白い月

城南海 白い月歌詞
1.白い月

作詞:前田たかひろ
作曲:淺野實希

紅い空は すぐ墨色に染まり
そして氣の早い 月を際立たす
遠くで ぽつりぽつりと
あたたかな燈りともる頃
幾重にも重なっては にじむ白い月
掃らない 掃れない場所がある
忍び迂むせつなさに ときどき負けそうな
誰にでもある空の窗

冷たい空氣は 銀の棘の粒
深く吸い迂めば 解けて染み渡る
ひとりの部屋は廣くて
夢を見て でも泣いてしまう
雲ひとつない空に ゆれる白い月
眠らない 眠れぬ夢が浮かぶ
さびしくて泣いているわけではないのに
止まらない 淚止めない

幾重にも重なっては にじむ白い月
掃らない 掃れない場所がある
夢は空 ながれ星 あなたに逢いたい
一度だけ星に願った


2.ひかりさすみち

作詞:川村結花
作曲:川村結花

ココロは置いて行かない
步き出せなくなるから
一緒に見れる最後の
町並みが日暮れて行く
どうして僕らは あの空に
手をのばし續けるのだろう
答えさえも 見えないまま
サヨナラ サヨナラ
今日よりもっと 輝ける日が來るなら
僕らは どこかできっと
もう一度會えるから
絕え間ない不安に 足を取られず
それぞれの明日を行こう
まっすぐに 聲のする方へ
ひかりさすみちを ひかりさすみちを

いくつか季節が過ぎて
もういちど會えたときは
思い出話だけで 終わりたくないから
負けそうな夜には 思い出すよ
おんなじ この星空のもとで
君もきっと あきらめずいること
別れの時間が また1秒近づいた
淚あふれる 時よこのまま
流れないで 流れないでいてサヨナラ…
サヨナラ サヨナラ
今日よりもっと 輝ける日が來るなら
僕らは どこかできっと
もう一度會えるから
サヨナラ サヨナラ
今日よりもっと 輝けるその時まで
まっすぐに 聲のする方へ
ひかりさすみちを ひかりさすみちを


3.潮風と木枯らし

作詞:O-live
作曲:O-live

繰り返した 君の言葉
今も胸に笑いたままで
思い出して 泣きたくなる
この氣持ちは忘れたくない

氣付けばいつでも
潮風に守られていた
この街では 木枯らしが
胸をさすって 髮を搖らして
吹いていく

聞かせて 聞かせて
風の唄を
君が今聞いてるその唄を

聞き返した 君の氣持ち
小さく風に吹かれたけど
あの日のまま 今も空に
浮かんでいる そんな氣がして

相變わらず君は 潮風に包まれますか
この街では木枯らしが
背中押すように 髮を搖らして
吹いていく

聞かせて 聞かせて 風の唄を
君が今聞いている唄を
歌って 歌って 私はここにいる
大事なこと忘れないように
空を泳ぐ 風が歌うよ
忘れないように
歌って 私はここにいる
大事なこと忘れないように