男の風景~撫子~

加門亮 男の風景~撫子~歌詞
1.撫子~なでしこ~

作詞:仁井谷俊也
作曲:弦哲也

明日の夢さえ 見えない俺に
尽くすお前の けなげさ・いじらしさ
撫子…撫子…一輪咲いた
俺のこころの いのち花
苦労に痩せた その指に
いつかはやりたい 倖せを…

世間を拗ねたら あなたの負けと
泣いてお前は 意見をしてくれた
撫子…撫子…一輪咲いた
俺のこころの 可憐花
今夜は酒に 頬染めて
甘えておくれよ この胸で…

寄り添うぬくもり あったらいいと
照れて微笑む お前が愛しいよ
撫子…撫子…一輪咲いた
俺のこころの いのち花
この先何が あろうとも
死ぬまで離しは しないから…


2.夜霧

作詞:吉田旺
作曲:徳久広司

黄昏にうるむ 港灯(ハーバーライト)よ
涕(な)いてくれるか わかれの わかれの夜を
おとなどうしの 粋なさよなら
気どってみても 吐息…なみだ
いっそこのまま 旅にでようか
夜霧にまぎれて ふたりきり

霧笛が揺する 茉莉花(ジャスミン)の花
夢のあとさき 飾って 飾っておくれ
消すに消せない むねの焔(ほむら)を
抱(いだ)き抱(いだ)かれ とけて…ひとつ
いっそこのまま 風になろうか
夜霧の彼方へ ふたりきり

残りすくない ときの流れに
求めあっても やがて…夜明け
いっそこのまま 風になろうか
夜霧の彼方へ ふたりきり


3.セピアの雨


4.大阪


5.神戸物語


6.恋綴り


7.旅人

作詞:松井由利夫
作曲:水森英夫

なごりの雪の 消え残る
山脈(やまなみ)はるか その向う
男の夢は 何処にある
今日また昏れる 北の涯て
ひとしお沁みる 茜空

心のままに 野に生きる
葦毛の駒に 我を見る
後は向かぬ 筈なのに
名もなき花に 唇(くち)をあて
紅さし指の 君想う

風吹く胸の やすらぎは
黍酒(きびざけ)詰めし 革袋
汲めどもつきぬ 哀しみは
涙の褥(しとね) 草まくら
明日またひとり 北へ行く


8.風に吹かれて


9.旅路


10.捜したぜ…


11.おまえにありがとう


12.帷り