日暮里挽歌

半田浩二 日暮里挽歌歌詞
1.日暮里挽歌

作詞:宇山清太郎
作曲:四方章人

もっとおれより やさしいやつと
生きてゆくなら とめられないさ
わるいのは おれなんだ
あやまらないで いいんだよ
ためいきひとつ 真赤に染める
夕焼けだんだん 日暮里は
おれには せつない せつない町だよ

愛を盗んだ 夜汽車で逃げた
苦労させたよ おまえにばかり
しあわせの 曲がり角
曲がれば路地の 行きどまり
ちぎれた夢の つづきを追って
お前と暮らした 日暮里は
しみじみ 泣かせる 泣かせる町だよ

明日会っても おれとは他人
風を見るよな 目で見ていいよ
人生の やり直し
まっすぐ行けよ どこまでも
見送る背中 真赤に染める
夕焼けだんだん 日暮里は
おれには せつない せつない町だよ


2.冬のカモメ

作詞:三佳令二
作曲:秋世鎬

色褪せた 写真でも
私のあなたが そこにいる
俺の分まで 幸せに
いまもこの手に ぬくもりが
この涙 色さえも
変わることもない あなたへの愛
遠いあの日の 想い出を抱いて
私は飛ばない冬のカモメ
見守って いるように
優しく微笑み そばにいる
子供みたいに 甘えては
四ツ葉を探した 愛しい日よ

色褪せた 紅い糸
いまでも小指に 巻いている
ひとりぼっちの この部屋は
頬の涙が やるせない
淋しさに 悲しみに
胸が濡れるのも あなたへの愛
夢の国でも 誓いあう愛に
私は飛ばない 冬のカモメ
愛して 花が咲き
散って行くのも それも愛
ふたり一つの 愛だから
私は飛ばない 冬のカモメ

ふたり一つの 愛だから
私は飛ばない 冬のカモメ