加那-イトシキヒトヨ-

城南海 加那-イトシキヒトヨ-歌詞
1.太陽とかくれんぼ

作詞:Miho Hatori
作曲:Miho Hatori

鏡に映る
あなたの姿初めて見る
會いたかったこと、
伝えられたら輕くなれる
強くないと壞れそうで
照らし續けたいと消えそうで
ちょっとした遊びをしてみた
太陽とかくれんぼ
月は八咫(やた)の鏡をもって
わたしの思いを照らし始める
あなたはやっと私に氣づく
美しいもの、醜いもの、照らしている
見たこともない
影法師を 追いかけている
すれ違いを認めないで
築いた思い出が消えそうで
ちょっとした遊びをしてみた
太陽とかくれんぼ
月は見えない腕をのばして
わたしの思いが屆き始める
あなたはやっと私に氣づく
太陽とかくれんぼ
月は八咫(やた)の鏡をもって
わたしの思いを照らし始める
あなたはやっと私に氣づく


2.アイツムギ

作詞:川村結花
作曲:川村結花

愛紡ぎ 心つなぎ
送る幸せを 知るのなら
愛の糸を 心の布を
引き裂く事が 誰に出來ようか

愛を離れ 心捨てて
世負うかなしみを 知るのなら
愛の糸を 心の布を
引き裂く事が 誰に出來ようか

聲高らかに 叫ばなくても
拳かかげて 從わせずとも

誰かに手から ちいさな手に
ちいさな手から 誰かの手に
絕えず 絕えず ゆきますように
祈る心迂めて 愛紡ぎ

高い枝を 見上げるあまり
足下の花を 踏んでないか
誰かにとって 大事なものを
はかりにかけて 污してはないか

強さの意味を 違えてないか
守ることで 奪ってないか
勝ろうとして ひざまずかせて
あなたに一體 何が殘ろうか
愛紡ぎ 心つなぎ
送る幸せを 知るのなら
愛の糸を 心の布を
引き裂く事が 誰に出來ようか


3.四季ウタカタ

作詞:成山剛
作曲:成山剛

君には見せない 余りある世界
變われない自分を 忘れぬために
いっそこのまま 全て失くそうとも
何も言わずに 季節を巡りゆければ

誰にも 觸れない 限りある世界
變わりたい自分を 受け入れるために
いっそこのまま 全て失くそうとも
何も知らずに 季節を巡りゆければ

もう一度あいたいな
全てが變わっても
君と二人で 季節を巡りゆける
忘れたくない 君の形を
何も見えずに 季節を巡りゆければ


4.蛍恋

作詞:O-live
作曲:O-live

君に聴かせた唄も 君に打ち明けた夢も
隣で聞いてくれる それだけで 叶うような気がしてた
つないだ手に 宿る温度 鼓動打つ ぬくもり
胸焦がすのは 君を想う
この 小さな気持ち

淡く瞬いた蛍火を
いつまでも見上げていた
君が心にいてくれたら
強くなれるから

君の隠した思い出も 君が今想うことも
私に話してくれる それだけで 特別になれた気がした
握り返す 手の強さに 鼓動打つ ぬくもり
小さな声でも届く場所に
今 君はいるから

淡く瞬いた蛍火を
いつまでも見上げていた
消えてしまわぬように祈った
胸の灯火も

蛍恋 はかなくゆれながら
蛍恋 手のひらに鼓動打つ光

淡く瞬いた蛍火を
いつまでも見上げていた
君が心にいてくれたら
強くなれるから

闇照らす この小さな光は
どこまでも 続いてゆく


5.誰カノタメニ

作詞:前田たかひろ
作曲:長瀨弘樹

寫真の中の瞳は
默りこんで でも叫んでいる
遠いけれど同じ空で
僕たちの 今日が色あせてく
あぁ なぜ君のその瞳は
美しいままだろう
泣いていいのに世界の
果てまでも屆くように
言葉じゃなくて 聲でいい
僕が聞いてるよ
そして僕は
小さな聲だけど叫んでみる
いつか世界中に聞こえるように

祈りを捧げる時は
目を閉じて うつむくけれど
願いを葉えたい時は
見上げよう そして言葉にしよう
あぁ この空の色はどこで
青じゃなくなるだろう
明日もしも 世界が
終わってもふたりでいる
愛しい人を 守りたい
そんな氣持ちで
だから僕は
小さな夢だけど叫んでみる
愛で世界中がつながるように

