南こうせつの40曲

南こうせつとかぐや姫 南こうせつの40曲歌詞
1.青春


2.加茂の流れに

作詞:南こうせつ
作曲:南こうせつ

やさしい雨の 祇園町
加茂の流れにうつる あなたの姿
あれは 初めての恋
見つめあう 見つめあう瞳 あなたとふたり

おぼろ月夜の 清水で
初めてふれたあなたの白い指
あれは はかない約束
涙に 涙にぬれてあなたとふたり

桜散る散る 嵐山
何も言わずに別れて あなたはどこへ
あれは去年の 今頃
想いは 想いはつのる あなたとふたり


3.マキシーのために

作詞:喜多條忠
作曲:南こうせつ

マキシー それがお前のあだ名さ
マキシー お前は馬鹿な女さ
マキシー 夢を見たことがあったろう
マキシー 二人で金をもうけて
青山に でっかいビルを建てて
おかしな連中 集めて
自由な自由な お城を造ろうと

マキシー 俺 今まじめに働いてんだよ
マキシー 風の便りにきいたけど
マキシー どうして ah 自殺なんかしたのか
マキシー 睡眠薬を 百錠も飲んでさ
渋谷まで一人で 歩いていって
ネオンの坂道で 倒れたって
馬鹿な奴だったよ お前は最後まで

マキシー 俺は明日旅に出るぜ
マキシー お前のせいじゃないのさ
マキシー お前程遠くには行けないが
マキシー 一人旅には変らないさ
悲しみを抱えたままで
夜空に光るお前の 星を捜すまで
さようなら マキシー


4.あの人の手紙

作詞:伊勢正三
作曲:南こうせつ

泳ぐ魚の群に 石を投げてみた
逃げる魚達には 何の罪があるの
でも今の私にはこうせずにはいられない
私の大事なあの人は 今は戦いの中
戦場への 招待券という ただ一枚の紙きれが
楽しい語らいの日々を 悲しい別れの日にした

殺されるかもしれない私の大事なあの人
私たち二人には何の罪があるの
耐えきれない毎日は とても長く感じて
涙も枯れた ある日突然帰ってきた人
ほんとにあなたなの さあ早くお部屋の中へ
あなたの好きな 白百合をかかさず
窓辺に 飾っていたわ

あなたのやさしいこの手は
とてもつめたく感じたけど
あなたは無理してほほえんで 私を抱いてくれた
でもすぐに時は流れて あの人は別れを告げる
いいのよ やさしいあなた 私にはもうわかっているの
ありがとう私のあの人
本当はもう死んでいるのでしょう
昨日 手紙がついたのあなたの 死を告げた手紙が


