大阪夜霧

加納ひろし 大阪夜霧歌詞
1.大阪夜霧

作詞:野々真結
作曲:野々真結

雨が残した 水たまり
うるむネオンの 灯りがゆれる
恋をなくした 私には
明るすぎます 曽根崎通り
弱い女の せつない胸を
抱いてください 大阪夜霧

ひとり暮らしを のぞいてる
窓の向うの 通天閣よ
風がカーテン ゆするたび
今もあなたの 匂いがするわ
忘れられない 思い出だけど
消してください 大阪夜霧

泣いて別れた 淀屋橋
今日も泪の 小雨にぬれる
つらさ流して これからは
女ひとりで 生きてくつもり
だからおねがい 明日につなぐ
夢をください 大阪夜霧


2.さすらい挽歌

作詞:志賀大介
作曲:小田純平

自分流に 生きているのさ
誰に後ろ指 さされようとも
いろんな奴が ばらけて去(い)ったよ
俺もあいつ等から見れば 徒(ただ)のばらけ者
もうよそう もうよそう
夢の後を追うのは
俺の心の 俺の命の さすらい挽歌

地の果てまで 連れて行ってと
俺のこの胸を 叩いて泣いた
しあわせ薄い 小さな拳(こぶし)が
今もこの瞼をよぎる 俺のはぐれ雪
もうよそう もうよそう
夢の後を追うのは
俺の心の 俺の命の さすらい挽歌

やがて何時(いつ)か 草の褥(しとね)で
俺も泥のように 眠る日が来る
むなしい酒と 知りつつ今夜も
心忘れるまで呑んで 命泣かせてる
もうよそう もうよそう
夢の後を追うのは
俺の心の 俺の命の さすらい挽歌