古内東子 恋歌詞
1.悲しいうわさ

作詞:古内東子
作曲:古内東子

“悲しいうわさなんて恋にはつきものよ”
友達にさえ強がって 冷めたコーヒーを一気に飲みほしてみる
あなたが他の人と会っているらしいって
私がかわいそうだって
平気なふりすれば するほど みじめになるよ

でも不思議ね 話を聞いたとき すぐに彼女の顔が浮かんだ
本当はずっと 心のどこかで感じていたの 危険なサイン

私は彼女を責めたりしない きっと同じように恋してるだけ
愛し合うことには 皮肉なもので ルールも順序も関係ない

降りそうで降らなかった 今夜の雲のように
私の心は 中途半端に 泣いてみることも 嘆くことさえできない

でも不思議ね 考えてることは どんな顔して どんな言葉で
何も知らないふりして いつも通り あなたに会えばいいか、それだけ

心の中では もう決めている 自分の中だけで解決できる
これからあなたを 今までみたいに 愛してゆけると信じて

私は彼女を責めたりしない きっと同じように恋してるだけ
愛し合うことには 皮肉なもので ルールも順序も関係ない


2.ブレーキ

作詞:TOKO FURUUCHI
作曲:TOKO FURUUCHI

「タクシーもひろえないよ もう少し飲もう」
いつもの真面目な顔はどこへ? かなりハイになってるみたい
あなたが振られたこと 噂に聞いたから
何となく二人きりで会うのは 複雑な気持ちだったの
なぐさめているつもりでいても ごめんね
やっぱり少しうれしい気持ち隠せなくて

好きになっていいかな 近くにいてもいいかな
針がさすような胸の痛みを感じるの あなたを見てると
心のブレーキから足を離していいかな
今までずっと目をそらしてた 真っ直ぐに好きになっていいかな

今夜見た映画のこと 語り合ってても
それぞれが別々の想いで ここにいることはバレてる
気づかないふりしばらくしてて
時々普段を装う演技がうまくいかなくても

好きになっていいかな 近くにいてもいいかな
グラスの中の氷のように 少しずつ気持ちも溶けてく
心のブレーキから足を離していいかな
今までずっと目をそらしてた 真っ直ぐに好きになっていいかな


3.大丈夫

作詞:古内東子
作曲:古内東子

うそつきたくない だけど 強がるしかない
あなたに会えない夜でも 大丈夫 大丈夫
愛されていたい だから 微笑んでいよう
あなたに会えない夜でも 大丈夫 大丈夫

青いワゴンを見るたびに あなたのような気がして立ち止まる
もう何日も電話だけ 忙しいのは素晴らしいことだけど
ひとつだけ覚えておいてね すれ違っても信じ合えるのは
私たち二人だからこそ 人はもっと弱いものでしょ

大切にしたい だから困らせたくない
私の寂しい気持ちは 明日には消えるもの
愛されていたい だから 微笑んでいよう
あなたに会えない夜でも 大丈夫 大丈夫

歩きながら話している あなたの声が急に途切れる時
同じ街の中なのに 距離を感じて 少し泣きたくなる
そうね 一人で生きることも出来なくないし きっと気楽だけれど
一度きりの人生ならば 二人でずっと生きてゆこうよ

うそつきたくない だけど 強がるしかない
あなたに会えない夜でも 大丈夫 大丈夫
愛されていたい だから 微笑んでいよう
あなたに会えない夜でも 大丈夫 大丈夫


4.月明かり

作詞:TOKO FURUUCHI
作曲:TOKO FURUUCHI

公園を抜けてゆく いつもの近道は通らずにいこう
金曜日の街中は こんなにもハッピーで陽気なのね
あなたの面影が どこにでもあふれてるけど
やっぱり ここが 私の街だもの

今夜だけは月明かり見上げるふりして
好きなだけ泣かせてね 心から言えるように
“ありがとう 今まで”

何日も考えたの ふたりがさよならを 選んだ訳を
同じ夢持たないで 生きてくのは 傷つけ合うんだと言ってたよね
聞こえる音も声もあなたの言葉になるよ
それでも ここで もう一度始めよう

今夜はそっと月明かり 魔法にかけてよ
愛してた人のことを 思い出にできるように
今夜だけは月明かり見上げるふりして
好きなだけ泣かせてね 心から言えるように
“ありがとう 今まで”


5.そして二人は恋をした

作詞:TOKO FURUUCHI
作曲:TOKO FURUUCHI

こんな夜中に呼び出されても いちばんきれいな顔して会えないのに
慌てふためいて塗った口紅 そして二人は恋をした
きっと友達の顔ってあるのね それが今夜は少しずつどこかに消える
新鮮なあなた一秒ごと見つかる あの日二人は恋をした

十年たってもきっと忘れない 高鳴る胸に苦しかったキス
夢の中でも夢だったこと あなたの腕が今そばにある
もっと二人で恋をしよう

コンビニの前に止めた車は あなたが住んでいる街へと向かってるの
ビール片手に訪ねてゆくよ だってこんなに恋してる

十年たってもずっとこのままで 痛いくらいに会いたい気持ち
泣きたい時も 笑いたい時も 一番先にあなたを想う

十年たってもきっと忘れない 高鳴る胸に苦しかったキス
夢の中でも夢だったこと あなたの腕が今そばにある
もっと二人で恋をしよう


6.ケンカ(album version)

