1.青春


2.雪が降る日に

作詞:伊勢正三
作曲:南こうせつ

雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から
窓の外は何も見えない 見えない
約束を信じてた 約束を信じてた
昨日の夢は 終わるよ

雪の上に 足跡続くよ 続くよ
私を連れてゆこうと あなたは言ってたのに
足跡を追いかけて 足跡を追いかけて
昨日の夢は 終わるよ
昨日の夢は 終わるよ


3.あの唄が想い出せない


4.僕は何をやってもだめな男です

作詞:伊勢正三
作曲:吉田拓郎

僕は何をやってもだめな男です
昨日歩いてて犬におしっこをかけられました
ガムをかんでも舌をかんでしまうし
トイレに入ってチャックがしまらず
オロオロしたこともありました

僕は何をやってもだめな男です
電話で彼女の母親に愛を告白しました
パチンコやってもチューリップが開いたためしなし
電車のドアにコートをはさんで
一緒に走ったこともありました

僕は何をやってもだめな男です
エレベーターがとまらず一日上がったり下がったり
何もしないのに機動隊にはこずかれて
こわいおばさんに囲まれじわじわ
いじめられたこともありました


5.加茂の流れに

作詞:南こうせつ
作曲:南こうせつ

やさしい雨の 祇園町
加茂の流れにうつる あなたの姿
あれは 初めての恋
見つめあう 見つめあう瞳 あなたとふたり

おぼろ月夜の 清水で
初めてふれたあなたの白い指
あれは はかない約束
涙に 涙にぬれてあなたとふたり

桜散る散る 嵐山
何も言わずに別れて あなたはどこへ
あれは去年の 今頃
想いは 想いはつのる あなたとふたり


6.好きだった人

作詞:伊勢正三
作曲:南こうせつ

好きだった人
ブルージーンをはいていた
好きだった人
白いブーツをはいていた

好きだった人
ステテコもはいていた
好きだった人
Tシャツが似合ってた

失恋ということばは 知ってたけれど
失恋ということばは 知ってたけれど

好きだった人
金魚すくいがうまかった
好きだった人
ヤクザ映画に誘ってくれた

好きだった人
アベレージが 102 だった
好きだった人
ハンバーグを食べていた

失恋ということばは 知ってたけれど
失恋ということばは 知ってたけれど

好きだった人
つよがりをいっていた
好きだった人
一度だけキスしてくれた

好きだった人
レモンをかじってた
好きだった人
海を見つめて泣いていた

失恋ということばは 知ってたけれど
失恋ということばは 知ってたけれど

失恋ということばは 知ってたけれど
失恋ということばは 知ってたけれど

失恋ということばは 知ってたけれど
失恋ということばは 知ってたけれど


7.ひとりきり

作詞:南こうせつ
作曲:南こうせつ

鳥がないて 川が流れて
野山は今 花が咲き乱れ
汽車はゆくよ 煙はいて
トンネル越えれば竹中だ

こんな楽しい夢の様な
こんな素敵なところは
もう今はない もう今はない
もう今はない 今はない ひとりきり

太鼓が響き 御輿がくり出し
いよいよ待ちに待ったお祭りだ
親戚が集まり酒を呑んで
今年は 豊年だ

こんな楽しい夢の様な
こんな素敵なところは
もう今はない もう今はない
もう今はない 今はない ひとりきり


8.マキシーのために

作詞:喜多條忠
作曲:南こうせつ

マキシー それがお前のあだ名さ
マキシー お前は馬鹿な女さ
マキシー 夢を見たことがあったろう
マキシー 二人で金をもうけて
青山に でっかいビルを建てて
おかしな連中 集めて
自由な自由な お城を造ろうと

マキシー 俺 今まじめに働いてんだよ
マキシー 風の便りにきいたけど
マキシー どうして ah 自殺なんかしたのか
マキシー 睡眠薬を 百錠も飲んでさ
渋谷まで一人で 歩いていって
ネオンの坂道で 倒れたって
馬鹿な奴だったよ お前は最後まで

マキシー 俺は明日旅に出るぜ
マキシー お前のせいじゃないのさ
マキシー お前程遠くには行けないが
マキシー 一人旅には変らないさ
悲しみを抱えたままで
夜空に光るお前の 星を捜すまで
さようなら マキシー


9.雨が空から降れば


10.離婚歴三回


11.じんじろ橋


12.あの人の手紙

作詞:伊勢正三
作曲:南こうせつ

泳ぐ魚の群に 石を投げてみた
逃げる魚達には 何の罪があるの
でも今の私にはこうせずにはいられない
私の大事なあの人は 今は戦いの中
戦場への 招待券という ただ一枚の紙きれが
楽しい語らいの日々を 悲しい別れの日にした

殺されるかもしれない私の大事なあの人
私たち二人には何の罪があるの
耐えきれない毎日は とても長く感じて
涙も枯れた ある日突然帰ってきた人
ほんとにあなたなの さあ早くお部屋の中へ
あなたの好きな 白百合をかかさず
窓辺に 飾っていたわ

あなたのやさしいこの手は
とてもつめたく感じたけど
あなたは無理してほほえんで 私を抱いてくれた
でもすぐに時は流れて あの人は別れを告げる
いいのよ やさしいあなた 私にはもうわかっているの
ありがとう私のあの人
本当はもう死んでいるのでしょう
昨日 手紙がついたのあなたの 死を告げた手紙が