立待月

北野まち子 立待月歌詞
1.立待月

作詞:麻こよみ
作曲:徳久広司

夜毎に姿を 変える月
男の心の 移り気か
もしかあなたが 戻るよで
手鏡(かがみ)をのぞいて 紅を引く
どうぞ返して 女の夢を
立待月は 涙月

両手に包んだ 幸せが
こぼれていました 知らぬまに
広い背中に 寄り添って
甘えたあの日は 幻か
信じられない 別れた今も
立待月は 未練月

何度も何度も あきらめて
あきらめきれない 私です
浮かぶ面影 月明かり
吐息が震えて 眠れない
夢を見させて あなたの胸で
立待月は 願い月


2.ひとり止り木

作詞:麻こよみ
作曲:徳久広司

思い出酒場の 止り木で
今夜もひとりで 飲んでます
お店の灯りも 小さな椅子も
変わらぬままです あの頃と
別れて何年 過ぎたでしょうか
心に風が 吹いたままです

わがまま言っては 困らせた
悔んでみたって 遅すぎる
こぼれるため息 あなたの夢も
今ならわかって やれるのに
あれから何年 過ぎたでしょうか
心がいつも 寒いままです

何度か恋して みたけれど
そのたびあなたと くらべてる
思い出ばかりの この町今も
なぜだか離れて 暮らせない
別れて何年 過ぎたでしょうか
心に風が 吹いたままです