時代

上松秀実 時代歌詞
1.時代

作詞:上松秀実
作曲:上松秀実

子作り忙しいクジラさん
氷溶け慌てたペンギンさん
オイルとぷかぷかウミドリさん
テレビ見てるだけ人間さん
それ何もしないのと同じじゃん
こんな時代に生まれました

故郷の緑を この目に じっと焼き付けた
いつまでも 変わらずあって欲しい
故郷が 恋しくて とっさにね いつもの緑の公園で
あのおじいちゃんと 話がしてぇ
時代のせいとか 愚痴をこぼして
足引きずって 今日も帰ってくね
そんな時代

この空の色も 海の色 森の色も
ララライ ララライ ララライ ラライライライ…
忘れない
あなたも 私も この色を忘れない
ララライ ララライ ララライ ラライライライ…
忘れない

溜まり場で 輪になって アイツと 恋に落ちた
誰よりも 真っすぐな人だった
見た目怖ぇ 頭も無ぇ だけどもね
煙草の吸い殻なんかをね コンビニ横の ごみ箱へ
わりかしね 先輩なんかにね 好かれちゃっていて
ギャップで 惚れたね
そんな時代

痩せたい モテたい ダイエット
残り飯を あの国の あの子へ
闇ばかり見て リストカット
そんなの 騒がれて たかが 一週間

生きていく時代 涙溢れてる時代
ララライ ララライ ララライ ラライライライ…
そんな時代
あなたも私も この歌を忘れない
ララライ ララライ ララライ ラライライライ…
忘れない

あなたには何が出来るかな
私はここで歌ってるよ
子作り忙しいクジラさん
氷溶け慌てたペンギンさん
テレビ見てるだけ人間さん
こんな時代に生まれました


2.りょうくん

作詞:上松秀実
作曲:上松秀実

ねぇ りょうくん
フードで隠すあどけないその笑顔が

ねぇ りょうくん
無駄に吹かしている煙草の本数が

ねぇ りょうくん
深く刻まれたオデコと眉間のシワが

ねぇ りょうくん
手をいれた細すぎるトンガリ眉が

ねぇ りょうくん
いつ頃その正体が「強がり」だと悟れるだろう…

大人達を睨みつける 眩しすぎる瞳が
大好きで 愛しすぎて 涙 溢れた
大袈裟な 首飾りに 血のついたベロアを
洗濯する夜 帰り待つ夜 涙 溢れた

きっと今日も どぉせ今日も 転んだと言うだろう
弱虫な 強がりが 愛おしかったんだ
ダサすぎて カッコ良すぎて ほっとけなかったんだ
イキでヤンチャで バカ真面目で
支えたかったんだ

なぁ りょうくん
どうしてそんなに風を切って歩くの?

なぁ りょうくん
ぞろぞろと年下ばかりを連れてるの?

なぁ りょうくん
どこか同じ傷を感じたからなのか?

なぁ りょうくん
連れて歩けば王様になれるからか?

なぁ りょうくん
いつ頃その正体が「強がり」だと悟れるだろう…

あえてわざと おとったあの子を 連れてなんになんだろう
時に恥と闘っては 涙しないか?
今日も一人 また一人 僕らの分身が
真似をして 風を切って 歩いていくんだよ

だけど今日も どぉせ今日も ハイになるんだろう?
嫌わないで 離れないで だけれども止めたさ
どんな女が イイ女か もうわかりゃしないさ
全て己に 全て己に
跳ね返ればいいさ

それでもどこか信じてたくて
それでも僕ら仲間だからね
いまだに僕も不器用だからね
それでも僕ら見守っているね
僕らの親もそうだったかもね
いっも僕ら憎めないんだもんね
こんなに僕ら遠回りをして
いまだに僕も不器用だからね
それでも僕ら見守っているね