高千穗峽

北山たけし 高千穗峽歌詞
1.高千穗峽

作詞:田久保真見
作曲:弦哲也

時を刻んだ 大溪谷に
ゆるがぬ思い 重ねてる
青雲橋(せいうんばし)の おおきさで
明日に架けたい 夢がある
こぼれた淚 乾かすように
高千穗の風が 風が 風が吹く

何度讀んだか あの日の手紙
折り目もいつか 破れてる
青竹香る かっぽ酒
一氣に飲み乾し 立ち上がる
この手を伸ばし つかんでみたい
高千穗の星が 星が 星が降る

ひとり夜通し 夜神樂(よかぐら)みれば
こころの巖戶 ひらかれる
國見ヶ丘に のぼる陽が
かじかむ命を 照らし出す
信じた道を 生きればいいと
高千穗の風が 風が 風が言う


2.男の夜明け前

作詞:田久保真見
作曲:弦哲也

真っ直ぐ生きても ぶち當たる
噓が誠を とおせんぼ
毆られたって 負けじゃない
負けは自分を 曲げること
星も 星も見えない
真の闇なり 夜明け前

線香花火の 紅い火よ
夢はちりちり 燃え殘る
男は泣いちゃ いけないと
そっと拳で なみだ拭く
風の 風の遠吠え
眠れないまま 夜明け前

底まで沈めば 浮き上がる
運も不運も やじろべえ
東の空に 目を凝らし
昇る朝陽を 待ちわびる
じっと じっと我慢だ
時は來るなり 夜明け前
今が男の 夜明け前