人生宴歌~夢~

北島三郎 人生宴歌~夢~歌詞
1.感謝

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹

目をとじて ふり返る
はるか来た道 遠い道
四角い顔した 友がいる
さがり眉毛の 君がいる
みんなで俺を かついでくれた
あの顔あの声 あの手の温もり
ありがとう友よ 忘れはしない

よろこびも かなしみも
ともに分けあう 夫婦道
一生あずけた 俺がいて
側でうなずく 君がいて
苦労を花に 咲かせてくれた
口には出さぬが わかっておくれよ
ありがとう妻よ 忘れはしない

終りなき この道
今日も元気で ゆけるのも
丈夫な五体(からだ)が あればこそ
強い魂(こころ)が あればこそ
両親(ふたおや)ゆずりの 熱い血がかよう
この腕この胸 この目のかがやき
ありがとう親父よ 忘れはしない
ありがとうおふくろ 忘れはしない


2.北の大地

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹

はるかなる 北の空
木霊も叫ぶ エゾ松林
母の大地に根を下ろし
雪を吸い みぞれを背負い
この人生を アア… ハ…噛みしめる

鈴蘭よ ハマナスよ
出逢いの時を 信じて耐えた
愛がそのまゝ 花となる
その姿 その凛々しさが
縛られた春の アア…ハ… 扉を開ける

ギラギラと 燃えながら
夕陽はうたう 大地の歌を
汗と涙を 分けあった
幾歳の 希望の道に
おまえとおれの アア…ハ… 星が降る


3.三郎太鼓


4.海はいま(「海の日」記念歌)


5.宴

作詞:志賀大介
作曲:船村徹

あかね雲 ちぎれ雲
あの山越えて 何を見た
あの川越えて 何を見た

恋 故に 頬染めて
愛 故に 涙する
人の世の いとなみは
ひとときの 夢遊び
宴に始まり 宴に終わる
いとおしき 熱き血潮よ

風 故に さまよいて
星 故に 佇ち止まる
独り立つ さくら木に
咲きし夢 散りし夢
宴に始まり 宴に終わる
さかずきの 淡き花びら

友 故に 今日を生き
君 故に 明日を待つ
過ぎ去りし 思い出と
語り合う 一里塚
宴に始まり 宴に終わる
しあわせは 生きる事なり

あかね雲 ちぎれ雲
あの山越えて 何をみた
あの川越えて 何をみた


6.裸一貫


7.帰ろかな


8.石狩川よ

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹

酒の代りに 川を呑み
飯の代りに 草をたべ
荒地をみどりの 大地に変えた
斧のひびきが 雄叫びが
いまもきこえる 石狩川よ

汗が答えを 出すとゆう
夢を信じて 耐え抜いた
馬鈴薯畑(ばれいしょばたけ)に 花咲く頃は
ここが故郷と 胸を張る
孫はどさん子 石狩平野

何も訊かずに ついてきた
母も女房も 強かった
男を支えて 女が燃えた
遠いあの日の 夫婦雲
映し流れる 石狩川よ


9.城

作詞:志賀大介
作曲:原譲二

石垣(いしがき)の 石の声
松(しょう)・竹(ちく)・梅(ばい)の 風の声
耳を澄(す)ませば 歴史(れきし)の歌に
出会(であ)えるだろう 逢えるだろう
ああ 城ありて 涙も熱い

甍(いらか)には 天(あま)の川(がわ)
北斗(ほくと)の星も 冴(さ)えわたる
森羅万象(しんらばんしょう) この世のことは
運命(さだめ)が描く 絵巻物(えまきもの)
ああ 城ありて 生命(いのち)も熱い

風雪(ふうせつ)を 友として
山河(さんが)を望む 天守閣(てんしゅかく)
啼くな雷鳥(らいちょう) 此のみどりの野を
あしたへつなぐ 風になれ
ああ 城ありて 希望も熱い


10.縁