女の雨

三浦明 女の雨歌詞
1.女の雨

作詞:三浦明
作曲:三浦明

そぼ降る雨に 傘もなく
寒さに震える 私の肩を抱き
「これでいいよ、いいんだ」と 背を向けたひと
さだめ恨めば 眠られず あぁ…
今夜だけは 一人きりで 泣いて泣き通す

触れてはならない 唇に
すべてをあずけた あの日も雨でした
「戻れないよ、いいのか」と 囁く声に
息を殺して うなずけば あぁ…
降りしきる 雨の音が 包む夜でした

涙も涸れた 今朝方は
あなたの嫌いな 濃いめの紅を引く
「これでいいの、いいのよ」と 手鏡見れば
映る窓には 未練雨 あぁ…
女ごころ 揺するように 何故に降りつづく


2.岩木山

作詞:飛鳥夕
作曲:飛鳥夕

しんしんと雪が 津軽は北のはて
しばれる この身を 三味の音(ね)と
歩いて人生 五十年
あぁ…見ててくれたか 岩木山
流した涙は 忘れたが
忘れない…人の心の温かさ
流れて 流れて 生きてきた

故郷のみじかい 春に花薫る
津軽 恋しい 鳥の声
見えぬこの目の 友(つえ)だった
あぁ…見ててくれたか 岩木山
流した涙は 忘れたが
忘れない…三味の音色に励まされ
流れて 流れて 生きてきた