泣いてもいいよ

加門亮 泣いてもいいよ歌詞
1.泣いてもいいよ

作詞:仁井谷俊也
作曲:大谷明裕

(セリフ)「遠回りしたけど おまえのところへ 戻ってきたよ」

逢いたかったと 眸をうるませる
頬のやつれに待ちわびた 歳月が滲む
男は勝手で 我がままで
女をいつでも 留守にする
泣いてもいいよ… 泣いてもいいよ
まわり道させた 俺が悪いのさ

(セリフ)「昔なじみのあの店で 少し飲んでいかないか」

責める言葉も 忘れたように
辛いことなどなかったと うつむくおまえ
あの夜の気まぐれ その指環
今日まで大事に してたのか
帰ってきたよ… 帰ってきたよ…
ひとり寝をさせた 罪をつぐないに

(セリフ)「寒くないかい…俺のコートにお入りよ」

夢じゃないよと やさしく抱けば
あなた信じてよかったと 睫毛を濡らす
気強く生きてる 女ほど
本当はこころが 脆いのさ
泣いてもいいよ… 泣いてもいいよ…
夜の道をしていた 俺が悪いのさ


2.アカシア物語

作詞:仁井谷俊也
作曲:大谷明裕

北の街札幌に 遅い春が来て
花が咲くたび あいつを想う
あの日別れた 時計台
つれて逃げてと 泣いた奴
アカシアの アカシアの
花に浮かぶよ 面影が

雪よりも白い肌 おれに預けたね
夢の一夜を 忘れはしない
煙草とりだす 指先に
今も残るよ ぬくもりが
アカシアの アカシアの
花の香りが 身を責める

愛ひとつ奪えずに 背中見送った
おれの弱さを 悔やんでいるよ
過ぎて還らぬ 想い出を
ひとり辿れば 北一条
アカシアの アカシアの
花に祈るよ 幸せを