小夜しぐれ

千葉一夫 小夜しぐれ歌詞
1.小夜しぐれ

作詞:みやび恵
作曲:神島万瑳緒

こころの嘆(なげ)きを 嘲笑(わら)うよに
窓で浮かれる 雨の音
眠れるままに 酔えないままに
夢にもいちど 染まりたい
呼べど応えぬ 小夜(さよ)しぐれ

どんなに別れを 悔やんでも
雨は逆さに 降りゃしない
身を退(ひ)くことで つらぬく愛に
ひとりおんなの みれん酒
しゃくな雨です 小夜しぐれ

逢えないあなたに 身を焦がす
おんな哀しい おくれ髪
叶わぬことと 知りつつ祈る
せめて灯して 恋あかり
胸に傘さす 小夜しぐれ


2.まさと節

作詞:今枝のりを
作曲:榊薫人

夢と言う字を 振り出しに
詩(うた)がいのちの 道しるべ
駿河(するが)おとこの 意地かけて
人生ひとすじ まさと節

右も左も どっちみち
先はおんなじ 渡し舟
恋となみだの うらおもて
銀座が書斎の まさと節

帰るふるさと 茶の香り
松のしずなみ 照国寺(しょうこくじ)
情け浮き世に 振り分けて
道中すごろく まさと節