ゴールデンベスト

前川清 ゴールデンベスト歌詞
1.恋するお店

作詞:千家和也
作曲:伊藤薫

盛り場地図で 場末のはずれ
見落としそうな ちいさな店よ
港で暮らす 荒くれたちを
なじみの客に かれこれ四年
ぶしつけですが 案内状を
今日出しました 迷ったあげく
別れておいて 会いたいなんて
いまさら言えた 義理ではないですが
私の生きざまを 女の生きざまを
あなたにひと目 見てほしくって

時化(シケ)ともなれば 昼日なかから
酔いどれたちで にぎわう店よ
誰にも告げず 力も借りず
色気も売らず どうにか四年
いきなりですが 案内状を
今日出しました 本名書いて
ひとりでいると 女の身には
泪のたねが いろいろありますが
私の生きざまを 女の生きざまを
あなたにひと目 見てほしくって

身勝手ですが 案内状を
今日出しました 思いを込めて
昔のように 戻れるなんて
いい気なことは 考えてませんが
私の生きざまを 女の生きざまを
あなたにひと目 見てほしくって


2.悲しみの恋世界

作詞:森川ゆう
作曲:都志見隆

もえて 悲しい くすり指に
あつい ぬくもり そっと のこす
嘘と知ってて 夢を誓って
ふたりだけの 恋世界 感じたい
違う 女性が待ってる
せめて瞬間 忘れさせ
つよく 抱かれるならば
あなたの二番目でいい
帰る場所を 仕草で 見せて欲しくはないの
いつか無理な わがままきいて
そらさないで・・・・・・

泣いて さまよう 濡れた髪が
眠り さがして あなた 呼ぶの
嘘のしあわせ 夢で結んで
ひとりいやす 傷あとが逢いたくて
明日をつなぐ いいわけ
はかない ため息になる
あなた 呼び止めたまま
よりそい 死ねるならいい
奪うことも 出来ずに 遠いふたりに戻る
いつか胸で わがままきいて
「帰らないで」

違う女性が 待ってる
せめて瞬間 忘れさせて
つよく 抱かれるならば
あなたの二番目でいい
たどり着けない 愛の 痛み 涙にうつす
いつか無理な わがままきいて
「帰らないで」


3.別れ曲でも唄って

作詞:荒木とよひさ
作曲:都志見隆

それを愛だと信じて 抱いてもらえば哀しい
指がくいこむ背中は ちがう女になるけど
夏の嵐 身も心も 奪いとってどこか逃げても
泣かないわ ひとり上手の 別れ曲(うた)でも唄って

それを女と呼んだら 恋をするのが恐くて
今度生まれてくるなら きっと男になりたい
過去も未来(あす)も 生きる途中 涙なんて夢のぬけがら
泣かないわ いい女なら 別れ曲でも唄って

それを涙と言うなら 愛は明日を知らない
これが最後の人だと いつも幻燈(まぼろし)みるだけ
白い夜明け 夢の深さ 胸の中が痛みだしても
泣かないわ 若くないから 別れ曲でも唄って
泣かないわ 若くないから 別れ曲でも唄って


4.夢一秒

作詞:荒木とよひさ
作曲:都志見隆

夢に生まれ 夢で終る それが恋だけど
あなたには幸福の 貸しがいまもある
涙なんか飾り物と人は笑うけど
素肌から想い出を 追い出せなくて

Ah 愛することに いまは疲れても
女でいること嫌いにさせないで
Ah 過去は一秒 それだけだから
またちがう人 好きになればいい

今日に生きて 明日に死ねる それも恋だから
あなたしか天国の 夜は探せない
好きと嫌い 胸の中で嵐になるたび
昨日からまた涙 呼びだしている

Ah 抱かれることを 少し忘れても
女でいること 捨てたりさせないで
Ah 夢は一秒 それだけだから
また人生を 好きになればいい

Ah 愛することに いまは疲れても
女でいること嫌いにさせないで
Ah 過去は一秒 それだけだから
またちがう人 好きになればいい

またちがう人 好きになればいい


5.男と女の破片

作詞:荒木とよひさ
作曲:都志見隆

抱かれたら終る 男と女より
手枕のままで 何んにもしないで
指さきを拒む 心の裏側で
悲しいほど 好きでいればいい
愛が涙の 破片(かけら)になっても
心にあなたを宿して 生きていけるよう
二度と恋など 出来ないくらいに
身体のすみまで あなたと すべて取り換えて
あしたなんか もういらない

