人生夢太鼓

冠二郎 人生夢太鼓歌詞
1.人生夢太鼓

作詞:三浦康照
作曲:岡千秋

櫓(やぐら)太鼓に 諸(もろ)肌ぬいで
汗が飛び散る 若い眾
小倉名物 無法松
負けてなるかと 男の意地を
賭けて打ち迂む あばれ打ち
日本一だよ ソレ…人生夢太鼓

祭囃子の 太鼓が綠で
浴衣(ゆかた)姿の あの女(ひと)と
戀が芽生えた 若い日よ
苦勞分け合い 夫婦の今も
忘れられない 思い出を
胸に刻んだ ソレ…人生夢太鼓

老いも若きも 心はいつも
燃える炎の 青春だ
これが男の ロマンだよ
親父ゆずりの この枹(ばち)さばき
見えてやろうか みだれ打ち
響け宇宙へ ソレ…人生夢太鼓


2.望鄉の驛はまだ遠い

作詞:三浦康照
作曲:市川昭介

渡り鳥さえ ねぐらへ掃る
掃るあてない さすらい暮し
男になれと おふくろの
聲がかなしく あと追いかける
ああ望鄉の 驛はまだ遠い

つれていってと 別れの驛で
泣いてすがった 可愛いお前
夜汽車の隅で この俺も
そっと淚を かくれて拭いた
ああ望鄉の 町が遠ざかる

死んだ積りで 出直す俺に
續く果てない 吹雪の曠野
お前の顏が おふくろが
夢にでてくる 旅路の夜よ
ああ望鄉の 驛はまだ遠い