はぐれ雲どこへ

和田青児 はぐれ雲どこへ歌詞
1.はぐれ雲どこへ

作詞:かず翼
作曲:宮下健治

男は後ろを振り向かず 淋しさ道づれに
昨日を脱ぎ捨て出て行けと 背中を風が押す
オーイ オーイはぐれ雲 はぐれ雲どこへ・・・
真っ赤な夕陽を 追いかけて
目指すは遥かな 地平線
心の荒野(あれの)で 見る夢は
誰にも負けないぞ あぁどんと行け

男は器用に生きるなと 父親(おやじ)の口癖が
今でも聞こえる放浪(さすらい)の 旅路の果てまでも
オーイ オーイはぐれ雲 はぐれ雲どこへ・・・
故郷(こきょう)に残した あの女(ひと)は
俺など忘れて くれただろう
心の荒野に 咲いた花
散るなよいつまでも あぁ逢いたいなぁ

オーイ オーイはぐれ雲 はぐれ雲どこへ・・・
まだまだ丸くは なれなくて
とんがりぶつかり 弾(はじ)かれる
心の荒野は 夜明け前
命をかけてみろ あぁどんと行け


2.東京で一緒に暮そうよ

作詞:新條カオル
作曲:内山公男

潮の匂いの はまなす便り
おふくろ想うと 涙が熱い
ビルの谷間で 見上げる夜空に
揺れているんだ 優しい笑顔…
俺も人並み なんとかやれる
おふくろヨ… 東京で一緒に暮そうよ

海を遥かに 見渡す丘に
おやじが永眠って 七年だろか
ひとりぼっちは 父ちゃんだって
辛いだろうと 言葉を濁す…
苦労かけたと 詫びてるはずさ
おふくろヨ… きっとおやじも喜ぶよ

北の故郷 忘れるものか
この俺信じて まかせてほしい
浜の仕事で 痛めた身体
俺と二人で 直せばいいさ…
親子なんだぜ 迎えに行くよ
おふくろヨ… 東京で一緒に暮そうよ