満月に吠える 男と女より
口紅も拭(ふ)かず 眠りにつかせて
優しさが 逃げる どんなに抱かれても
少し離れ 泣いていればいい
愛が別れの 破片になっても
寂しいあなたは この世にひとりきりだから
夢の続きが どこかにあるなら
時間の果てまで あなたの 色に塗り変えて

二度と恋など 出来ないくらいに
身体のすみまで あなたと すべて取り換えて
あしたなんか もういらない


6.恋唄

作詞:阿久悠
作曲:鈴木邦彦

ほんのみじかい夢でも
とてもしあわせだった
逢えてほんとによかった
だけど帰るあなた
泣かないと誓ったけれど
それは無理なことだと知った
折れるほど抱きしめたいと
心からそう思う
はかないだけの恋唄

少しやつれた姿に
胸が痛んでならない
ついていきたいけれど
ひとり帰るあなた
何ゆえに結ばれないか
出逢う時が遅すぎたのか
人前でくちづけたいと
心からそう思う
せつないだけの恋唄


7.愛がほしい

作詞:伊藤薫
作曲:伊藤薫

ああ 雨の夜は 誰か酔わせてください
ああ 水割りの グラスがくもる

指輪のあとの白さの 理由は言えない
思い出と言うにはまだ 辛すぎるから

愛がほしい 心に
今がほしい ぬくもり
一人じゃ哀しい 季節の変わりめは……

ああ 酔うほどに あなたが昔の人に
ああ 見えて来る お酒のせいね

窓灯のひとつひとつに 愛があるのね
雨よ降り続いてよ 涙かくして

あなたはもう 行くのね
時間が来れば 行くのね
女に淋しい 季節の変わりめは……

愛がほしい 心に
今がほしい ぬくもり
一人じゃ哀しい 季節の変わりめは……


8.涙

作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき

忘れようと心を決めたのは
ひと足の途絶えだした公園通り
メッキだらけの けばい茶店の隅っこは
雨やどりの女のための席ね
今ごろどうしておいでだろうか
今夜は煙草が目にしみる
男運は悪くなかった
あんないい人いやしないもの
男運は悪くなかった
Made In Tears wow wo

陽に灼けたサンルーフのたもとから
季節終りの雨がしたたってる
安っぽい格子がうるんで見えるのは
安っぽいシェリーがまわるせいね
今ごろどうしておいでだろうか
今夜は煙草が目にしみる
男運は悪くなかった
あんないい人いやしないもの
男運は悪くなかった
Made In Tears wow wo

きれいなビルに変わったこのあたり
出会った日にはさえない街だったね
だめかもねと怯えていたんじゃないの
やっぱりねと哄(わら)えば筋が合うわ
今ごろどうしておいでだろうか
今夜は煙草が目にしみる
男運は悪くなかった
あんないい人いやしないもの
男運は悪くなかった
Made In Tears wow wo

男運は悪くなかった
あんないい人いやしないもの
男運は悪くなかった
Made In Tears wow wo


9.花の時,愛の時


10.雪列車

作詞:糸井重里
作曲:坂本龍一

匂うように 笑うように 雪が降る
白い景色 逃げるように 汽車は走る
サヨナラが夢ならば ひき返すけど
あの頃が夢ならば このまま行く
あたたかいものを 何かください
こころも からだも 寒すぎるので…どうぞ

少しばかり 離れた席 恋人たち
無邪気色の ひざかけを かけて眠る
なにげなく 髪を切れた 幸せな日は
同じように 雪の日で あなたといた
あたたかいひとに もたれていたい
ひとりで いたけど 冷えてきたので…どうか

