夢遠きふるさと

北川ゆきえ 夢遠きふるさと歌詞
1.夢遠きふるさと

作詞:緒方愛
作曲:飯田譲

夢をのせた 列車は
街の明かり 見えない
望み遠くなるほどに
浮かぶあの幼児(ころ)
今はただすがりたい
一人残した母へ
帰りたい ふるさとへ
涙こらえて願う
帰りたい ふるさとへ 夢遠きふるさと

遠い空から 見守り
愛をくれた ゆりかご
忘れないでいつまでも
母の笑顔を
今はただ抱きしめて
数えきれない愛に
いつの日か また帰る
明日(あす)に夕暮れ染めて
いつの日か また帰る 流れ星見つめて

今はただすがりたい
一人残した母へ
帰りたい ふるさとへ
涙こらえて願う
帰りたい ふるさとへ 夢遠きふるさと
夢遠きふるさと


2.望郷山野

作詞:竹乃裕花
作曲:竹乃裕花

山の向うを 吹く風が
遠い思い出 連れて来る
故郷離れて 幾年(いくとし)か
ホタル祭りの 夕闇恋し
帰りたい…

幼な馴染みの あのひとを
慕い歩いた 畦(あぜ)小道
指切りかわして 幾年(いくとし)か
噂途絶えた 浮草暮らし
帰れない…

夢は千切れて 雲と消え
いつか忘れた 茜(あかね)空
便りも出せずに 幾年(いくとし)か
今も 聞こえる 豊年囃子(ばやし)
帰りたい…