六甲の女

出光仁美 六甲の女歌詞
1.六甲の女

作詞:麻こよみ
作曲:水森英夫

妻と呼ばれる 幸せは
この手に届かぬ 夜空の星よ
坂道淋しい 三宮(さんのみや)
心は今でも あなたのそばに
アホなアホな女で いいのです
胸をつら抜く 六甲おろし

つらい噂が 続いたら
いつかはあなたの 重荷になるわ
湯の町但馬(たじま)の コウノトリ
私に下さい 幸せひとつ
アホなアホな女で いいのです
白い湯煙り 面影揺れる

恋はしません もう二度と
この世で一人の 命のあなた
涙のしずくか 淡路島
変えられなかった ふたりの運命
アホなアホな女で いいのです
未練浜風 六甲おろし


2.蝉しぐれ

作詞:麻こよみ
作曲:水森英夫

恋の抜け殻 抱きしめながら
泣けばつられて 蝉が鳴く
すがる私の 瞳(め)を逸(そ)らし
冷たく背中を 向けた人…
つらいつらいつらい涙の 蝉しぐれ

いっそあなたを 憎めたならば
泣きはしません こんなにも
心変わりの 行く先は
聞きたくなかった あなたから…
胸に胸に胸にしみます 蝉しぐれ

夏の短さ 命の脆(もろ)さ
知って泣くのか 蝉の声
熱い想いを 燃やしても
幸せ一夜で 崩れ散る…
恋は恋は恋は哀しい 蝉しぐれ


3.六甲の女~スペシャルバージョン~

作詞:麻こよみ・佐藤惣之助
作曲:水森英夫・古関裕而

妻と呼ばれる 幸せは
この手に届かぬ 夜空の星よ
坂道淋しい 三宮(さんのみや)
心は今でも あなたのそばに
アホなアホな女で いいのです
胸をつら抜く 六甲おろし

六甲おろしに颯爽と
蒼天翔ける日輪の
青春の覇気うるわしく
輝く我が名ぞ
阪神タイガース
オゥオゥオゥオゥ
阪神タイガース
フレ フレ フレ フレ

つらい噂が 続いたら
いつかはあなたの 重荷になるわ
湯の町但馬(たじま)の コウノトリ
私に下さい 幸せひとつ
アホなアホな女で いいのです
白い湯煙り 面影揺れる

恋はしません もう二度と
この世で一人の 命のあなた
涙のしずくか 淡路島
変えられなかった ふたりの運命
アホなアホな女で いいのです
未練浜風 六甲おろし


4.さよならから

出光仁美 & ビューティーこくぶ
作詞:森田いづみ
作曲:水森英夫

人影のない 静かな駅に
愛する気持ちを 置いてゆく
各駅停まりの 電車に揺られて
あなたを 忘れるの
別れの朝に 微笑み合えば
明日も会えそな 気がするよ
背中をあわせた 別れのホームに
電車が 滑り込む

恋の終着駅に 秋風巡る
さよなら さよなら 愛してる (愛しているよ)
忘れることなど 出来ないわ (このまま…)
時が過ぎ (愛が) 思い出に (変わる)
その日が 来るまでは

別れの理由(わけ)が 季節に溶けて
今でも一人の 暮らしなら
あの日の君を 迎えに行くのさ
涙を 拭うため
知らない街の 暮らしに慣れて
一人で生きると 決めたけど
ふとした瞬間 あの日に戻って
あなたを 感じてる

恋の終着駅に 春風巡る
も一度 も一度 出逢いたい (その日を待つわ)
いくつも 季節を 繰り返し (何度も)
過ぎた日の (愛の) 思い出が (今も)
優しく 駆け巡る

あの日の終着駅は 今日の始発駅
止まった時間が 動き出す (遅くはないさ)
ホームに響いた ベルの音 (抱きしめ)
さよならの (後に) 訪れる (出逢い)
も一度 始めよう