北島三郎 夢歌詞
1.夢

作詞:沢村友美也・原譲二
作曲:原譲二

汗が涙に 変わるたび
奥歯かみしめ 生きてきた
人にすがれば 踏みつけられて
落ちてもがけば 泥ん中
せめて会いたい せめて会いたい
夢ひとつ

苦労重ねて 耐えきれず
捨てた自分に 腹が立つ
どうせ一度の 人生だから
悔いを残すな 男なら
春を信じて 春を信じて
待つがいい

先の見えない 坂道を
上りつめれば なつかしい
今の俺には 悲しい時も
命あずけた 奴がいて
きっと笑える きっと笑える
明日が来る


2.男 幡随院

作詞:久仁京介・原譲二
作曲:原譲二

江戸の喧嘩は この俺が
はばかりながら 引き受けた
義理と人情に 命をはって
野暮なご意見 まっぴらごめん
きった啖呵も しびれます
男幡随院(ばんずいいん) 仁王立ち

持って生まれた この性根
いまさらどうなる 曲がらない
燃やしつくして 世間の為に
浮かれ色香は まっぴらごめん
なまじ未練な 隅田河岸(すみだがし)
男幡随院 にが笑い

登り坂やら 下り坂
知っててまさかの 坂を行く
地獄参りは 承知のうえさ
よせヨ涙は まっぴらごめん
向けた背中の 裏で泣く
男幡随院(ばんずいいん) ひとり旅