TOKYO

井上陽水 TOKYO歌詞
1.TOKYO

作詞:井上陽水
作曲:井上陽水・平井夏美

銀座へ
はとバスが走る
歌舞伎座をぬけ 並木をすりぬけ

新宿へ
地下鉄がすべる
そびえるビルに月まで隠れて

街は急に
空へ広がってる
星屑に手の届く
ホテルのスゥィートルーム

渋谷へ
青山の路で
恋する人は口づけを交わして

街は急に
海へ広がってる
お魚と未来都市
波と遊ぶクルーザー

Tokyo,
赤坂 浅草
まだまだ街は人を惹き付ける
街並みは夢とあこがれ
街角までが歌を奏でる


2.夢の背中

作詞:野田秀樹
作曲:井上陽水

北の荒磯(ありそ)の夜の人魚の
背中(せな)のサダメの運河にかかる
橋のたもとの夢の湯船の
窓にさし込む月の光で
あなたの白い背中が焼けてゆく

たえて痛みはポストに入れて
いつか誰かに届けるために
朱色(あか)に染めぬき背中に彫れば
いつか誰かが手にするまでに
鏡の中で見ていたあの夢は

夢を紅でとかして好きと肌ににじませ
二度と逢えぬ夜を流れ川面すべらせ
あなたに
月の鏡写して好きと肌にキザませ

愛をこめて夜を砕き
ねらいさだめて あなたに

窓にさし込む月の光が
いつかあなたに届いた頃に
河にただようサダメの夜の
夢の背中で紅を流した
あなたを好きな私が消えてゆく

夢を紅でとかして好きと肌ににじませ
夜を流れ浮かべながら川面すべらせ
あなたに
月の鏡写して好きと肌にキザませ
夜を降りて恋のあとをねらいさだめて
あなたに

夢を紅でとかして好きと肌ににじませ
二度と逢えぬ夜を流れ川面すべらせ
あなたに