兄弟流し

三門忠司 兄弟流し歌詞
1.兄弟流し

三門忠司&影山時則
作詞:志賀大介
作曲:影山時則

冬の木枯し 背に受けて
上りの夜汽車に 乗ったのさ
あれから三年 路地裏暮らし
ギター片手の 影ふたつ
頑張ろな 頑張ろな
今夜も夢追う 兄弟流し

店の女将に おふくろの
おもかげ重ねて こんばんは
人情話しに まぶたを濡らす
そんな兄貴が 俺は好き
頑張ろな 頑張ろな
歌道ひとすじ 兄弟流し

今日も二丁目 振り出しに
ボロロン流して 参ります
苦労の蕾は あしたの花と
云って励まし くれた人
頑張ろな 頑張ろな
負けずに行こうよ 兄弟流し


2.紅蓮酒

作詞:志賀大介
作曲:影山時則

君を忘れる ために呑む
おとこ未練の 紅蓮酒
遠くなるほど 近くなる
おもかげ瞼に また連れて
ひとり裏まち 雨酒場

紅く咲いても 水の花
どうせどうせの 紅蓮酒
いちど渡れば 戻れない
渡良瀬川だと 知りながら
泣いて渡った 他人橋

雨も燃えれば 火に変わる
まして旅路の 紅蓮酒
俺が作った 泣きぼくろ
幸せぼくろに 変わったか
なみだ縦縞(たてじま) 雨すだれ