男どうし

北島三郎 男どうし歌詞
1.男どうし

北島三郎・鳥羽一郎
作詞:仁井谷俊也
作曲:原譲二

交わす目と目に 言葉はいらぬ
互いにわかるさ 腹のうち
くやし涙も 我慢もあるさ
後で笑えば いいじゃないか
男どうしが
男どうしが
いのちを燃やし
希望(のぞみ)遥かな 道をゆく

他人(ひと)を恨めば 我が身にかえる
自分を信じて 歩くだけ
勝った負けたは 二の次だけど
あとにゃ引けない 意地もある
男どうしが
男どうしが
やるぞと決めて
仰ぐ夜空に 一番(ひとつ)星

誰もこころに 浪漫を抱いて
明日という日に 旅をする
向かい風吹く 人生だけど
やがて陽の射す 時代(とき)が来る
男どうしの
男どうしの
情けの熱さ
いつか飾ろう 花道を


2.兄弟酒場

北島三郎・鳥羽一郎
作詞:仁井谷俊也
作曲:原譲二

とかくこの世は ままにはならぬ
そんな男達(おとこ)が 暖簾をくぐる
愚痴や涙は グラスの酒に
捨てて今夜は 飲もうじゃないか
兄弟酒は
兄弟酒は
熱い情けの 契り酒

おまえ惚れたか 横丁のあの娘
俺も惚の字さ 看板娘
時代遅れの 似た者同士
俺はいいから 倖せつかめ
兄弟酒は
兄弟酒は
背なで身をひく 譲り酒

昇る朝陽は 誰にも来るさ
自棄(やけ)をおこすな 短気になるな
負けてなるかの 人生援歌
そうさ唄えば 元気がでるさ
兄弟酒は
兄弟酒は
生きる希望の ふたり酒