前川清2009年全曲集

前川清 前川清2009年全曲集歌詞
1.悲しい街さ~TOKYO~

作詞:木下詩野
作曲:都志見隆

街も人も変わった
何処か遠くへ行きたい
ひとり生きるには
ただの悲しい街さ〜TOKYO〜

※愛する女性(ひと)も今は
誰かの胸に抱かれてるだろう
煙草をもみ消すように
サヨナラ言えたら
夜は終わるだろうか※

男は涙見せずに 想い出を語るもの

眠り知らぬ街だよ
星も見えない夜だよ
愛を忘れてる
ただの浮かれた街さ〜TOKYO〜

明日を生きるために
誰かが歌う愛のバラード
灯りはひとつでいい
もう一度逢いたい
そんな恋もあるだろう

男は露地に隠れて 想い出を抱きしめる…

(※くり返し)

男は涙見せずに 想い出を語るもの


2.恋唄-2007-


3.東京砂漠

作詞:吉田旺
作曲:内山田洋

空が哭いてる 煤け汚されて
ひとはやさしさを どこに棄ててきたの
だけどわたしは 好きよこの都会(まち)が
肩を寄せあえる あなた…あなたがいる
あなたの傍で あゝ暮らせるならば
つらくはないわ この東京砂漠
あなたがいれば あゝうつむかないで
歩いて行ける この東京砂漠

ビルの谷間の 川は流れない
人の波だけが 黒く流れて行く
あなた…あなたに めぐり逢うまでは
そうよこの都会(まち)を 逃げていきたかった
あなたの愛に あゝつかまりながら
しあわせなのよ この東京砂漠
あなたがいれば あゝあなたがいれば
陽はまた昇る この東京砂漠

あなたがいれば あゝあなたがいれば
陽はまた昇る この東京砂漠

あなたがいれば あゝあなたがいれば
陽はまた昇る この東京砂漠


4.長崎は今日も雨だった

作詞:永田貴子
作曲:彩木雅夫

あなたひとりに かけた恋
愛の言葉を 信じたの
さがし さがし求めて
ひとり ひとりさまよえば
行けど切ない 石だたみ
あゝ 長崎は今日も雨だった

夜の丸山 たずねても
冷たい風が 身に沁みる
愛し 愛しのひとは
どこに どこにいるのか
教えて欲しい 街の灯よ
あゝ 長崎は今日も雨だった

頬にこぼれる なみだの雨に
命も恋も 捨てたのに
こころ こころ乱れて
飲んで 飲んで酔いしれる
酒に恨みは ないものを
あゝ 長崎は今日も雨だった


5.そして神戸

作詞:千家和也
作曲:浜圭介

神戸 泣いて どうなるのか
捨てられた我身が みじめになるだけ
神戸 船の灯うつす
濁り水の中に 靴を投げ落す
そして ひとつが 終わり
そして ひとつが 生まれ
夢の続き 見せてくれる
相手 捜すのよ

神戸 呼んで帰る人か
傷ついた心が みにくくなるだけ
神戸 無理に足を運び
眼についた名もない 花を踏みにじる
そして ひとつが 終わり
そして ひとつが 生まれ
誰か うまい 嘘のつける
相手 捜すのよ

誰か うまい 嘘のつける
相手 捜すのよ


6.よろこびの予感

作詞:橋本淳
作曲:筒美京平

甘えさせてあげたかった 喜ばせてあげたかった
さよならをしても 思い出す涙
迷わずあなたの手を 握れば良かったかも
あーにくらしい 幸せになれた
港町の小さな店 今も綺麗かなあなたは

離れないであげたかった 楽しませてあげたかった
抱きしめる度に よろこびの予感
隣にあなたがいて 伝わる言葉がある
あーありふれた毎日が過ぎる
丘の上の小さな部屋 愛のキャンドルは燃えてる

