比叡の風

北島三郎 比叡の風歌詞
1.比叡の風

作詞:いではく
作曲:遠藤実

荒行千日 比叡の風を
受けて歩いた 山道万里
暑さ寒さに 雨雪越えて
無我の心に 咲く花を
あゝ
不滅の法灯(あかり)が いま照らす

満ちるも欠けるも 見る人次第
月の姿も 心を映す
人の世なれば 悩みや欲も
あって不思議は ないけれど
あゝ
せめても願うは 慈悲ごころ

国の宝は 人づくりだと
伝え広めた 聖(ひじり)のおしえ
照らす一隅(いちぐう) 衆生(しゅじょう)のために
捧げ尽くさん この命
あゝ
比叡の風に 誓う朝


2.大器堂々

作詞:いではく
作曲:原譲二

早く咲いたら 散るのも早い
花と人生 似たもの同士
回り道でも 無駄にはならぬ
いつか見えるさ 天下道
大器堂々 ゆっくり歩け

目先勝負に こだわるような
けちな根性 相手にするな
石に三年 壁には九年
耐えりゃ倒れぬ 樹に育つ
大器堂々 信じて歩け

忍の一文字 貫くならば
暗い闇夜に 光が通る
夢と浪漫は 明日のために
抱いて生きよう 男なら
大器堂々 真っすぐ歩け