暫存

下北二郎 暫存歌詞
1.下北半島

作詞:長平俊一
作曲:沢田まさのり

棄てて 棄ててしまえば それまでの
背中に重たい 夢ひとつ
都落ちする おとこの胸を
支え続けた 故郷は
北の 北の最果て 下北半島

朔風(かぜ)が 朔風が身を切る 荒海で
飛沫に打たれる 親父漁船
浜で今年も 大漁唄を
唄うおふくろ 目に浮かぶ
飛んで 飛んで行きたい 下北半島

雪に 雪に埋もれた 山々に
やがては芽を吹く 春が来る
苦労七坂 いばらの道に
きっと咲かすぞ おとこ花
待って 待っていてくれ 下北半島


2.ほっとけないぜ

作詞:森田えい美
作曲:竹田喬

明るく振るまう横顔みれば
どこか寂しいかげがある
東北なまりの 愛しさに
ほっとけなくて ほっとけなくて
おまえを抱いた
いいんだいいさ この先は
まかせてくれれば それでいい

泣きたい時には いつでも胸で
涙びっしり 流しなよ
理由など言わずに いいんだよ
ほっとけないぜ ほっとけないぜ
おまえのことを
似たもの同志 俺たちは
そのまま黙って 来ればいい

今夜を明かせば おまえと二人
何時かまた来る この土地に
東北酒場の まち灯り
ほっとけないさ ほっとけないさ
おまえの故郷
幸せ見せる その日まで
まかせてくれれば それでいい