までここにずっといたのに

あの時の気持ちと同じ
ここに無いものだから なおさらに
追い掛けてしまうのね


13.赤い花

作詞:岩沢正美
作曲:岩沢正美

思いがけない瞬間に 寂しさでいっぱいになった
なんだったんだろう?
声を聞きたくなった時は いつでも電話してよと
あいつの顔をちょっと思い出した

手紙を書こうかな 書き出しは二行あけて
何て書こうかな 次はいつ会えるの?
そんな事ばかり 考えて過ごしてるよ
寒くなったけど あいつ何やってんだろう?

時々そう思いながら やっぱり離れて暮らしたくないよ

どこにも行かないで この手を繋いでいてくれればそれだけでいいのに
足りない気持ちを折り曲げて夜空に飛ばしてみれば届きそうで
赤い花が咲いてる

どうにもならないくらいに 寂しさでいっぱいになった
どうしようかな?
声を聞いてしまうと多分 会いたくなって辛いから
電話の代わりに手紙を書くよ

言葉を選ばずに 途方もないような事
ちょっと書いてみる 次はいつ会えるの?
同じ事ばかり 考えて過ごしてるよ
遠い空の下 あいつ何やってんだろう?

毎日そう思いながら 今すぐそこまで会いに行きたいよ

不意に咲いたその花は 凍りついたまま
あたためて 今以上にずっと赤く咲かせて

どこにも行かないで この手を繋いでいてくれればそれだけでいいのに
足りない気持ちを折り曲げて夜空に飛ばしてみれば届きそうで
赤い花が咲いてる