サヨナラが夢ならば ひき返すけど
あの頃が夢ならば このまま行く
あたたかいものを 何かください
こころも からだも 寒すぎるので…どうぞ


11.東京砂漠

作詞:吉田旺
作曲:内山田洋

空が哭いてる 煤け汚されて
ひとはやさしさを どこに棄ててきたの
だけどわたしは 好きよこの都会(まち)が
肩を寄せあえる あなた…あなたがいる
あなたの傍で あゝ暮らせるならば
つらくはないわ この東京砂漠
あなたがいれば あゝうつむかないで
歩いて行ける この東京砂漠

ビルの谷間の 川は流れない
人の波だけが 黒く流れて行く
あなた…あなたに めぐり逢うまでは
そうよこの都会(まち)を 逃げていきたかった
あなたの愛に あゝつかまりながら
しあわせなのよ この東京砂漠
あなたがいれば あゝあなたがいれば
陽はまた昇る この東京砂漠

あなたがいれば あゝあなたがいれば
陽はまた昇る この東京砂漠

あなたがいれば あゝあなたがいれば
陽はまた昇る この東京砂漠


12.そして神戸

作詞:千家和也
作曲:浜圭介

神戸 泣いて どうなるのか
捨てられた我身が みじめになるだけ
神戸 船の灯うつす
濁り水の中に 靴を投げ落す
そして ひとつが 終わり
そして ひとつが 生まれ
夢の続き 見せてくれる
相手 捜すのよ

神戸 呼んで帰る人か
傷ついた心が みにくくなるだけ
神戸 無理に足を運び
眼についた名もない 花を踏みにじる
そして ひとつが 終わり
そして ひとつが 生まれ
誰か うまい 嘘のつける
相手 捜すのよ

誰か うまい 嘘のつける
相手 捜すのよ


13.この愛に生きて

作詞:阿久悠
作曲:彩木雅夫

あのひとを愛しては いけないと云われ
旅に出て忘れようと 悩んでもみたが
思いきれぬ恋よ
雨の街で人目しのんで
愛を告げたあとのしあわせ
許されぬ愛だから なおさらつのり
許されぬ愛だから ひとときに賭ける
こみあげる涙

つかのまのしあわせが はかなくも過ぎて
しのび寄る夜明けにも 悲しみがあふれ
はなれられぬ恋よ
肩を抱いて心かよわせ
つらい胸の中を忘れる
別れても別れても この愛に生きて
別れても別れても あきらめはしない
かさね合う心

帰るひとを送る苦しさ
だれに云えばいいと云うのか
うしろ指さされても しのび逢う恋を
うしろ指さされても あのひとのために
この身まで捨てる


14.噂の女

作詞:山口洋子
作曲:猪俣公章

女心の悲しさなんて
わかりゃしないわ 世間の人に
止して 止してよ なぐさめなんか
嘘と泪のしみついた
どうせ私は噂の女

はなさないでと甘える指に
男心はいつでも遠い
そうよ そうなの 昨日の夜も
すがりつきたい あの人に
夢を消された噂の女

街の噂に追われて泣けば
褪せてみえます くちびるさえも
つらい つらいわ つめたい青春(はる)を
怨むことさえあきらめた
弱い私は噂の女


15.愛の旅路を


16.長崎は今日も雨だった

作詞:永田貴子
作曲:彩木雅夫

あなたひとりに かけた恋
愛の言葉を 信じたの
さがし さがし求めて
ひとり ひとりさまよえば
行けど切ない 石だたみ
あゝ 長崎は今日も雨だった

夜の丸山 たずねても
冷たい風が 身に沁みる
愛し 愛しのひとは
どこに どこにいるのか
教えて欲しい 街の灯よ
あゝ 長崎は今日も雨だった

頬にこぼれる なみだの雨に
命も恋も 捨てたのに
こころ こころ乱れて
飲んで 飲んで酔いしれる
酒に恨みは ないものを
あゝ 長崎は今日も雨だった