5.ひとりきり

作詞:南こうせつ
作曲:南こうせつ

鳥がないて 川が流れて
野山は今 花が咲き乱れ
汽車はゆくよ 煙はいて
トンネル越えれば竹中だ

こんな楽しい夢の様な
こんな素敵なところは
もう今はない もう今はない
もう今はない 今はない ひとりきり

太鼓が響き 御輿がくり出し
いよいよ待ちに待ったお祭りだ
親戚が集まり酒を呑んで
今年は 豊年だ

こんな楽しい夢の様な
こんな素敵なところは
もう今はない もう今はない
もう今はない 今はない ひとりきり


6.神田川

作詞:喜多條忠
作曲:南こうせつ

貴方は もう忘れたかしら
赤いてぬぐい マフラーにして
二人で行った 横丁の風呂屋
一緒に出ようねって 言ったのに

いつも私が待たされた
洗い髪が芯まで冷えて
小さな石鹸 カタカタ鳴った
貴方は私の からだを抱いて
冷たいねって 言ったのよ

若かったあの頃 何も恐くなかった
ただ貴方のやさしさが 恐かった

貴方はもう捨てたのかしら
二十四色のクレパス買って
貴方が描いた 私の似顔絵
うまく描いてねって 言ったのに

いつもちっとも 似てないの
窓の下には神田川
三畳一間の小さな下宿
貴方は私の指先見つめ
悲しいかいって きいたのよ

若かったあの頃 何も恐くなかった
ただ貴方のやさしさが 恐かった


7.赤ちょうちん


8.うちのお父さん


9.妹

作詞:喜多条忠
作曲:南こうせつ

妹よ ふすま一枚へだてて今
小さな寝息をたててる妹よ
お前は夜が夜が明けると
雪のような花嫁衣裳を着るのか

妹よ お前は器量が悪いのだから
俺はずい分心配していたんだ
あいつは俺の友達だから
たまには三人で酒でも飲もうや

妹よ 父が死に母が死にお前ひとり
お前ひとりだけが心のきがかり
明朝お前が出ていく前に
あの味噌汁の作り方を書いてゆけ

妹よ あいつはとってもいい奴だから
どんなことがあっても我慢しなさい
そしてどうしてもどうしても
どうしてもだめだったら帰っておいで 妹よ……


10.幼い日に

作詞:南こうせつ
作曲:南こうせつ

石ころだらけの この道を
まっすぐ歩いて行くと
親せきの おばさんの家
僕の足音と 蝉の声が
遠く夏の空に こだまする

去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど
一人でここまで 来たのは はじめて

風に揺れてる 稲の影から
かすかに 見えて来た
やさしい おばさんの家
今年も 大きな スイカを食べられる
赤色かな黄色かな さあ 急ごう

去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど
一人でここまで 来たのは はじめて

大きな木の下で 汗をふけば
母ちゃんにもらって来た
ハンカチが まぶしい
向こうから手を振る 向こうから声がする
昔と同じ元気な おばさんの声

去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど
一人でここまで 来たのは はじめて
一人でここまで 来たのは はじめて
一人でここまで 来たのは はじめて


11.今日は雨

作詞:喜多條忠
作曲:南こうせつ

国道沿いの 二階の部屋では
目覚めるときに 天気がわかる
今日は雨 アスファルトに流れる雨を
大きな車が 轢いて走る
一人のベットで 眠り目覚めた
僕のさびしさも 轢いて走る 今日は雨
昨日ほどお前のことを 憎んだ夜はない

昨日のコーヒー 乾いた部屋では
消えゆく星の つらさがわかる
今日は雨 窓ガラスを流れる雨が
心の中まで つたって落ちる
一人のベットで 眠り目覚めた
寒い胸の中 つたって落ちる 今日は雨
こんな日は眠ろう 眠りたいだけ
こんな日は眠ろう 眠りたいだけ


12.愛する人へ

作詞:岡本おさみ
作曲:南こうせつ

きみのきれいな胸
とてもあったかい
暮れ残った日だまりみたいさ
窓の外は冬
雪さえ降ってきた

過去をふりかえると
恥ずかしいことでいっぱいさ
長い眠りからさめると
生まれ変わってた
なんて言うのがいいね

※愛する人よ 眠ろう
ことばは愛想なしさ
愛する人よ 眠ろう
だまってねむりなさい※

正義はまたからぶりさ
こんなところにも
にやなニュースがきこえてくる
街は病気だね
毒が空をめぐってる

なんにもできないから
愛の唄をうたっていくよ
ことばのまゝに生きてゆけたら
そいつはむずかしいな
そいつは苦しすぎるよ

(※くり返し×2)


13.夏の少女

作詞:南こうせつ
作曲:南こうせつ

目を覚ましてみると 白い砂は焼けて
まぶしい日ざしと いたずらな瞳が
僕をまどわす ほほえむ君の顔が
夏の空に溶けてゆく おまえは僕のために
生まれてきた様な なぜかそんな感じ

