うらら

中澤裕子 うらら歌詞
1.うらら

作詞:永井龍雲
作曲:永井龍雲

花のお寺に 届く
ひと足早い 春便り
梅の蕾みが 煌りと光り
梢の鶯 啼くばかり
貴方を追って 小走りに
生きて来た 人生の
巣立ちの旅に 思い出を
納めに 来ました
うらら 春麗ら うらうら うらら
うらら 春麗ら うらうら うらら

苔の山門 上る
石段途中で 立ち尽くし
幻影の霞が 白く煙って
貴方の笑顔が 遠離る
迷う事なく 真っ直ぐに
貫いた この愛を
貴方のために 幸福を
願いに 来ました
うらら 春麗ら うらうら うらら
うらら 春麗ら うらうら うらら

愛し人の 心が
御百度踏んで 変わるなら
詮無い事と わかっていても
零れた涙の 波の紋
私のどこが 嫌われた
繰り返す 問い掛けに
答え出せない 愚かさを
縋りに 来ました
うらら 春麗ら うらうら うらら
うらら 春麗ら うらうら うらら


2.六月の花嫁(June bride)にあこがれ

作詞:永井龍雲
作曲:永井龍雲

夢の続きをまるで見ている そんな気持ちなの
あなたと始めた 愛の暮らしは
窓辺に花を飾ってみたり 壁に絵を掛けたり
あなたの帰宅(かえり)に ときめく心
六月の花嫁にあこがれ 子供の頃から
白亜の教会 赤いバージン・ロード
寂しい思いして来た 父と母の離婚(わかれ)
二人の分まで 幸せになるの

内緒でそっとあなたが父に 手紙を書いたこと
後から聞かされ 嬉しかったわ
母も一緒に住めるようにと あなたのやさしさに
涙が溢れて 止まらなかった
愛し合っても不安に 震える心は
悲しいトラウマ 今も拭いきれない
愛の力で乗り越え きっと強くなるわ
お腹(なか)に宿った 命のためにも

六月の花嫁にあこがれ 子供の頃から
白亜の教会 赤いバージン・ロード
寂しい思いして来た 父と母の離婚(わかれ)
二人の分まで 幸せになるの