愛の色で包みたくて 別れたけど捜している
幸せになれる コーヒーを飲もう
素直にあなたの恋 選べば良かったかも
あー目の前で 恋人が消えた
雨の日には静かな店 今も綺麗かなあなたは
きっと綺麗だねあなたは
たぶん綺麗だよあなたは


7.ひまわり

作詞:福山雅治
作曲:福山雅治

夢を見ていました あなたと暮らした夏
それは かけがえのない 永遠の季節のこと

まっすぐに 伸びてゆく
ひまわりのような人でした

黄昏に 頬染めて ひざ枕
薫る風 風鈴は 子守歌

いつだって いつだって
あなたがそばにいてくれるだけで
それでよかった

ふたり 乗り遅れた あのバスは走ってますか
ふたり ずっと歩いた あの海はそのままですか

儚(はかな)げに戯れる
蛍火のような日々でした

夕涼み 肩寄せて 宵祭り
洗い髪 濡れたまま 氷菓子

嬉しくて 嬉しくて
なんどもあなたの名前呼んだ
それが嬉しくて…

黄昏に 頬染めて ひざ枕
夕涼み 肩寄せて 宵祭り

いつだって いつだって
あなたがそばにいてくれるだけで
本当によかった

夢を見ていました あなたと暮らした夏
ふたりのあの夏のように ひまわりが 今 咲きました


8.窓

作詞:荒木とよひさ
作曲:徳久広司

女性(おんな)ひとりで 生きることより
もっと淋しく させるのは
窓に差し込む 寒い黄昏 急に涙こぼれる
声かける人が そばにいて
平凡な暮らし していたら…
胸の渇きも やせた身体も あなたしか知らない
愛は綺麗な ずるい生き物 飼い慣らすそれだけ
Ah…ありふれた恋話(はなし) それも人生

林檎剥(りんごむ)く指 怪我をするより
もっと痛みが 走るのは
服を着換える 寒いこの部屋
灯かり点(つ)けて出かける
置き手紙書いて 残しても
紙屑になって しまうだけ…
都会(まち)のネオンに
泳ぐ気持ちは あなたしか知らない
愛はいつでも ただの借り物 返す日がくるだけ
Ah…ありふれた終幕(おわり) それも人生

胸の渇きも やせた身体も あなたしか知らない
愛は綺麗な ずるい生き物 飼い慣らすそれだけ
Ah…ありふれた恋話(はなし) それも人生


9.愛と戯れの隣りに…

作詞:荒木とよひさ
作曲:徳久広司

悲しい女は 涙が本当は友達
あなたに飛び込み 心開いても…
それが愛なら 時を止めたままで
過去も未来も すべてたち切り
あなたひとりに 肌を守りとおし
きっと最後の 恋にするのに
男のずるい 戯れにされても
この涙 別れても 裏切りはしない

賢い女の 生き方出来たらいいけど
優しい嘘にも 身体また許す…
それも愛なら 息を殺しながら
夢の毛布で 右手からませ
あなたひとりを 縛りつけてしまい
これで最後の 人にするのに
男のずるい 戯れにされても
この不幸 別れても 捨てたりはしない

それが愛なら 時を止めたままで
過去も未来も すべてたち切り
あなたひとりに 肌を守りとおし
きっと最後の 恋にするのに
男のずるい 戯れにされても
この涙 別れても 裏切りはしない


10.せめて今夜だけは

作詞:伊勢正三
作曲:脇山和夫

せめて今夜だけは 酔ったふりをして
貴方に抱かれる夢を見ながら眠らせて

忘れたはずの恋なのに
見果てぬ夢に酔いしれて
許されない二人のままで
重ねすぎた思い出の日々
もうこれで最後の夜
誰のせいでもないけど
せめて今夜だけは 酔ったふりをして
貴方に抱かれる夢を見ながら眠らせて

悲しい朝が来る前に
気付かぬ様に出ていって
あなたの胸のぬくもりだけは
いつまでも忘れないわ
もう二度と逢えないの
時に流されて行くだけ
せめて今夜だけは 酔ったふりをして
貴方に抱かれる夢を見ながら眠らせて