ラララ 夏の少女よ 強く抱きしめて
二人のすべてを ここにしるしておこう

暮れゆく浜辺には 君と二人だけ
心のゆくままに 波間に漂よえば
夏も終り 泣いてる君の顔が
季節を変えてゆき 冷たい潮風が
熱い胸をぬけて 思い出は涙にゆれる

ラララ 夏の少女よ 強く抱きしめて
二人のすべてを ここにしるしておこう


14.男たちよ


15.おまえが大きくなった時


16.夢一夜

作詞:阿木燿子
作曲:南こうせつ

素肌に片袖 通しただけで
色とりどりに 脱ぎ散らかした
床に広がる 絹の海

着ていく服が まだ決まらない
苛立たしさに 口唇かんで
私ほんのり 涙ぐむ

あなたに逢う日のときめきは
あこがれよりも 苦しみめいて

ああ 夢一夜 一夜限りに
咲く花のよう 匂い立つ

恋するなんて 無駄なことだと
例えば人に 言ってはみても
あなたの誘い 拒めない

最後の仕上げに 手鏡みれば
灯の下で 笑ったはずが
影を集める 泣きぼくろ

あなたに逢う日のときめきは
歓びよりも せつなさばかり

ああ 夢一夜 一夜限りと
言いきかせては 紅をひく

あなたを愛した はかなさで
私はひとつ大人になった

ああ 夢一夜 一夜限りで
醒めてく夢に 身をまかす


17.オハイオの月


18.時は流れて風が吹く


19.れくいえむ


20.旅立つ想い


21.満天の星

作詞:岡本おさみ
作曲:南こうせつ

にぎやかに歌った コンサートは終わり
君は家路に急ぐ
待つ人のいるうちに すぐにおかえり
ひとりの部屋に おかえり

また会おうよ
君のことは忘れない
騒がしい街並はずれたら
仰いでごらん空を

ひとりぼっちのきみに降るのは
満天の星

ひとりぼっちのきみに降るのは
満天の星

ひとにぎりの愛を 心から贈り
ぼくは満たされ眠る
待つ人のいるうちに すぐにかえろう
子供の寝顔と 話そう

また会おうよ
君のことは忘れない
騒がしい街並はずれたら
仰いでごらん空を

ひとりぼっちのきみに降るのは
満天の星

ひとりぼっちのきみに降るのは
満天の星

また会おうよ
君のことは忘れない
騒がしい街並はずれたら
仰いでごらん空を

ひとりぼっちのきみに降るのは
満天の星

ひとりぼっちのきみに降るのは
満天の星…


22.あの日の空よ

作詞:南こうせつ・伊勢正三
作曲:南こうせつ

あの日の空よ あの日の夢よ
去りゆく日々を 知っているのか
君を愛して 深く愛して
時を忘れて 抱きしめていた

激しい雨に打たれても
心傷つき倒れても
愛することを 信じることを
忘れずに 生きてゆきたい

時の流れは いくつもあるさ
そのひとつだけ 君と過ごした

あの日の海よ あの日のうたよ
波に消された 僕等の涙
貝がらひとつ 君にあげるさ
僕の心と 想ってほしい

激しい雨にうたれても
心傷つき倒れても
愛することを 信じることを
忘れずに 生きてゆきたい

みつめる目と目 あふれる想い
巡り合うのが 早すぎただけ


23.葡萄の季節


24.ナイス・ゲーム


25.ひとときの別れ


26.夕陽に悲しいと聞いてごらん


27.北の旅人

作詞:庄司明弘
作曲:南こうせつ

若さにつまずいて
ベソをかいた
あの夏の日

毎晩恋しくて
北へ向かう
バスに乗った

あの街を出る時に
胸に誓った
父のような大人になって
帰ってくるからと

太陽通る道
通いなれた
海岸線

昔に戻るのさ
走りながら
家に向かい

久し振り会う人は
誰も優しく
風のように両手拡げて
迎えてくれるだろう

この街を出る時は
気付かなかった
薄紫 花が咲いてる
誰かを待つように


28.Summer ♪ Angel


29.輝け愛のメロディー


30.息子


31.夕暮れまで


32.青春の傷み


33.春に想えば


34.ああ旅の宿


35.国境の風

作詞:荒木とよひさ
作曲:南こうせつ

遥か海を越え 遠き母の大地(とち)
水鳥(とり)たちは この青空(そら)を 自由に飛び交うよ
せめてこの魂(こころ) せめてこの慕(おも)い
悲しみを伝えてよ 愛する人へと

時代(とき)は何も言わずに 悲しげな微笑み投げるけど
この大空(そら)に 国境の壁はないから

風よ 風よ 祖国(くに)の歌 聞かせて
風よ 風よ 母の歌 聞かせて

やがて陽が沈み 赤い地平線
水鳥たちも より添ってどこかで眠るなら
熱いこの涙 熱いこの慕(おも)い
夢の中で逢わせてよ 愛する人へと

星座(ほし)は何も知らずに おだやかに季節を変えるけど
この夜空(そら)を 奪うこと 誰も出来ない

風よ 風よ 祖国(くに)の歌 聞かせて
風よ 風よ 母の歌 聞かせて

時代(とき)は何も言わずに 悲しげな微笑み投げるけど
この大空(そら)に 国境の 壁はないから

風よ 風よ 祖国(くに)の歌 聞かせて
風よ 風よ 母の歌 聞かせて


36.恋のゆくえ


37.ギターを鳴らせ


38.恋 はるか

作詞:喜多條忠
作曲:南こうせつ

初めて君と 旅をした
列車の窓から 来る風は
海が近いと 教えてた…
向かい合わせに 座った君の
かたく合わせた ひざがしら
桜の花びら ふわっと舞った
はるか はるかの 春のこと

ふたりで暮らし 始めてた
レースをすり抜け 夕焼けが
君の背中を 照らしてた…
カレーライスの 香りのなかで
白いお皿に いくつもの
小さな幸せ 並べて待っていた
はるか はるかの 夏のこと

涙が胸に こぼれた
浜辺でピアスをさがすように
僕の心が 見えないと…
君と別れた 踏み切りの隅
高くひくく コロコロと
忘れこおろぎ 夜通し鳴いた
はるか はるかの 秋のこと

いくつも季節 通り過ぎ
お元気ですかと なつかしい
文字で届いた 年賀状…
君は許して くれたのだろうか
時の流れは 凍えた胸に
そっと陽だまり くれたのか
はるか はるかの 冬のこと
はるか はるかの 恋のこと


39.まごころに生きる


40.雨に漕ぎ出そう


41.男だって泣くんだよ


42.君がいたから


43.コンサート・ツアー


44.歌って笑って


45.友の唄が聞こえる