次郎長富士

北島三郎 次郎長富士歌詞
1.次郎長富士

作詞:原譲二
作曲:原譲二

旅行けば
駿河の国に茶の香り
名代なるかや東海道
名所古城の多いところ
中に知られる羽衣の
松と並んでその名を残す
街道一の親分は
清水港の次郎長

富士を見上げた 男の顔に
意地と度胸という文字が
きざみ込まれた いい男
駿河生れの
あれが清水の あれが清水の
次郎長どんさ

義理と人情のふり分け荷物
後生大事と笑う目に
じんとしびれた いい男
街道生れの
これが清水の これが清水の
次郎長どんさ


2.次郎長笠

作詞:関沢新一
作曲:原譲二

富士を背にした 東海渡世
清水港は 男で明ける
向こう行くのは 次郎長どんか
義理と人情 道連れに
今日も前向け 三度笠

意地を通した 男の背に
泣いて見送る 情けが重い
儘にならない 浮世の風に
恋も未練も 振り捨てて
抱いて長脇差 今日も行く

縞のカッパに 桜の吹雪
男伊達なら 二十と八つ
惚れて預けた 命じゃないか
守り抜きたい 夢みこし
ぐいと睨んだ 富士の山