あばれ松

北島三郎 あばれ松歌詞
1.あばれ松

作詞:原譲二
作曲:原譲二

どいつもこいつも
だらしのない奴 弱虫ばかり
涙じゃこの海峡 渡っちゃゆけぬ
騒ぐ血潮は 玄界灘の
風にもらった 心意気
後生大事な 守り神
男一代 男一代 あばれ松

つまづきはじかれ
わかっちゃいるけど 振り向く未練
惚れたはれたは からではないが
情け追いかけ 玄界灘の
思い通わす 浜千鳥
俺も人の子 人並みに
男一代 男一代 あばれ松

よしなョやめなョ
今さら愚痴など らしくもないぜ
照る日曇る日 浮世のならい
我慢我慢だ 玄界灘の
波で鍛えた 勇み肌
骨の髄まで ど根性
男一代 男一代 あばれ松


2.無法一代・恋しぐれ

作詞:久仁京介
作曲:原譲二

祇園祭りの 太鼓がひびく
あれは松五郎 あばれ打ち
撥をしぼって 命をこめて
惚れた思いを 夜空に散らす
夢だ夢だよ あのひとは
無法一代 恋しぐれ

酒も喧嘩も 半端じゃないが
恋にゃどうにも 痩せがまん
車曳く手に 涙か汗か
もどり道ない 片恋月夜
夢だ夢だよ あのひとは
曳いちゃいけない 横車

生まれ小倉で 死ぬのも小倉
線香花火の この世なら
触れちゃならない 高嶺の百合を
守り通すが 運命ときめた
夢だ夢だよ あのひとは
無法一代 恋しぐれ