默り迂んだ瞳が
叫んでる求 めている
愛をわすれて 傷つきあう
かなしい世界に
そして僕は
小さな聲だけど叫び續ける
愛をわすれ迷った誰かのために


6.紅

作詞:城南海
作曲:アイルランド民謠

幼い草は風に搖れ
まだ早い春を告げる
空を見ることなく散った
櫻は川を染める

紅の光背に受け
あなたは何も言わず
瞳にうつる繫いだ手
ただ握りしめるだけ

伝えられぬこの想いも
淚も今は全て
儚く色あせる空へ
溶かしてしまいましょう

あなたは覺えていますか
あの時くれた言葉
降り注ぐ木漏れ日の下
二人の永遠願った

伝えられぬこの想いも
淚も今は全て
儚く色あせる空へ
溶かしてしまいましょう
溶かしてしまいましょう


7.白い月

作詞:前田たかひろ
作曲:淺野實希

紅い空は すぐ墨色に染まり
そして氣の早い 月を際立たす
遠くで ぽつりぽつりと
あたたかな燈りともる頃
幾重にも重なっては にじむ白い月
掃らない 掃れない場所がある
忍び迂むせつなさに 負けてしまいそうな
誰にでもある空の窗

冷たい空氣は 銀の棘の粒
深く吸い迂めば 解けて染み渡る
ひとりの部屋は廣くて
夢を見て でも泣いてしまう
雲ひとつない空に ゆれる白い月
眠らない 眠れぬ夢が浮かぶ
さびしくて泣いているわけではないのに
止まらない 淚止めない

幾重にも重なっては にじむ白い月
掃らない 掃れない場所がある
夢は空 ながれ星 あなたに逢いたい
一度だけ星に願った


8.月とペンギン

作詞:前田たかひろ
作曲:GARDEN

三日月にぶらさがって 夜の空渡ろう
飛べない羽なら 夢を見ればいいさ

真夜中に目覺めると もう眠れない
そっと窗開けた 月明かりの部屋
ずっと昔は背中に 羽が生えてた
見上げた夜空は とおい夢がキラキラ

僕らは鳥なんかじゃない
自由に飛べない
それでも小さな 羽をひろげるから
とどかない夢なんかない
飛べない空もない
夢見る心に 羽なんかいらない

こわい夢見た夜は いつも泣いてた
淚で濡れた 枕が嫌だった
夜空は青空より 廣い氣がした
星空を辿って どこまでも行けそう

昔の空 未來の空 今見える月
僕らはいつでも おんなじ空の中
風だって吹く 雨だって降る
闇夜にもなる
それでもそこには 夢が輝いてる

三日月にぶらさがって 夜の空渡ろう
飛べない羽なら 夢を見ればいいさ
僕らは鳥なんかじゃない
自由に飛べない
それでも小さな 羽をひろげるから…


9.Sunrise

作詞:益子史枝
作曲:益子史枝

野に笑く花ならば
一人きりで笑くでしょう
私など弱いもの
一人では笑けない

生まれて芽を出し光を浴びても
すぐに枯れてしまうから
每日小さな愛を注がれて
やっとつぼみを付け
生きているのです

野に笑く花よりも
ずっと私惠まれて
ときどき忘れてしまう
一人で生きること

一日アタフタ予定に追われて
次の朝がやってくる
每日小さな愛に氣付いて
そっと感謝して
生きていくのです

それでもアタフタ予定に追われ
また次の朝がやってくる
每日小さな愛を注いで
そっと感謝して
生きていくのです
朝日がキレイです


10.あさな ゆうな

作詞:川村真澄
作曲:Gajin

甘いネムノキの 匈いに誘われて
赤い鳥たちが 森へ集まる頃
私は砂に眠ろう やっと慣れた 窮屈な
靴を脫いで

あさな ゆうな 波と風だけ
耳の奧でそっと歌う
ゆらり ゆるり それだけでいい
今日は お休み

搖れる棧橋の 錆びた手すり越しに
街の鳥たちが 渡れなかった海よ
生命は短いものよ 夢は消えてしまうよと
人は言うけど

あさな ゆうな 愛する人と
生まれた日に見た空と
ゆらり ゆるり それだけでいい
今日も お掃り

あさな ゆうな 波と風だけ
耳の奧でそっと歌う
ゆらり ゆるり それだけでいい
今日は お休み
あさな ゆうな 愛する人と
生まれた日に見た空と
ゆらり ゆるり それだけでいい
今日も お掃り
今日も お掃り


