ふるさとしぐれ

千葉げん太 ふるさとしぐれ歌詞
1.ふるさとしぐれ

作詞:千葉幸雄
作曲:宮迫はじめ

山は夕焼けサー 野道は小焼けヨー
川に木の橋 下駄の音
俺が生まれた あの空あたり
いつも帰るよ
夢で帰るよ あかね雲
胸にほろりと ほろりと
ふるさとしぐれ

俺とあの娘(こ)はサー 野菊を摘んでヨー
石の地蔵さん おがんでた
丸い小石の 十円玉を
二つ供えて
両手合わせて ねがいごと
それはないしょの ないしょの
ふるさとしぐれ

電話しようか 逢いたくなった
呼んでいるのか
泣いているのか 風が吹く
遠いあの娘に
あの娘に ふるさとしぐれ

ハアー ふるさとしぐれ


2.娘に贈る感謝状

作詞:千葉幸雄
作曲:宮迫はじめ

娘が嫁ぐ 晴れの日に
しぐれがなぜか
心を濡らし 袖に降る
お下髪(さげ)の髪が 高島田
育ってくれて ありがとう
涙をこらえ
娘に贈る感謝状

瞼の裏に 今もなお
走っているよ
娘の赤い 三輪車
畳に座り 泣きながら
両手をついて あいさつを
言われる前に
娘に贈る感謝状

故郷のおやじ おふくろも
門出の孫の
きれいな姿 みておくれ
絆を胸に 花結び
このしあわせを ありがとう
女房と俺が
娘に贈る感謝状