作詞:TOKO FURUUCHI
作曲:TOKO FURUUCHI

恋も遊びも仕事もみんなうまくいくことなんて
それはそれできっとつまらない
今の私の望みはたった一つ叶えばいい
大好きな人と幸せでいたい

あと5分思いきり泣いたならばもう忘れよう
よくあるただのケンカだもの
ボリュームをあげたテレビの前でいっそ笑い飛ばそう
いつになっても意地を張り合う私たち

恋も遊びも仕事もみんなうまくいくことなんて
それはそれできっとつまらない
今の私の望みはたった一つ叶えばいい
どうかもう少し素直になりたい

気づいたよ お腹を割ってケンカしたら
不思議だね あなたが前より可愛いよ
それなのに一言謝るってことが世界一
歯がゆいくらい 苦しいくらい 難しい

泣いて笑って怒って 忙しさに疲れるけど
それがきっと恋と呼ばれるもの
今の私の望みはたった一つ叶えばいい
大好きな人と幸せでいたい

どうしようもない程わかってる
我慢が足りないこと わかってる
思い出そう あなたに出会う前の寂しい自分を

恋も遊びも仕事もみんなうまくいくことなんて
それはそれできっとつまらない
今の私の望みはたった一つ叶えばいい
大好きな人と幸せでいたい

恋も遊びも仕事もみんなうまくいくことなんて
それはそれできっとつまらない
今の私の望みはたった一つ叶えばいい
大好きな人と幸せでいたい


7.どれくらい

作詞:TOKO FURUUCHI
作曲:TOKO FURUUCHI

どれくらいの想いならいいの?
どれくらいの想いならいいの?

ほどいた手をもう一度つないで 別れ道を二人背中にした
一分でも長く居たい気持ち きっとあなたも感じてくれるよね

歩く速さまで遅くして 起きる時間まで早くして
わかる あなたのその努力が だから知りたいの

どれくらいの想いならいいの?あなたの自由を奪わずに
どれくらいの想いなら壊れないでいられるの?

“楽しかった”不器用につぶやく 別れ際の照れるような言葉も
あなただから 特別うれしくて 泣き出しそうな顔をうずめていた

いつも自分を持ってる人 そんなあなただから なおさら
いつか疲れるのがわかるの だから急がなきゃ

どれくらいの想いならいいの?あなたの自由を奪わずに
どれくらいの想いなら壊れないでいられるの?
愛しすぎて この気持ちが あなたの荷物になるようで
どれくらいの想いならずっと二人 いられるの?


8.余計につらくなるよ

作詞:TOKO FURUUCHI
作曲:TOKO FURUUCHI

もうすぐ終わる今年の手帳 一ページずつ読み返した
何もかも 満たされてた あなたを幸せにしてると思ってた
二人よりも大切なものが その胸の中に生まれたのね
何もかも変わってゆく あなたは一人でも黙って歩いてく

あいたいと本当に思うまで どうか今度あう約束はしないで
余計につらくなるよ

めぐってゆく時はもう二度と きっと戻っては来ないけれど
お互いが優しさを 出会ってから今まで 少しずつ失くしてる

心から愛しく思うまで どうか抱き寄せて口づけはしないで
余計につらくなるよ
あいたいと本当に思うまで どうか今度あう約束はしないで
余計につらくなるよ


9.いそがないで

作詞:TOKO FURUUCHI
作曲:TOKO FURUUCHI

“クリスマスにも仕事だらけ”と 忙しそうに電話を切ったけど
また一つ恋を失って その痛みから 逃げてるのわかるよ
通りからあふれてる 笑い声に耳そらし いつもよりも早歩き
本当は誰かを愛したいのに

そんな風に いそがないで
今よりもっと幸せになる そのために、そのためには焦らないで
そんな風に いそがないで
出会えるチャンス通り過ぎてる
一人きり、一人きりなど慣れなくていい

“ちょっと気になる”そう話してた あの人のこと誘ってみればいいのに
ありふれた毎日が ありがたく思えても それはただのイリュージョン
メリーゴーランドは まだ回ってる

傷ついたり 傷つけたり 時にはいっそ目に見えるもの
すべてから自由になってみたいけれど
切ないのも 泣きたいのも 誰かのこと想ってたから
空っぽの心になど 何も運ばれてこない

そんな風に いそがないで
今よりもっと幸せになる そのために、そのためには焦らないで
そんな風に いそがないで
出会えるチャンス通り過ぎてる 一人きり、一人きりなど
慣れなくていい


10.宝物

作詞:古内東子
作曲:古内東子

あなたは生まれて来た時から
私が探し続けた宝物だった
傷つけることも責めることもないように
この腕の中 この小さな腕の中 守れると思ってた 思ってた

春を待つこの街に最後の雪が降った日
あなたが引っ越したって友達に聞いたの
そしてあの部屋からは誰もいなくなった
それぞれが思い出を半分置いて 半分持って
さよならを決めたのは私だけど
今わかるでしょ あの時のつらさ

二人で過ごして来たあの日々は
これからも私にとって宝物だから
どこかで傷みを感じながら恋をして
この腕の中 この小さな腕の中 誰かを抱くでしょう 抱くでしょう

一度入れたメッセージ 聞いたかわからないけど
返事がなくてよかった ずっと待ってたけど
「別に用はない」なんて 見え透いた嘘はきっと
あなたはわかっていた 寂しい気持ち 会いたい気持ち
さよならを決めたのは私なのに
教えられたの あなたの強さとやさしさに

あなたは生まれて来た時から
私が探し続けた宝物だった
傷つけることも責めることもないように
この腕の中 この小さな腕の中 守れると思ってた

二人で過ごして来たあの日々は
これからも私にとって宝物だから
どこかで傷みを感じながら恋をして
この腕の中 この小さな腕の中 誰かを抱くでしょう