愛しき日々/坂道

堀内孝雄 愛しき日々/坂道歌詞
1.愛しき日々

作詞:小椋佳
作曲:堀内孝雄

風の流れの 激しさに
告げる想いも 揺れ惑う
かたくなまでの ひとすじの道
愚か者だと 笑いますか
もう少し時が ゆるやかであったなら

雲の切れ間に 輝いて
空しい願い また浮ぶ
ひたすら夜を 飛ぶ流れ星
急ぐ命を 笑いますか
もう少し時が 優しさを投げたなら
愛しき日々の はかなさは
消え残る夢 青春の影

気まじめ過ぎた まっすぐな愛
不器用者と 笑いますか
もう少し時が たおやかに過ぎたなら
愛しき日々は ほろにがく
一人夕陽に 浮かべる涙

愛しき日々の はかなさは
消え残る夢 青春の影


2.坂道

作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

右手から こぼれた 人生を
秋桜の 秋が ふたり染めている
ゆるやかな 坂道 あの人と
影さえ 触れずに 歩いている
あ…埋められぬ 歳月が
時代の流れが そこにある
何も聞かず 何も言わず
ただ 人生は 捨てたものじゃない

この坂を 降りれば あの駅で
めぐり逢い だけで 恋はまた終わる
美しい 横顔 盗んでも
ふたつの 生き方 待っている
あ…若き日の 落日が
時代の早さが そこにある
何も聞かず 何も言わず
ただ 人生は 捨てたものじゃない

あ…埋められぬ 歳月が
時代の流れが そこにある
何も聞かず 何も言わず
ただ 人生は 捨てたものじゃない

ゆるやかな 坂道 あの人と
影さえ 触れずに 歩いている