男のグラス

加門亮 男のグラス歌詞
1.男のグラス

作詞:吉田旺
作曲:徳久広司

グラス揺らせば カラカラ カラと
胸の虚を 胸の虚ろを 氷が嗤う
このままわたしを 盗んでと
縋ったあいつの 一途さが
男ごころを 又ゆする
北のとまり木 あゝ霧笛酒(むてきざけ)

酔えばあいつが 唄った歌を
どこか空似の どこか空似の おんなが唄う
あなたがわたしを 忘れても
忘れてあげない 忘れない
別れ台詞が 背中を刺す
北のとまり木 あゝ旅路酒(たびじざけ)

コート一枚 羽織ってみても
いのち冷え冷え
いのち冷え冷え さいはて港
いまさらあいつの 真情に
気づいてみたって もう二度と
抱いてやれない 彼岸花
北のとまり木 あゝ霧笛酒


2.神戸北クラブ

作詞:吉田旺
作曲:徳久広司

しのび逢う夜の 短かさを
うらむその眸が せつないよ
少女みたいに わがままをいわないで
せめても踊ろう 神戸北クラブ
君は人妻… あゝ人の妻

離れたくない 離せない
同じ思いの 影と影
いっそあなたの 腕の中死にたいと
ルージュが囁く 神戸北クラブ
君は人妻… あゝ人の妻

薄い氷を 踏むような
倫にそむいた 恋だから
今度逢う日の 約束が見えなくて
小指も泣いてる 神戸北クラブ
君は人妻… あゝ人の妻