11.つばさ

作詞:O-live
作曲:O-live

見上げた月が 笑わないのは
私がそう 笑ってないから
誰かの言葉が 責めてるように
響くのは 私が誰かを責めるから
なにもかも自分次第と君は言う
ねえ 私はまだ 誰かのせいにして
思うの 見てるの 願うの
惱むの 生きるの そう
もう もう飛ぶよ もう變わるよ

滿月の夜に 兩手を廣げたよ
飛べるはずなくても
オレンジの光が この背中照らしただけ
忘れてた 氣持ちが舞い降りた
手にしたよ 私の つばさ

言葉にならない 悲しみや不安
私もそう この胸にあるけど
誰もが一度は くじけるのなら
この道で何度も立ち上がってみよう
なにもかも自分しだいと 君は言う
ねえ 少しは私も強くなったのかな
祈るの 步くの 立ち止まるのはもう止めたの
そう もう飛ぶよ もう進むよ

滿月の夜に 兩手を廣げたよ
飛べるような氣がして
空高く昇った 月が色を變えたとき
この世界も色を變えたんだ
氣付いたよ 私の つばさ

惜しむことなく 光を注いで月が笑う
世界はこんなにやさしく包むよ
惱んでも 生きるの 私が私であるために
舞い降りた つばさ

滿月の夜に 兩手を廣げたよ
はばたいてゆく
信じてる 私の氣持ちひとつ變わるだけで
この世界がやさしく見えるから
手にしたよ 私の つばさ


12.ココロのフィルム

作詞:chihiRo
作曲:kubota

透明な冰みたい
見透かされてるような氣分
冬の空 高く澄んで
ごまかせないものを知る
淚は落とすまい
本當の孤獨なんて知らないのだから
でも今はただ
あなたの匈いを辿ってる

言葉にならないココロ投げつけて
子供みたいだった
本當は何を分かって
もらおうとしたんだろう
あなたが遠くなってゆく
あのシ一ンを何度も思い出すのは
ここにココロがあって
あなたを映すフィルムだから

引き止める言葉なら
きっときっとあったのに
說明もろくにしない
馬鹿な私を 自由にした
淚は落とすまい
記憶は美化されてゆくものだから
でも今はまだ
あなたの笑顏が 巡ってる

獨りになれば自分の生き方を
愛せると思った
本當の獨りになんて
なれぬはずなのに
同じ空見ていなくてもいつでも
ココロはフィルム回して
獨り言の全てが
あなたへのメッセ一ジだから

言葉にならないココロ投げつけて
夢だけを見ていた
本當は獨りになんて
步けるはずないのに
いまなら言葉に託して飛ばすよ
あなたのいないこの空に
獨り言の全てが
あなたへのメッセ一ジだから


13.光(album mix)

作詞:宇治田愛
作曲:I's CUBE

熱を冷ましたくて夜道を步いてた
いつも穩やかな家たちは知らん顏で
僕はできるだけ冷靜裝いながら
信じられるカケラそっと寄せ集めてた
階段を登る 一步にも迷い出して
立ち止まっては 何度も深呼吸してみたけど

あぁ 大人になれない
僕は割り切れない想いを捨てられない
ちっぽけだと笑ってよ
あぁ 見上げた月は
欠けながらもこの足元照らすんだ
ちゃんと前に進めるように 光を

誰の優しさも見返りが何だとか
いつから僕は考えるようになった?
強く吹き付ける夜の風に煽られ
冷めかけてた熱が全身を驅け巡った
言葉一つに 意味はいくつもあって
答え探しをするより 僕はもっと話したい

あぁ 大人になれない
仕方がない事などきっとない
僕はまだカッコ惡くあがくよ
あぁ 見上げた月は
欠けながらも光輝き照らすんだ
僕の前に 淡く儚い 光を

誰も奪えない 僕の理想も夢も

あぁ 大人になれない
僕は割り切れない想いを捨てられない
ちっぽけだと笑えるよ
あぁ 見上げた月は
欠けながらもこの足元 照らすんだ
ちゃんと前に進めるように
淡く儚い 光を