せめて今夜だけは 酔ったふりをして
貴方に抱かれる夢を見ながら眠らせて


11.おいしい水

作詞:阿久悠
作曲:都志見隆

十字路の迷(まよ)い子たちよ
それは おとな
ただ今日を生きるおもいに
喉が乾く

愛の水があったなら
心やさしくなれるのに

ハートを少し濡らし
半分 涙で流して
さびしさ分けあえる人に
声をかけてみよう

たたかいに向かう顔して
だれも 急ぐ
その先に何があるのか
あてもなくて

愛の水を口にして
はずむ言葉を取り戻し

心を少し語れ
半分だけでもいいから
そのときふり向いた人に
笑いかけてみよう

迷い子たちよどこへ
迷えるままでは 走るな
やさしい時代まで戻り
歩きだしてみよう

やさしい時代まで戻り
歩きだしてみよう


12.故郷の花のように

作詞:麻こよみ
作曲:金田一郎

あなたの愛を 確かめたくて
背中をむけて 拗ねてたあの日
月日を重ね 愛されるほど
おんなはいつも 臆病になる……
どうぞ わがままを許して
季節が 時を変えるように
さくら舞い散る 黄昏空に ずっと ずっと 揺られたい
あなたひとりに 故郷の花のように
そっと咲いてる 私です

あなたの胸に 抱かれていても
なぜだか急に 泣きたくなるわ
散る花のように 二人にいつか
別れの時が 来るのでしょうか……
どうぞ 私だけ見つめて
そよ風 虹の彼方へ
愛していると言葉に ずっと ずっと 揺られたい
あなたひとりに 故郷の花のように
そっと咲いてる 私です

この世の中で やっと出逢えた
かけがえのない 大切な人
まぶたとじれば 夕立 木立ち
母の面影 思い出の道……
どうぞ 私だけ見つめて
星降る 夢の世界で
やさしく肩を両手で ずっと ずっと 揺られたい
あなたひとりに 故郷の花のように
そっと咲いてる 私です


13.男と女の破片

作詞:荒木とよひさ
作曲:都志見隆

抱かれたら終る 男と女より
手枕のままで 何んにもしないで
指さきを拒む 心の裏側で
悲しいほど 好きでいればいい
愛が涙の 破片(かけら)になっても
心にあなたを宿して 生きていけるよう
二度と恋など 出来ないくらいに
身体のすみまで あなたと すべて取り換えて
あしたなんか もういらない

満月に吠える 男と女より
口紅も拭(ふ)かず 眠りにつかせて
優しさが 逃げる どんなに抱かれても
少し離れ 泣いていればいい
愛が別れの 破片になっても
寂しいあなたは この世にひとりきりだから
夢の続きが どこかにあるなら
時間の果てまで あなたの 色に塗り変えて

二度と恋など 出来ないくらいに
身体のすみまで あなたと すべて取り換えて
あしたなんか もういらない


14.桜のやうに


15.さよならは言えない


16.昔があるから

作詞:杉紀彦
作曲:曽根幸明

ふりかえる径に 風が吹く
冷たすぎる 風が吹く
苦労話は したくないけど
つらい憶いで 消えはしない
恨みごとを云いだせば 切りがない
哀しい私の 青春でした
けれど今 憶いでのぬくもりが
やさしく 私をつつんでくれる
寒い風よ ありがとう
つらい昔よ ありがとう
昔があるから私は 私は生きて行ける

ひとりぽっちの 歳月を
すさみ乍ら 生きて来た
そんな私に 春がめぐる
だから深酒 やめにするわ
これからは あなただけ抱きしめて
不幸な私にさよならします
けれど今もう一度ふりむくと
涙の昔がわらっています
寒い風よ ありがとう
つらい昔よ ありがとう
昔があるから私は あなたと生きて行ける

昔があるから私は あなたと生きて行ける