渚ゆく

伊勢正三 渚ゆく歌詞
1.渚ゆく

作詞:伊勢正三
作曲:伊勢正三

America色に染まる evening time
窓辺には海 さざなみの穂
渚を走る 髪がゆれて
夕陽に長く影を落としては

君のことだけを 考えていたくても
いつも一人でいたあの頃の
身についた翳に怯えて
いつか世界が変わる
その愛は何よりも強く光る

さびしがり屋の 悪い癖は
ただ一時を もてあそび
海風に浮く かもめ数え
ヤシの葉ゆれて こぼれる眩しさ

君のことだけを 考えていたくても
夏の渚に 秋の気配を感じるから 恋心
遠く離れていると
心は光よりも速く走る


2.マリンタワーの見える町


3.雨の日の憧憬

作詞:伊勢正三
作曲:伊勢正三

雨の日のアスファルト道を
濡れて秋の雨
数えられない季節が
また過ぎてゆく
思い出 夏の日
陽やけのあとの匂い

海は いつの時にも
暖かく迎えてくれるのは なぜ
それは………

銀色のデジタル時計が
刻む 時の夢
刻まれたのは ぼくの方さ
いつのまにか
思い出 冬の日
澄みわたる夜空見て

夢の銀河 も一度
この空をうずめ尽くしてしまえば
人は………


4.青春の一ペ-ジ


5.デジャヴの夢


6.若き日の歌


7.moonlight

作詞:伊勢正三
作曲:伊勢正三

夢はいつもの時のたとえば
たそがれのブラジルのような海にも似て
まるで君がその指先でつまびくような
暖かな音が流れる部屋で

淋しげな眉にも やさしさを匂わす
あやしい恋心 ただよい始めている
こんな夜には二人でmoonlight
想い出数え 過ぎゆく季節を見ている

愛しきものは去りゆく日々
手をさしのべて 新しい時の訪れ待てば
古びた駅がとり壊され
その街並も変りゆく 時の流れのはかなさ

冬の湖で遊んだ あの頃の
こぼれる笑顔に 呼び戻されてしまう

こんな夜には二人でmoonlight
想い出数え 訪れる時を見ている

長い年月を 過ごした二人には
心の中まで 透き通るような季節

こんな夜には二人でmoonlight
想い出数え 時の流れは はかなくて


8.不思議なCONVERSATION

作詞:伊勢正三
作曲:伊勢正三

Lady in the sky そこに君がいて
僕が夏の日の 夢を見ているのなら
Lady when you love me
何もかも許してしまえる人として
生きてゆこうと Realize

※Just like tiny rain into the green
不思議な Conversation
ふ・れ・あ・い※

Lady in the rain その時はおもいきり
心細くなるがいい そんな君が美しくて
Lady when you love me
引きあえるかぎりの力で結ばれて
心を開けば Realize

(※くり返し)

不思議な Conversation
ふ・れ・あ・い


9.冬暦

作詞:伊勢正三
作曲:伊勢正三

冬の日に出逢う人は
温もりを胸に秘めてる
かじかんだ指先にも

その人に出逢う時は
突然のすれちがいでも
いくつもの夢を見る

春の日を待ちわびていたあの頃
暑い日射に焼けた素肌残しても
時は流れ ふり返れば夏よ

秋の日がハヤを染めて
川面うつ そのあざやかな紅は
いつの日も

つり人は いつの時も
美しい自然を見ては
流れゆく時を知る

目を閉じれば 鳥の声 山並を渡る
街の灯りが すこしまぶし過ぎる頃
春の風が 冬暦をめくる


10.エンディング・テ-マ